四日目、嘉風の引きに土俵に這って二敗目。
序盤で二敗は優勝の可能性が潰えた。
休場明けで進退を賭けている鶴竜が土つかずの四連勝。
となれば追いつくのは難しい。
まして「かち上げ、張り差し」を禁じられてはかつての相撲に戻るのは
いくら白鵬でも時間がかかるだろう。
稀勢の里は無理して出場し四日目で三敗。
こちらが深刻だ。
土俵下の表情も冴えない、というか迷いがにじみ出ている。
二日目に勝った時の場内の大歓声とアナは伝えるが横綱として勝って当たり前。
どうも以前から感じていたが「贔屓の引き倒し」感が否めない。
北の富士じゃないが40回も優勝したらもういいんでないの?、か。
今後、この記録が破られるとは思われない。
白鵬は土俵に上がる以上優勝が目標だ。
それがなければ引退しかない。