乗り物のドアが完全に閉まっていない状態を俗に「半ドア」という。
今回飛行機のドアが「半ドア」で飛行したという。
ドアを閉めるのは機内でなく機外にいる整備員が閉め、機内の乗務員が確認する。
コクピットの乗務員もランプによって二重にチェックすることになっている。
コクピット内でまずドアが閉まっていないときに点灯する。次にどのドアが閉まっていないかをチェックする。
すべて閉まっていることを確認してから離陸態勢に入る。
その他、諸々の手順も当然あるが。
車の場合でも前面のパネルに「半ドア」の赤ランプが表示される。
気づかなくても走行中にガタガタと異音がして気づく。
今回も異音がして離陸した空港へ引き返した。
ヒューマンエラーか、機体の不備か?
詳細はこれからの調査の結果を待つほかないが。
国内の鉄道でもこの手のニュースはよく目にする。
ドアを開けたまま走行していたとか。車掌を置き去りにして発車した。
原因が何であったのか続報はないのでわからないが、乗務員の間の連絡が不十分なのか。
とにかく人の命を運ぶだけに単純ミスでは済まされない。