北海道内七空港の一括民営化が進められている。
どうせ国の指示なのだろ。
新千歳空港を除けば一日一往復、或いは数往復が現状。
どこも赤字である。
その空港を民営化となれば結果がどうなるか火を見るよりも明らかだ。
黒字空港は別として現在赤字の空港は早晩閉鎖の憂き目を見るだろう。
それは国鉄民営化によるJR北海道の姿で立証済みだ。
なにせ、営業路線の半数が自力で営業困難と言っている。
これまでも空港からの二次交通をどうするかが悩みだった。
そこにJRの路線廃止だ。
学識経験者はもっと観光資源がある、それを活用しなければと言う。
言うは易く行うは難し、の典型だ。
例えば、世界遺産の知床など海外からの観光客も多い。
しかし、空港を降りて次の交通機関は、といえば何もない。
海外、特に欧米からの観光客は個人が大半を占めている。
中国も規制緩和によって個人客が増えている。
そんな中で二次交通整備・拡充もなしに空港を民営化するなど新千歳を手に入れる手段として
他のローカル空港を犠牲にするとしか思えない。
このような国の施策に安易に乗ってしまう知事のやり方は如何なものか・・・。