sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

再度

2015-09-08 08:48:18 | 日記

今日は、自民党総裁選の立候補受付日。

 

野田聖子氏が立候補すべく奔走したが、20人の推薦人を集められず断念。

一政党の代表を決めることを「速報」で流すマスコミ。

確かに、自民党の総裁イコール総理大臣となる公算大なるものはある。

 

自民党の終焉が始まった感を覚える。

よかれと始めた小選挙区制度。虚構の多数を国会で占めることができる。

現状は?

安保法案をめぐり世論の反撃に会い、今や立ち往生の感。

 

60日規定は使わないと明言。

では何のための大幅会期延長だったのか。

ここまで世論の抵抗が激しくなるとは想定外であったから。

ここで60日規定に則って「粛粛」と進める時のリスクは想像に絶する。

 

今日を入れて会期末まで残り三週間。

連休もあり、実質的には来週いっぱい。

 

シナリオがどんどん狂いだしてきた感。


中選挙区制の時代、派閥の領袖が競い合い保守票掘り起こしに成功していた。

小選挙区制は、選挙区で一人。

そうなると派閥など何の力にもならない。

選挙を仕切る人間の匙加減で当落、否、立候補者が決められる。

誰に付くのが得かで決まる。

それが、今回の総裁選に如実に現われた。

総ての派閥が安倍へ安倍へと靡いた。

 

一番に手を挙げたものは「初やつよ」とおぼえもめでたかろうて。

 

戦後、続いた自民党の時代に幕が下ろされようとしている。

むろん、籍を置く人間に予測はできない。

世の中、有るのは瞬間の現在と悠久の過去のみ。

未来と言う時間などは瞬時もない。

言葉で表現したり口の端に上らせることはできるが、

科学的ではない。

 

 

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