sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

おれたちの街

2016-04-08 13:56:55 | 日記

逢坂剛著。

お茶ノ水警察署生活安全課保安二係。

係長斉藤斉、部下の梢田威。

といっても二人だけの係。

小学生時代の同級生。

斉藤は秀才、梢田は悪ガキ。

社会に出て警察官になってなぜか秀才が上司で悪ガキが部下。

縦社会の警察。肩書がすべて。

管轄する地域で繰り広げられるコントさながらのやりとり。

読みながら笑ってばかり。

 

この本が御茶ノ水署シリーズ第四弾ということで図書館のHPで検索し借りる。

まずは第一弾目「しのびよる月」を読み終えた。最近の漫才よりずっと面白い。

 

著者の名前は知っていたが読んだ記憶はない。

 


民進党綱領

2016-04-08 09:56:18 | 日記

民進党綱領の抜粋

(私たちの目指すもの)

一. 自由と民主主義に立脚した立憲主義を守る

 私たちは、日本国憲法が掲げる「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を堅持し、自由と民主主義に立脚した立憲主義を断固として守る。象徴天皇制のもと、新しい人権、統治機構改革など時代の変化に対応した未来志向の憲法を国民とともに構想する。

 

以下に現行憲法の「天皇」の項目を抜粋して示す。

第1章 天皇

 

〔天皇の地位と主権在民〕

第1条天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

 

昨日、民進党のHPを覗く。

綱領はいかにと検索。

紙にしてA4二枚程度。

 

先だって岡田代表が「共産党は天皇制を否定している」ので一緒にはできない旨の発言があった。

そこで思いついて調べてみた。

 

以下は共産党の綱領の中で「天皇」についての記述を抜粋したものである。

11 天皇条項については、「国政に関する権能(けんのう)を有しない」などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神からの逸脱(いつだつ)を是正する。

 党は、一人の個人が世襲(せしゆう)で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫(しゆびいつかん)した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃(そんぱい)は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。

「・・・一人の個人が世襲で・・・」についてはその通りであろう。

「・・・国民の総意によって解決されるべきものである。」に至っては現行憲法の「・・・この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と合致しているだろう。

現行憲法擁護の立場から言えば矛盾はないと思う。

 

安倍政権の憲法蹂躙の暴走を止めるために国民各層から湧き上がる声に真摯に向き合うとき

あれこれの理由で共同を拒否、あるいはためらいを見せるのは如何なものか。

安保法制を廃棄し閣議決定をないものにするそのための共同。

それがなった以降は話し合いで解決を図る。

 

著名な識者からもそのような発言が相次いでいる。