sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

ニュース

2016-01-17 13:13:24 | 日記

昼のNHKニュース。

宜野湾市長選告示、各候補の声を伝える。

現職は「このフェンスを取っ払う」と普天間基地返還を迫るかの印象。

対立候補、「翁長知事と辺野古新基地を作らせない」と。

ここで終わり。当然普天間基地の返還、そのほかの政策も訴えたはず。

これでは、ニュースを見た印象として宜野湾市長選で「辺野古新基地を許さない」ってなんだ?

の、疑問が出るのでは。

現地で候補の訴えを聞いている人は分かるが全国に向けた放送の在り方としては、

NHKの姿勢に疑問を呈しておきたい。

 

米軍によって取り上げられた土地に作られた普天間。

「辺野古新基地を許さない」と「普天間返還」は対の課題。

 

何かと問題のあるNHKの報道。姿勢を問う。

 


宮部みゆき:悲嘆の門

2016-01-17 10:21:43 | 日記

昨日、下も読み終えた。

なかなか閉じさせてくれない。毎度のことだが。

著者曰く、この手の話は好きなようで。

最後は読者も願った展開で終結。

英雄の書では物語が「紡がれる」から展開される。

今回は「言葉」から始まる。現代のネット社会をちょっと批判か?

著者もネット上で発信している。使い方次第ということか?

裏ネットで個人攻撃。大人も子供問わず。

匿名ゆえの罵詈雑言。果ては「死ね」「殺す」。

それが殺人に直に繋がる。恐ろしいといえば怖い。

ネット上で流された「言葉」は取り消しが効かない。対人関係でも変わりはないが、

当事者の内面に残されることはあるが、第三者にまで、不特定多数に広がることはない。

仮にそうだとしても規模の大きさではネットには遠く及ばない。

 

この時代に生きるものにとって、SNSといわれる便利なシステムを手にしたが、

果たして、「便利」か「不便」か。

その二択でくくられる範囲においてならさして問題はないだろう。

別なところでそれが「凶器」となり誰かを「弾劾」し「冤罪」に落とし込む罠として、

使われると「悲劇」と「憎しみ」を生み出し、加速させる。

 

フィクションでなく現実にその手の犯罪が続き、残忍化するのをどう見るか。

成人であっても「制御」できない。まして経験によって世の中を知る段階の子供。

特に「女子」にとって、いつ「牙」を向いて襲い掛かるか想像すらできない。

 

どこかで歯止めを。と、思いはあるが、現実的な、効果的な方策は思い浮かばない。

そうしているうちにどこがで悲惨な事件が起きている。数日、数か月して問題として現れる。