昨年の3倍以上と豊漁
国内でも最高級といわれる宮津湾(京都府宮津市)の天然トリガイ漁が1日、解禁された。宮津市漁協宮津支所(同市漁師)に集められたトリガイは、初日の漁獲個数が昨年の3倍以上と豊漁。休漁と不漁が3年続いていただけに、漁業者らは胸をなで下ろしていた。市場で競りにかけられた後、京阪神方面の料亭などへ出荷された。
宮津湾の天然トリガイは大型、肉厚で、刺し身やすしネタとして、高級料理店などで珍重されている。年によって漁獲量が変動しやすく、2002年に29年ぶりに漁を中止して以来、ここ2年は不漁だった。昨年は初日が291個と特に少なく、操業もわずか1週間で終わった。
この日早朝から、小型底引き漁船が出漁し、鉄製のつめがついた専用の漁具を使って、918個を漁獲した。
漁獲された天然トリガイは、大半が府漁連宮津市場(同市鶴賀)に運び込まれ、1個あたり1000-1800円で競り落とされた。また市漁協宮津支所の加工場では、トリガイの身を取り出し、箱詰めにして地元料理店などに出荷した。
京都新聞2005年7月1日
Link
国内でも最高級といわれる宮津湾(京都府宮津市)の天然トリガイ漁が1日、解禁された。宮津市漁協宮津支所(同市漁師)に集められたトリガイは、初日の漁獲個数が昨年の3倍以上と豊漁。休漁と不漁が3年続いていただけに、漁業者らは胸をなで下ろしていた。市場で競りにかけられた後、京阪神方面の料亭などへ出荷された。
宮津湾の天然トリガイは大型、肉厚で、刺し身やすしネタとして、高級料理店などで珍重されている。年によって漁獲量が変動しやすく、2002年に29年ぶりに漁を中止して以来、ここ2年は不漁だった。昨年は初日が291個と特に少なく、操業もわずか1週間で終わった。
この日早朝から、小型底引き漁船が出漁し、鉄製のつめがついた専用の漁具を使って、918個を漁獲した。
漁獲された天然トリガイは、大半が府漁連宮津市場(同市鶴賀)に運び込まれ、1個あたり1000-1800円で競り落とされた。また市漁協宮津支所の加工場では、トリガイの身を取り出し、箱詰めにして地元料理店などに出荷した。
京都新聞2005年7月1日
Link