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あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

宮津湾で天然トリガイ漁解禁

2005年07月02日 19時26分55秒 | 漁業[Good News]
昨年の3倍以上と豊漁

 国内でも最高級といわれる宮津湾(京都府宮津市)の天然トリガイ漁が1日、解禁された。宮津市漁協宮津支所(同市漁師)に集められたトリガイは、初日の漁獲個数が昨年の3倍以上と豊漁。休漁と不漁が3年続いていただけに、漁業者らは胸をなで下ろしていた。市場で競りにかけられた後、京阪神方面の料亭などへ出荷された。

 宮津湾の天然トリガイは大型、肉厚で、刺し身やすしネタとして、高級料理店などで珍重されている。年によって漁獲量が変動しやすく、2002年に29年ぶりに漁を中止して以来、ここ2年は不漁だった。昨年は初日が291個と特に少なく、操業もわずか1週間で終わった。

 この日早朝から、小型底引き漁船が出漁し、鉄製のつめがついた専用の漁具を使って、918個を漁獲した。

 漁獲された天然トリガイは、大半が府漁連宮津市場(同市鶴賀)に運び込まれ、1個あたり1000-1800円で競り落とされた。また市漁協宮津支所の加工場では、トリガイの身を取り出し、箱詰めにして地元料理店などに出荷した。

京都新聞2005年7月1日

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絶滅危惧のミミズハゼ発見 長崎県五島市で

2005年07月02日 19時25分37秒 | 漁業[Good News]
 独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所(長崎市)は1日、環境省の絶滅危惧(きぐ)種に指定され、1980年代以降は発見の情報がなかったハゼ科の魚「ドウクツミミズハゼ」が、長崎県五島市で発見されたと発表した。
 同研究所などによると、ドウクツミミズハゼはうろこがないなどの特徴がある日本固有の種。1931年に島根県・大根島の洞窟(どうくつ)で採集されたことからこの名が付いた。
 大根島と長崎県・五島列島で生息の記録があるが、近年は絶滅が懸念され、環境省のレッドデータブックでも「ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い種」として分類されている。

河北新報2005年7月1日

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「400万円横領」市議を除名 土佐清水市漁協

2005年07月02日 19時24分09秒 | 漁業[Bad News]
 土佐清水市漁協(串間正章組合長)は30日までに開いた総代会で、組合員の橋本犬志・同市議会議員(54)が合併前の旧三崎漁協組合長を務めていた当時、業者から砂利採取に絡んで受け取った400万円を横領するなど組合の信用を著しく失わせたとして、組合員から除名した。これに対し、橋本市議は総代会の場で「400万円は無届けで砂利採取した業者から口止め料として個人的に受け取ったものだ。業務上横領には当たらない」と反論している。

 土佐清水市漁協の複数の関係者によると、橋本市議は旧三崎漁協組合長だった平成10年7月、三崎沖での砂利採取に絡んで業者から400万円の手形を受け取った。しかし同漁協の会計に入れず、個人的な借金の返済に充てたという。

 業者側は「400万円は当時の三崎漁協に対する砂利採取料の先渡し分だったにもかかわらず、実際の採取は別の業者が行った」と主張。旧三崎漁協などが合併してできた土佐清水市漁協に対して15年9月、400万円の返還を請求した。

 このため、同漁協は金の流れなどを確認した上で、このほど開かれた総代会で橋本市議の除名に関する議案を提出。席上、橋本市議は「自分の前の三崎漁協組合長と業者が漁協・県に申告しないまま50隻分ほどの砂利を採取した。(そのことについて業者が)『黙っておいてくれ』と金をくれた」と弁明した。

 橋本市議が退席した後の採決では、出席した総代99人のうち94人が賛成。残る5票は無効・持ち帰りで反対はなかった。

 橋本市議の主張について、砂利業者は「砂利採取では県への報告を適正に行っている。400万円は税務申告書にも正式に記載しており、決して『口止め料』ではない」とし、旧三崎漁協の元組合長も「事実無根」と両者は真っ向から反論。ともに「今後、名誉棄損で訴えたい」としている。

高知新聞2005年7月1日

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刺し身盛り合わせも養殖や原産地を表示 コープさっぽろ、掲示板で10品目

2005年07月02日 19時21分17秒 | 政治・経済
 コープさっぽろ(札幌)は六月末から、刺し身盛り合わせに使われている魚一つ一つの原産地表示を札幌、旭川、釧路、函館地域の六十店舗で始めた。刺し身盛り合わせは日本農林規格(JAS)法の表示義務対象外。道内でも表示している店は珍しく、消費者からは「安心して買える」と好評だ。

 コープさっぽろは昨年十月から、JAS法で表示を義務付けられていない刺し身など約百五十品目を含め、加工食品約百七十品目について原産地を表示。しかし盛り合わせは複数の魚種を使い、入荷状況や産地がばらばらになりがちなため、単品種で行っていた原産地表示シールを張る方法では、コストがかかるなどの問題があった。

 そこで六月二十一日から、盛り合わせに使われることが多い「マグロ」「ハマチ」「ホタテ貝柱」「イカ」「マダイ」「エビ」「サーモン」の七品目について、各店舗の刺し身売り場に原産地や水揚げ海域、天然・養殖の区分などを書いた掲示板を設置。さらに店舗ごとに仕入れの多い品目を加え、十品目ほどの情報を毎日書き換えて公表している。

 コープさっぽろ西発寒店の真田昇水産チーフは「特に養殖かどうかを気にするお客さんが多い。店内でより詳しく質問する人もいて、表示は徐々に浸透している」と話す。今後、組合員などの意見を聞きながら、表示対象をさらに拡大していく方針だ。

北海道新聞2005年7月1日

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