あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

現金流用職員を論旨解雇 JAひすい

2005年09月14日 02時54分31秒 | 農業・農協
 糸魚川地域のJAひすい(五十嵐忠義組合長)は12日、集金した現金55万円を流用したとして、30歳代の職員を諭旨解雇したと発表した。

 JAによると、職員は糸魚川市内の支店で渉外担当をしていた02年6月~04年4月、営業成績がふるわないことなどから、顧客6人から集めた計9件の掛け金(1万~30万円)を、自分が加入した定期積金や共済の掛け金などに流用した。

朝日新聞 2005年9月13日

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農産物に不正に有機マーク 青森の農場、認定取り消し

2005年09月14日 02時39分47秒 | 農業・農協
 有機栽培していない農作物に不正に「有機JASマーク」を付けて販売したとして、農水省は12日、青森県深浦町の「黄金崎農場」に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき同マークを付けて販売できる認定を取り消すことを決めた。近く業者からの聴聞を実施する。

 農水省によると、同農場は2003年と04年に、有機農産物として小麦と大豆を作る際、JAS法に基づく有機JASマークを付けるのに当たって使用が禁止されている農薬や化学肥料を使ったり、義務付けられた生産工程の管理記録を正確に記載していなかったという。

熊本日日新聞 2005年9月12日

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江刺産リンゴ 8千円の高値 初競り

2005年09月14日 02時33分37秒 | 農業・農協
 江刺市農協が初出荷した「サンつがる」の初競りは10日、東京の青果市場で行われ、今回出荷した中では最も等級が高い「秀」32玉の2ケース(1ケース10キロ)がいずれも8000円の値を付け幸先のよいスタートを切った。

 等級は上から特選、特秀、秀、○(まる)秀、特の順。初競りには、9日の「江刺りんご」出発式で送った100ケースと追加分の計137ケースが並んだ。

 同農協によると、台風14号の接近による早もぎの影響で上位等級の特選、特秀の出荷はなかっただけに、例年との比較は難しいという。

 しかし、9日に行われた他産地のサンつがるの初競りで最高値を付けた特選28玉の8000円と比べると、江刺産は高価格で取引されたという。

 江刺ブランドと例年以上の品質の良さが認められたとみられる。1ケース当たりの平均価格は3322円。

 10日は、大阪の青果市場でもサンつがるの初競りが行われ、130ケースを持ち込み東京とほぼ同じ傾向という。

 同農協の菊池仁人主事(22)は「上位等級がない中で大健闘の価格。このまま高い値段で推移してくれれば」と期待する。

岩手日報 2005年9月11日

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JA多額詐取の2被告初公判 松山

2005年09月14日 02時16分50秒 | 農業・農協
 JAえひめ中央職員による多額詐取事件で、電子計算機使用詐欺罪に問われた松山市河野中須賀、元正岡支所長代理浅田知良(40)と同市八反地、元粟井支所長代理西原義雄(48)の両被告の初公判が9日、松山地裁であり、両被告は起訴事実を認めた。松山地検は両被告の余罪約20件について追起訴する方針。
 冒頭陳述によると、浅田被告は1995年7月ごろ、得意先の連帯保証人として借金を抱え、金に困っていたことから、競輪で当てて返済しようと考えた。しかし、1000万円近い借金が残ったため、さらに競輪の資金を工面するため99年8月から、西原被告を利用して架空貸し付けを繰り返した。
 西原被告は2004年3月に浅田被告から貸し付けが架空だったことを打ち明けられたが、同年10月まで発覚を恐れて共謀を続けたという。

愛媛新聞 2005年9月9日

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生産量の増加に期待 穴水・JAおおぞら クリの皮むき機導入

2005年09月10日 04時24分33秒 | 農業・農協
 JAおおぞら(穴水町)が導入したクリ表皮の鬼皮と中の渋皮をむく二種類の機械の試運転が八日、同町旭ケ丘の同JA集出荷場であった。ともに昨年使用した試作機の改良型で、処理量が二倍に増強された。鬼皮むき機は県工業試験場、渋皮むき機は広島県内のメーカーが開発した。

 鬼皮むき機は歯の付いた円盤を回すことでクリの表面に傷をつけ、クリ収容部の外壁のエッジで皮をはがす。渋皮むき機は、回転する砥石(といし)で皮を削る。一・五キロのクリの場合、両方の機械を使用することで十二分三十秒でむきグリに仕上がる。六年前から県内の菓子工業組合と県くり生産振興会が協力して能登産のむきグリの消費拡大に努めてきたが、生産者の高齢化もあり、手仕事の場合は処理能力が追いつかず生産量も年間一トンが限度だったという。

 笹尾--削除--くり生産振興会長=珠洲市東山中町=は「よう考えてある。機械を使えば五トンはいけるやろ。みんな高齢化しとるから助かる」と笑顔で話した。

中日新聞 2005年9月9日

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基準以上の細菌 牛乳など自主回収-中標津農協

2005年09月10日 03時42分55秒 | 農業・農協
 根室管内の中標津町農協が製造した牛乳から基準を上回る細菌が見つかり、同農協は七日までに、同じ工場で生産された牛乳と乳製品の自主回収を始めた。対象は八月二十二日から九月二日までに出荷した「中標津牛乳」「中標津珈琲(こーひー)」「ケフィアオーレ」。

 中標津町内の同農協乳製品工場で八月二十二日に製造した一リットルパックの「中標津牛乳」が、賞味期限内なのに一部凝固があったと消費者から二件連絡があり、検査の結果、一リットル当たり五万個の基準を超える十四万個の細菌が見つかった。同農協は「このようなことが二度と起こらぬよう生産ラインを見直す」として、原因が分かるまで生産をストップした。

北海道新聞 2005年9月8日

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地元農産物PRの交流ツアー

2005年09月07日 11時25分44秒 | 農業・農協
愛知のスーパー店長らが収穫体験 飯田

農産物を扱う都市部の大型店舗の担当者らが生産の現場を体験する「南信州いいだ農産物収穫体験ツアー」が六日、飯田市内の農家などであった。

 産地と消費者の直接交流拡大を目的に、市とみなみ信州農協でつくる飯田市農業振興センターが初めて企画した。今後は、一般消費者にも来てもらい、農作業を体験してもらうことでこの地方の農産物をアピールする。

 この日は、愛知県のスーパーチェーン「ナフコ」の店長や売り場責任者ら十五人が参加。最初に同市上郷黒田のいいだ果実選果場で、ナシ、リンゴの選果作業を見学した。

 その後、同市座光寺の常間--削除--さん方の農園でナシ、同市上郷飯沼の岡田--削除--さん方でアスパラガスの収穫を体験した。参加者は生産者の苦労話に耳を傾け「収穫のタイミングは」などと、消費者側からの疑問を熱心にたずねていた。昼食は農協女性部の主婦らが、ジャガイモのコロッケ、キノコのみそ汁、ミョウガの炊き込みご飯など旬の素材を使った手料理を用意し、参加者は舌鼓を打った。

 名古屋市千種区のナフコ今池店の俣野--削除--さんは「果物や野菜についてお客さまから聞かれても、答えられないこともある。今回勉強したことを販売につなげたい」と話していた。

パソナ、農業の担い手育成 和歌山県などと研修事業

2005年09月07日 11時04分30秒 | 農業・農協
企業やNPO(民間非営利団体)の農業参入が一日に全面解禁されたことなどを受けて、人材派遣大手のパソナと和歌山県などは五日、農業の担い手育成に乗り出すと発表した。農村体験など本格的な農業研修を通じ、農業に進出した民間企業への人材供給にも貢献していく。

 「農業インターンプロジェクト2005inわかやま『鄙(ひな)の里塾』」と題した研修制度をスタートさせ、和歌山県清水町と日高川町での農村体験や農業技術研修、本格的な農業実践などを通じて、農業の担い手を育成する。

 期間は十月から来年三月までの半年間で、若者や中高年を対象に十人程度を募集する。

 運営は、パソナや和歌山県、清水町、日高川町などが十二日に設立する「鄙の里塾運営協議会」。

 就農促進としては、これまでも農村での農業体験や研修はあった。しかし同塾は、民間企業と自治体、JA(農協)などが一体となったプロジェクトで、研修生自らが企画した農作物の栽培から販売までを実践するのが特徴だ。

 五日、東京・千代田区の都道府県会館で会見した木村良樹・和歌山県知事は「日本の農業をもう一度見直していく必要がある」とした上で、「(研修を終えた人が)和歌山県に限らず、法人が農業経営する際に活躍してほしい」と述べた。

 また南部靖之・パソナ社長は「規制緩和に伴い、企業が農業に参入する手助けを人的側面からしていきたい。若者の中でも農業をやりたいけどきっかけがないと困っている人のミスマッチも解決したい」と話した。

 これまで日本経済を支えてきた団塊の世代が二〇〇七年から相次いで定年年齢を迎えることから、農業の担い手として中高年に期待を寄せている。このため木村知事は「団塊の世代は親が田舎で農業を営んでいる最後の世代。(農業は)定年後の自己実現の場として大いに役立つ」と強調。南部社長は「三-五年後に農業分野への人材派遣を行うことも考えている」と語った。

FujiSankei Business i. 2005年9月6日

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家畜薬を無許可販売の疑い 一部農協、薬剤師置かず

2005年09月07日 10時48分48秒 | 農業・農協
 関東甲信地方で一部の農協が家畜向け抗菌剤など動物用医薬品(動物薬)を無許可で販売していることがわかった。劇薬や人体に有害な薬剤も含まれ、薬事法に違反する疑いが強い。こうした不正取引について農林水産省は80年代半ばに是正に向けた措置を一時打ち出しながら、その後は抜本的な改善策をとっていなかった。

 動物薬の中には、乱用すると人間の医療現場で薬が効かなくなる耐性菌を生む恐れがあるものもある。販売するには薬事法に沿って薬剤師を置くなどし、都道府県知事の許可を得る必要がある。少数だが許可をもつ農協もある。

 ところが、複数の卸売業者が朝日新聞記者に対し、許可を得ていない農協と取引していると証言した。農協の組合員である畜産農家も、農協経由で動物薬を買っていると認めた。

 ある卸売業者は牛や豚に使う合成抗菌剤「エンロフロキサシン」や、乳牛に使う抗菌剤「セファゾリン」など20種類を5カ所前後の農協や支所に納入していた。

 別の農協の購入記録には抗生物質に加え、妊娠中の女性らが注射作業をすることを禁じたホルモン剤などもあった。これらの農協は薬事法上の許可をいずれも取っていなかった。

 農水省と全国農業協同組合連合会(全農)の内部文書などによると、農水省は84年6月、違法性の高い取引を改善するための「粗案」を全農に提出させた。全農側は無許可販売をなくす努力をする一方で、無許可の農協が動物薬の注文を許可がある農協に取り次いで手数料収入を得ることは認めるよう求めた。

 これに対して農水省は「(注文を取り次いで手数料を取る)伝票操作のみの販売行為は認めることはできない」(85年8月付文書)という見解を示し、86年には農水省の指示で36都道府県が農協に立ち入り調査した。

 その後、農水省は徹底した指導はしなかった。近畿地方では昨年4月、違法の恐れがあるとして動物薬の取り次ぎを全廃した農協もある。

 食品安全委員会の専門委員で動物薬の安全性を検討している井上松久・北里大学医学部教授は「動物薬にも人間向けと同等の厳密さが必要だ。流通の適切さと透明さが確保できなければ、我々は何のために食品の安全性の議論をしているのか、わからない」と指摘している。

 ●乱用で耐性菌発生例も

 動物薬は以前から流通と使用の実態がはっきりしない側面がある。

 農林水産省などによると、動物の治療に使われる抗菌剤は年間約1060トン(01年)、成長促進などのための飼料添加物は約230トン(01年度)に上る。

 院内感染による死者が相次ぐバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の発生原因の一つは、バンコマイシンと化学構造の似た抗菌剤アボパルシンが鶏の餌に添加されたためと指摘されている。この抗菌剤は97年に使用が禁止されたが、6年後の03年、農水省が家畜のふん328サンプルを対象に行った調査で、VREが見つかった養鶏場が1カ所あった。

 食の安全に関心が高まり、「抗生物質不使用」を掲げる畜産品も多いが、調査会社「富士経済」(本社・東京)によると、04年度に卸業者が扱った牛、豚、鶏用の抗菌剤は約167億円分で、この5年間は微減にとどまっている。

 卸売業者が無許可農協への納入を認めたエンロフロキサシンについて、米食品医薬品局(FDA)は00年、鶏への使用禁止を提案し、検討が続いている。日本の食品安全委員会も1日許容摂取量(ADI)を設定する作業を進めている。

朝日新聞 2005年9月5日

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JAいずもが個人情報名簿の記録紙置き忘れ

2005年09月04日 00時36分45秒 | 農業・農協
 JAいずも(出雲市今市町)は2日、支店の現金自動預払機(ATM)コーナーに、利用情報を印字したロール状の記録紙を実質的に約6時間、放置していた事案があったと発表した。同JAは個人情報漏えいの可能性もあるとして利用客に謝罪し、個人情報保護法に基づいて島根県と農水省に報告した。

 同JAによると、8月12日午後3時10分ごろ、同市乙立町の乙立支店で、職員が交換した古い記録紙をコーナーの中に置き忘れた。利用者からの通報で翌日午前11時20分に回収したが、コーナーの閉鎖時間を除いて約6時間、放置状態だった。

 記録紙には延べ703人・団体分の氏名や口座番号、残高などが記載されていた。暗証番号はなかった。今のところ情報の悪用など被害の報告はないという。

 萬代宣雄組合長は「利用者に迷惑を掛けた上、JAグループ全体の信用にもかかわる問題。再発防止策を徹底する」と述べた。

山陰中央新報 2005年9月3日

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