コープさっぽろ(札幌)は六月末から、刺し身盛り合わせに使われている魚一つ一つの原産地表示を札幌、旭川、釧路、函館地域の六十店舗で始めた。刺し身盛り合わせは日本農林規格(JAS)法の表示義務対象外。道内でも表示している店は珍しく、消費者からは「安心して買える」と好評だ。
コープさっぽろは昨年十月から、JAS法で表示を義務付けられていない刺し身など約百五十品目を含め、加工食品約百七十品目について原産地を表示。しかし盛り合わせは複数の魚種を使い、入荷状況や産地がばらばらになりがちなため、単品種で行っていた原産地表示シールを張る方法では、コストがかかるなどの問題があった。
そこで六月二十一日から、盛り合わせに使われることが多い「マグロ」「ハマチ」「ホタテ貝柱」「イカ」「マダイ」「エビ」「サーモン」の七品目について、各店舗の刺し身売り場に原産地や水揚げ海域、天然・養殖の区分などを書いた掲示板を設置。さらに店舗ごとに仕入れの多い品目を加え、十品目ほどの情報を毎日書き換えて公表している。
コープさっぽろ西発寒店の真田昇水産チーフは「特に養殖かどうかを気にするお客さんが多い。店内でより詳しく質問する人もいて、表示は徐々に浸透している」と話す。今後、組合員などの意見を聞きながら、表示対象をさらに拡大していく方針だ。
北海道新聞2005年7月1日
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コープさっぽろは昨年十月から、JAS法で表示を義務付けられていない刺し身など約百五十品目を含め、加工食品約百七十品目について原産地を表示。しかし盛り合わせは複数の魚種を使い、入荷状況や産地がばらばらになりがちなため、単品種で行っていた原産地表示シールを張る方法では、コストがかかるなどの問題があった。
そこで六月二十一日から、盛り合わせに使われることが多い「マグロ」「ハマチ」「ホタテ貝柱」「イカ」「マダイ」「エビ」「サーモン」の七品目について、各店舗の刺し身売り場に原産地や水揚げ海域、天然・養殖の区分などを書いた掲示板を設置。さらに店舗ごとに仕入れの多い品目を加え、十品目ほどの情報を毎日書き換えて公表している。
コープさっぽろ西発寒店の真田昇水産チーフは「特に養殖かどうかを気にするお客さんが多い。店内でより詳しく質問する人もいて、表示は徐々に浸透している」と話す。今後、組合員などの意見を聞きながら、表示対象をさらに拡大していく方針だ。
北海道新聞2005年7月1日
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