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未来の主役 - 川石拾いの少年 - 撮影日記3

2011年02月05日 | ルソンの風景
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野崎カメラマン


「川石拾いの少年」の撮影日記も3記事目となりましたが、
ラメイル君の「自宅編」として纏めました。

私はこの撮影の仕事は、主に通訳と言う事でお邪魔しました。
フィリピンの現地撮影会社のマムーさん(日本人の友人)からの紹介ですが、私の雇い主はロルナ女史のようです。

日本から来られた撮影隊は、女性の監督さんと野崎カメラマンです。

私はこれが放映された日本のテレビを見ていませんから、どう言う構成をされたのかわかりませんので、趣旨・目的等を考えず、仕事として受けながらも自由に写真を撮って良いと言う許可を頂いてましたから、私の馬鹿チョンカメラの被写体は、野崎カメラマンを主人公としていますのでどうかご理解下さい。

確かに子供達は可愛いし、頑張っています。
あの崖の下から道路を越え、更に自宅のある山の上まで1日に何度も水を運んだり、川に潜ってエクステリア用の石を拾い集めて家族の生計を助けてるのは、けな気です。

ただ、撮影の後向きをしてる間の私の目は、ラメイル君たちを「俳優さん」として捉えるように努めました。



でも、本当に可愛いでしょう?



















〔M.H.デル・ピラー通り〕の道路脇のラメイル君のおばさんの家です。





















ぎゃはは!!
私の子供の頃にそっくり! ハナタレ小僧!!

昔の子供は鼻を垂れてた子が多かったんですよ。
中学の学生服は今、袖のボタンは小指側でしょう。
私の子供の頃の少し前までは、袖ボタンは親指側に付いてたそうです。
袖で鼻を擦るからですね。 鼻が痛くなる様にだと思います。
で、私の長袖は、黒いガクランが鼻水でテカテカ光っていました。

いやあ、思い出して笑っちゃいました。 失礼…





家の前の道路に車を止めています。




この通りは、先の〔ワワダム〕からケソン市まで何を運んでいるのか大きなトラックが頻繁に通るので危なっかしいです。

子供達もけっこう慣れてるようですが、それでも車やトラックに撥ねられる事もあるそうです。


野崎カメラマンの奢りで、この日の昼食は近所のお店からの持ち帰り。


アイスクリーム屋の親子。


小さな食堂【kanteen】(カンティーン)




カレンデリア【Carinderia】と言った方がいいかな?
こんな風に鍋などにおかずを並べて選べる店のことです。
日本で言う、「おかず屋」とか「惣菜屋」かな?

カンティーン【kanteen】は、「簡易食堂」です。

店の規模で呼び方を替えてもいいと思いますけど、
どちらも小規模ですしね。 どうかな?
社員食堂は、どちらかと言えばカンティーンです。





さて、道路脇のおばさんの家の裏山を少し登って行きますと...



ラメイル君の家があります。
いや~、ホント、急坂の狭い路地です。


この竹で編んだ壁の家です。

上に居るのはフィリピンスタッフです。


雨が漏るらしいんですね。


監督はおばさんの家に集まってる近所の子供達に懐かれてます。


その間もラメイル君は水運びの仕事。


野崎さんも、ラメイル君の後を追って撮影に夢中。



野崎さんが自分のポケットマネーでラメイル君の家族の為に
屋根の修理用の波トタンとセメントを買ってくれました。





ピノイ・カメラマン(馬鹿チョンカメラマン)と子供達。
この写真を撮ったのは監督さんです。


さて、お父さん、家の周りの補修はどうしようか?

もちろん!

自分達で川原から壁石を運ぶのです。

よく何度も川原から山の上の自宅まで上がったり降りたり出来ますね。

あたしゃあ疲れて、ひとり川原で遊んでます。



一つ積んでは父のため... 二つ積んでは母のため...

賽の河原じゃ無いの!
あたしゃまだ死んでないの!
鬼さんも来てくれないの!

おたまじゃくしが、

おったまげてる。





ワワダムの方からおじさんが、どんぶらこ~ どんぶらこ~
と流れてきました。


さあ、子供達はもう一仕事。

夕方は、石を買ってくれるトラックがたまに通り掛って
集めた石を買ってくれるんです。




すっかり日が暮れてきました。


頑張ってます。 黄昏の野崎さん…

ちがった。 黄昏時の野崎さんでした。


さて、マニラに戻りますが、野崎さん達は近くで宿を探します。




2010年5月8日の事でした。

奇しくもこの日、2,3度会って話をした事のある知り合いが、
マカティ市でフィリピン人に射殺されました。
「邦人男性射殺される」のニュースを翌朝知りました...

この人の友達に私の友人がたくさんいて、
みんな辛かったろうと思います...

皆さんも、気をつけて下さいね
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