Dr. Jason's blog

IT, Engineering, Energy, Environment and Management

イノベーションと実行 あるいは blog つながり

2005-07-31 | Business
 コメントをいただいた shiba さんのblog を読んでいたら, 上田嘉紀 さんのblog にたどりついた.

 直接は知らない人のWebのリンクをたどっていくうちに,自分が知らない本に出会い,または,知っていたが忘れてしまっていた本を思い出すというのは,blog の面白いところだと思う. 
 shiba さん,上田さん,ありがとうございます.


 経営も生業の一部なので,『経営は「実行」』という書名に,ドキッとさせられた.
経営は「実行」―明日から結果を出す鉄則

日本経済新聞社

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 デザイン・ファーム IDEO の話しは以前からあちこちで見聞きしていた.本が出たのもどこかて聞いていたように思いたが,すっかり忘れていた.
 本書を紹介していた, 上田さんの2004/03/26の記事 は,他にも忘れていたことを思い出させてくれた.
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

早川書房

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 2冊とも,Amazon.co.jp のマーケットプレースで注文した.
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夏休み読書月刊 (1) 本は安い!

2005-07-31 | Education
 夏休みのない人もいると思うが「夏休み読書月間」をテーマとしてみた.


 知り合いから送ってもらった,ある種の「読書の勧め」的な文章に以下のような記述があった.

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金を惜しまず本を買え。本が高くなったといわれるが、基本的に本は安い。
              「ぼくはこんな本を読んできた」立花 隆
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 また, 7/30のblog で紹介した「テクノロジズトの条件」の冒頭には,15世紀半ばの「活版印刷の発明」とそれによる「書物の大量生産」==「印刷本」が,知識の伝達に著しい変化をもたらし,それが「近代」を生み,ヨーロッパが他の地域に比べて優勢となる原動力であったことが述べられている.

 その「活版印刷の発明」以来,「本」は知識の伝達のための基本的な方法である.
 立花氏がいうように,私も本は「安い」と思う.また,読解力がある程度あれば,実は,読書が一番安い学習方法だと思う.
 経験による実学を過度に重視する人がいるが,一人の人間が一生のうちに直接体験できることは非常に限られている.本は,単に知識を伝達しているだけでなく,著者の体験や経験を伝達しているものでもある.要は読み手の想像力,創造力次第ということである.
 例えば,どこかの専門家が4年かけて研究した内容をまとめて,最先端の研究が一冊の本になったとしよう.仮に,この本が300ページで4000円だったとする.4年間の専門的な研究成果を4000円で整理した形で見せてもらえるなんて,絶対に安い.


 以下の3冊は,単なるブックガイドではなく,本の買い方,読み方,使い方について,は大変示唆に富んでいる.
 

 ジャーナリスト,評論家,(元東大講師)である, 立花 隆氏 による読書論,読書術.


ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論

文芸春秋

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ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術

文芸春秋

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 元アスキー社長であり,情報学博士号を取得し教育分野でも活躍する, 西 和彦氏 のIT書評と読書法.

ITの未来を読む 365冊+α

日経BP社

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 ちなみに,西さんの本の買い方,読み方は,私のに似ています.

コメント (4)
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