関連:
JR西日本ホームページ:JRニュース
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当ブログ:JR西日本 のりこし精算機で誤収受の可能性 プログラムミスが原因か
JR西日本が、またやってくれました。
今度は関西本線王寺駅の自動券売機で発売された一部乗車券について、乗り越し精算時に過収受が発生した可能性があるそうです。
原因は、同駅の自動券売機における着駅表示設定の誤り。
なお、該当する可能性があるのは次の乗車券。
>(運賃を過剰にいただく可能性のある場合)
王寺駅の自動券売機で発売した名古屋までの乗車券(新大阪経由)で名古屋以遠にのりこしされ、着駅または車内で精算をされた場合。
なお、上記の条件に該当する場合であっても、正しい運賃で発売させていただいている場合もございます。
(
JR西日本ホームページ:JRニュース)
仏の顔も三度と言いますが、金に関わることは三度も許せないのが人間です。
以前も言った通り、つくっているのが人間である以上ミスがあるのは仕方がないのですが、この手の問題はデバックの段階で気付かないといけない訳で。
ちなみに、最近2件の運賃過収受問題については同社のみどりの窓口で払い戻されることになっているのですが、遠方からの問い合わせや「忙しいのに窓口なんか行けるか!」といった方が多かったのか、今回は同社大阪支社内に専門の担当部署を設けて、電話にて受け付けているそうです。
でも、フリーダイヤルではない様子。
そんなに市外料金や県外料金を払うのが嫌ですか。>JR西日本さん
確かに、遠方の方や忙しい方でも良いように、電話での対応としたことについては良いことだと思いますが、今回は過収受の対象となってしまった方の多くが名古屋以遠に住んでいる可能性が高いことが分かっていながら、これですか。
明らかにJR側のミスなのに、顧客に問い合わせに関わる通信費を払わせている様ではちょっとねえ…。
払い戻し時に通信費を一緒に支払うというなら話は別ですが、それだって10円玉ひとつじゃ足りませんよ、きっと。
まあ、買ってもいない輩が電話をかけてきたりもするのでしょうから、そういう奴等の通信費まで払いたくないというのもあるのでしょうが、そこら辺は
相模鉄道の件の時にもちょっと書いたように、そもそもそういう問題を起こす方が悪い訳で、要は自業自得なんですよ。
それが嫌なのであれば、これも以前から何度か書いていますが、券売機にレシート発行機能を付けてレシートの発行を強制にしてしまえば良い。
その後、約款を改正して「レシートを持っていない奴は払い戻ししないよ」ということにすると。
大体、小売店ではずっと前から商品販売時にレシートの発行を行い、商品の返品、交換はレシートなしでは受け付けないというシステムになっているのですから、鉄道がそういうシステムを採用しても全くおかしくはないのです。
JR西日本さんに限らず、そろそろ本気で考えても良いと思いますよ。
詳細は関連のリンク先を御覧下さい。