Jariaの玉手箱【更新終了】

鉄道ニュースについて管理人のツッコミ、そして時に自論を展開するブログ(※このブログは既に更新を終了しています)

しなの鉄道 御代田駅構内に宝くじ売り場がオープン 通勤・通学客の需要を開拓

2006年01月28日 18時27分58秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
しなの鉄道ホームページ:しなの鉄道からのお知らせ

最近、「長電に譲渡されたHiSE車が乗り入れて来るのでは」とファンの間で囁かれている信州はしなの鉄道ですが、そんな同社の御代田駅構内に、去る1月18日、宝くじ売り場がオープンしました。

比較的大きな街に行くと、駅のすぐ側に移動式の宝くじ売り場がやたら立っているということも決して珍しくはありませんが、駅構内に宝くじ売り場が設けられたのは全国でも珍しいとのこと。

宝くじ売り場は、マスコミなどでも毎度騒がれているように、比較的金額の高い等の当たりくじが出た店に人気が集まりますから、是非この売り場からも沢山の当たりくじを出して頂いて、地域の鉄道維持に貢献して欲しいものです。

このニュースについての詳細は、関連のリンク先を御覧下さい。

秩父鉄道 「ぱれおぶろぐ★2006」 近日公開へ

2006年01月28日 18時09分01秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
秩父鉄道ホームページ:ぱれおぶろぐ★2006

ここ最近注目されているマーケティング手法に、ブログを利用した「ブログマーケティング」(そのまんまやん)というものがあります。
これは、企業の製品やら何やらを宣伝する場合に、従来のHPやメールマガジンといった一方通行メディアからブログに切り替えることで、消費者からのフィードバックを受け易くし、それを製品開発等に生かしていこうというもの。
早い話が、「コメント欄やトラックバック機能で意見を集めちゃおう」ってことなのです。

ただ、この手法は設備投資やコメント欄の管理等、色々と難しい問題も抱えている関係上、ブログ先進国のアメリカは兎も角、日本では活用事例もそれ程多くはありませんでした。
当然、他の業界どころか、同じ運輸業界の間でもIT関係の対応が遅れがちな鉄道業界ですから、事例の数は言うまでもなく。

そんな中、意外な所に伏兵が潜んでいました。それが、タイトルにもある通り秩父鉄道。
同社はこれまでも、イベントの不手際を終了後すぐに自社HPで謝罪する等、WEBのことをよく理解していて、機動力もある企業だと関心していたのですが、このブログを見た時には、「やってくれたか」と思いましたね。
とりあえず、この記事の執筆時点でアップされているエントリーを見る限り、子供をターゲットとして同社の「SLパレオエクスプレス」を宣伝していく様子ですが、できれば駅員さんや機関士・運転士さんの書いたブログも読んでみたいというのが個人的な希望。
SLは親子で楽しむ乗り物なのですから、ブログもそれに合わせることで、普段自動車を利用しがちな大人の方にも鉄道の良さや知られざる苦労を知ってもらえる良い機会になるのではないでしょうか。
或いは、最近は子供向けに鉄道の専門知識を解説した本や雑誌が少なくなっていますから、プロが子供や素人の大人向けに鉄道の技術をやさしく解説するブログなんてのも面白いかも知れません。

と言う訳で、何だか偉そうな事を延々と書きましたが、こういうものが現実になるくらい、秩父鉄道さんにはこのブログを発展させていって頂きたいと思っています。
なんと言っても、実質的に業界初の試みなのですから。
少し大袈裟かも知れませんが、開拓者はその後の業界に大きな影響を与えることができる訳ですし、先陣を切ってやるからには意地と責任をもって欲しいなと。
そして、その為には最初の一歩が一番重要。鉄道趣味者として、また一ブログ書きとして、「ぱれおぶろぐ」を大切に育てていって欲しいと願わずにはいられません。
応援してます。>秩父鉄道さん

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

『Jariaの玉手箱』 開設1周年を迎えて

2006年01月21日 01時32分23秒 | 雑記
いつも、Jariaの玉手箱を御覧頂きまして、ありがとうございます。

さて、去る2006年1月8日をもって、このブログは開設1周年を迎えました。
この日を無事に迎えられたのも、ひとえに皆様の時に優しく、時に厳しい応援のお陰です。

このブログを始めた時、私の中では「半年続けば良い方だな」というのが正直なところでした。それが、いざ書いてみると、時の流れは速いもの、あっという間に半年を過ぎ、2回目の1月8日を迎えました。
不思議なものです。
最初は、半年続けば良いと思っていたものが、今では週一回の更新をしないと気持ちが悪いくらい、生活に染み付いています。既に私にとって、Jariaの玉手箱は生活の一部であり、これがない生活など、寅さんの居ない「男はつらいよ」みたいなものなのです。
一時期、ネット上で「No Blog, No Life」なんて言葉が流行りましたが、正しくこれが、今の私を的確に表している言葉といえるでしょう。

それが、この1年でした。

これからの1年は、このブログと私にとって発展の年です。

昨年1年間で築き上げたものを基に、更なる飛躍をすべく、全力で走っていきます。

閲覧者の皆様におかれましては、今後も御指導御鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

秋田内陸縦貫鉄道 1月21日から「2006年雪見号」を運転

2006年01月21日 01時06分31秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
秋田内陸縦貫鉄道ホームページ:イベント列車運転情報

最近、商品券の設定など、面白い方策を見せてくれる秋田内陸縦貫鉄道。
個人的には結構好きだったりします。(乗ったことはありませんが)
で、そんな秋田内陸縦貫鉄道では、1月と2月に延べ4日間、イベント列車を運転することになったそうです。

その名も、「2006年雪見号」。

運転日は1月21日、22日と2月18日、19日。
ダイヤは同社急行もりよし号のスジをそのまま利用するようです。

さて、地方私鉄が何らかのイベント列車をやると、大抵はオリジナリティのない、どの企業でも真似のできるようなものに落ち着いてしまいがちになります。(ここら辺は予算との関係もあるのですが、消費者にそんなことは関係ない訳です。)
秋田内陸線も、失礼ながらそういう例が今まで多かった。
しかし、今回は違います。とりあえず、以下のイベント内容を御覧下さい。

> ≪運行日時と車内イベント≫
1月21日(土):三味線生演奏(秋田・津軽三味線)
1月22日(日):三味線生演奏(秋田・津軽三味線)
2月18日(土):昔話の語りべ(秋田民話の会)
2月19日(日):昔話の語りべ(秋田民話の会)
※都合により車内イベントが変更もしくは中止になる場合がございます。
☆雪見号鷹巣8:53発と角館12:01発の列車内で車内イベントを行なう予定です。

(秋田内陸縦貫鉄道ホームページ:イベント列車運転情報)

1月に行われる津軽三味線については触れないことにして(おいおい)、注目すべきは2月。そう、昔話です。
昔話の良い所、それは子供から大人まで、皆で飽きずに楽しめるということ。
例えば、長時間乗車のイベント列車の場合、子供を連れて行くと途中で飽きてしまい、親御さんが扱いに困るというケースも多いと思います。
でも、これならばある程度は子供が飽きることを避けられるのではないかと。しかも、そこまで考えてのことなのかは分かりませんが、1列車につき2回のイベントタイムがあるのです。
これなら、1回目の後に駄々をこね始めても、2回目を見せればオッケー。
グッドジョブ!秋田内陸線!

ということになるかどうかは別として、あまり過去に例のない企画であることは確かです。
また、地域の存在をアピールしたり、イメージアップにつなげるという意味でも、民話の活用は効果的な手段ではないかと思います。

ただ、今回少し残念だったのは、もりよし2号のスジで運転される列車(鷹巣14:12発)ではイベントが行われないことと、東京方面からの利用が少し不便なこと。
まあ、東京からの不便さについては、素直に1泊するか、往路に夜行を使えば済むことなのですが、こうした地理的な不利をどう補っていくかも、同社の今後を考える上で非常に重要であると言えるのではないでしょうか。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

JR東日本 羽越線が25日ぶりに運転再開

2006年01月21日 00時09分42秒 | JR関連ニュース
関連:
Yahoo!NEWS:JR羽越線脱線:運転再開 期待と不安抱き 生活ペース戻る /山形
JR東日本ホームページ:プレスリリース(PDF)

本題に入る前に、改めて、事故で犠牲となった皆様の御冥福と、怪我をされた皆様の一日も早い回復ををお祈り致します。

さて、既に報道等で周知のこととは思いますが、昨年末の脱線事故以降不通となっていた羽越線鶴岡~酒田間が、19日に運転を再開しました。
JR側の対策としては、現場付近に風速計を設置するなど全部で8つ。更に、同社内に防災研究所を設立して、データの収集や今後の防災対策などの研究を行うのだとか。

とりあえず、現時点で可能な限りの対応を行ったことについては、評価できると思います。
但し、本来であれば、原因がはっきりしていない今の状態で運転を再開することは、あまり適切とは言えないでしょう。
今回は、地元からの要請と大学入試センター試験が控えていたことから、交通網が混乱することを避けるためのやむを得ない選択ではありますが、本当は、こうしたことがあっても問題のない交通政策を行っておくべきなのです。

勿論、国や地方の財政を考えると、そう簡単にはいかないのが事実でしょう。
しかし、「成らぬは人の成さぬなりけり」な訳で、このままでは、いつまで経っても何の進歩もありません。それに、少子高齢化によって、将来的に公共交通への依存度が高まるであろうことを考慮すると、遅かれ早かれ、いつかは交通システム再構築の為の金を出さなければならないのです。
また、人口の減少が始まってしまったことを考えると、変な言い方ではありますが、人口の多い内に金のかかる事業を進めてしまう方が得策ではないかと。

昨年の尼崎、そしてこの羽越線事故、更に年末年始の大雪被害などからも分かるように、すでに過疎地域や豪雪地帯においては既存交通システムは実情にも合わなくなっているといえます。
今後は、過疎地域や豪雪地帯の実態に合わせた、新たな交通システムを模索していく必要があるのかも知れません。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

福岡市交通局 ホークス和田投手が地下鉄車内でトークショーを開催

2006年01月13日 23時01分26秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
福岡市交通局ホームページ:交通局からのお知らせ

今年で地下鉄開業25周年、七隈線開業1周年を迎えた福岡市交通局では、事前申し込み制のイベントを実施すると発表しました。

詳しい内容は以下の通り。

日時 1月29日 13:00~
場所 七隈線天神南駅ほか
内容
(1)「七隈線沿線写真コンテスト」表彰式
(2)特別列車「Appeal Liner 21」披露式
(3)「Appeal Liner 21」車内でソフトバンク・ホークス 和田投手のトークショー

今回の目玉は、なんと言っても(3)、和田投手の車内トークショーでしょうか。
なお、この特別列車は上下各1本が運転され、いずれも事前予約制。更に1,600円(小学生1,300円)の参加料が必要となります。
この参加料は一見すると高そうに思えますが、1,000円分の記念えふカードと地下鉄の1日乗車券が付いてこのお値段なので、一応、お得といえばお得ですね。(高いことにかわりはありませんが)
それよりも気になるのは、こんな料金設定にして、このイベントが赤字にならないかということ。
まあ、関連のリンク先では触れられていないものの、当日イベント会場でグッズを売ったりして稼ぐつもりなのでしょうが。

さて、今回は鉄道ファンだけでなく、野球ファンも和田投手を一目見ようと会場に来ることは十分予想されます。
新年早々、事故が起こることのないよう、交通局の皆さんには十分気を付けて頂きたいと同時に、鉄道ファン、野球ファンの双方が気持ち良く会場を後にできるよう、お互いにマナーを守ってイベントを楽しみたいものです。

という訳で、このイベントの詳細は関連のリンク先を御覧下さい。


雑談>
球団をもっている他の鉄道会社さんも、たまにはこういうイベントをやってくれないもんですかね。
特に阪神だったら、バースや掛布を連れてくるだけで結構儲かりそうな気がしますが。

※記事執筆後、コメント欄にてSATOさんから「過去に西武でも同種のイベントが行われた」との情報を頂きました。詳しくはこの記事のコメント欄を御覧下さい。
(2006.2.12 20:02)

JR北海道 「列島縦断寄り道紀行 5,622km の旅」の催行が決定

2006年01月13日 22時36分31秒 | JR関連ニュース
関連:
JR北海道ホームページ:プレスリリース(PDF)

という訳で、ここ最近すっかり恒例となったJR北海道の旅行企画が、再び我々の前に姿を現します。
今回実施されるのは、タイトルにもあるように、日本列島を北から南まで寄り道しながら旅をするというもの。
稚内駅を2月1日に出発後、約2週間を掛けて鹿児島県は西大山駅へ。
2週間の旅ということで、シベリア鉄道もびっくりのこの企画。実は昨年の12月から募集が行われており、既にご存知の方も多いかと思います。(何故、うちのブログで書かなかったかって? 更新も結構大変なんですよ、はい。)
では、何故今になって再びプレスリリースを流したのか。その理由は、恐らく、今までの同種の企画と異なり、集まりが悪いから。
それを裏付けるかのように、関連のリンク先にも、最小催行人数を超える見込みが出てきたので実施するという旨の一文が書かれています。
まあ、これは時期的なものや旅行期間などの問題もありますので、仕方がないことなのかも知れません。

とりあえず、現在もこの企画は参加者を募集中とのことなので、興味のある方は関連のリンク先を御覧下さい。

こういう老後の過ごし方も、わるくないなぁ。(←お前、年幾つだよ。)

謹賀新年

2006年01月06日 19時25分57秒 | お知らせ
遅ればせながら、皆様、明けましておめでとう御座います。

どうぞ、本年も「Jariaの玉手箱」と管理人ケンチャナヨをどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は、昨年末の挨拶でも書かせて頂いたように、このブログ、そして私自身も大きな飛躍の年にしたいと考えております。

未熟者故、色々とご迷惑をおかけするとは思いますが、暖かく、時に厳しく見守って頂ければ幸いです。

では、「Jariaの玉手箱」、出発進行!!

JR東日本 羽越線脱線事故 国交相は事故調結論前に運転再開も示唆

2006年01月06日 19時13分24秒 | 鉄道ニュース(総合)
関連:
Yahoo!NEWS(読売新聞):転覆事故の羽越線復旧作業が終了…運転再開は未定
Yahoo!NEWS(共同通信):事故調結論前に運転再開 羽越線脱線事故で国交相

まずは、この事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
また、怪我をなされた方々の一日も早い回復を願っております。

それから、本題に入る前に一言。
この事故については、すでにオンライン、オフラインを問わず、多くの場所で情報が出回っていますので、ここで事故についての詳細を書くことは避けさせて頂きます。(ニュースサイトを見れば済む話ですから)

さて、この事故については、現在事故調による原因の究明が行われている最中ですが、そんな中、国交相が事故調結論前に運転を再開する可能性を示唆したとの報道が行われました。
それが関連のリンク先にも挙げたこちらの記事
この記事の中で北側国交相は「JR東日本が講じる安全対策を検討して判断したい」と断ってはいるものの、事故調に主要な物件(レール等)を持って行かれている現在、JR東日本にどれだけ適切な対応策が取れるのか、個人的には疑問です。
これは別にJR東日本に居るその道のプロの方を馬鹿にしている訳ではなくて、単純に考えて、事故に関連するが殆ど手元にない状況で適切な判断が出来る方がおかしいのではないかと思った次第で。(注:これはあくまでも素人考えです。JR東日本が既に対策を立てるのに十分なデータをもっているのであれば、これは心配ありません。)

特に今回のケースは単なる強風説だけではなく、竜巻説やダウンバースト説なども出ている為、誤った対応をすれば再び同じ事故が起こることも可能性としては考えられます。(実際、事故区間では過去に怖い思いをした運転士の方も多くいらっしゃる様子ですし。)
北側大臣としても、昨年の尼崎事故や年末年始の大雪被害で頭が痛いのは分かりますが、乗る側の意見としては、もう少し慎重にやってくれても良い気がします。

ただ、一方でこの路線は、地元の方には数少ない自動車より安全な交通手段のひとつ。
交通弱者だけでなく、免許所持者でも雪道を車で走るのは怖いというのが本音ですし、実際に事故区間外の不通区間については地元の町長がJRに運転再開の要望を出しています

この問題は尼崎の事故の際にも見られたものですが、鉄道の代替路線がなく降雪量も多い山形の方が深刻なのは言うまでもありません。
こうしたケースのことを考えると、鉄道と車が事実上塞がれても問題のない新たな交通システムの構築が、過疎地や豪雪地帯を中心として早急に必要とされているともいえるのではないでしょうか。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

伊予鉄道 ICい~カードの発売枚数が5万枚を突破

2006年01月06日 18時33分34秒 | 鉄道ニュース(総合)
関連:
伊予鉄道ホームページ:トピックス

さて、2006年一発目のニュースは明るい話題から参りましょう。

伊予鉄道は29日、同社が発行しているICカード乗車券システム「ICい~カード」の発売枚数が5万枚を突破したと発表しました。
このカードは昨年8月23日のサービス開始以来、順調に発行枚数を伸ばしており、昨年9月には発行枚数が2万枚を突破するという勢いを見せ付けました。(その辺については、当ブログのこちらの記事を御覧下さい。)
やはり、導入期を過ぎた為か、利用者の増加率はやや減速気味ですが、それでも東京・名古屋・大阪の三大都市圏から離れた地域でこれだけの利用者を獲得できたことは、今後似たようなシステムの導入を検討している交通事業者や自治体に少なからず影響を与えることであると考えます。

また、以前の記事でも少し触れたように、今後はICカードシステムを導入していないJR四国等、他の近隣交通事業者との間でどのような関係を築いていくのかにも注目したいところです。
案外、近い将来、「ICい~カード」と「ICOCA・PiTaPa連合」の戦い、或いは相互乗り入れが行われる日が来ることになるかも知れません。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。