Jariaの玉手箱【更新終了】

鉄道ニュースについて管理人のツッコミ、そして時に自論を展開するブログ(※このブログは既に更新を終了しています)

名鉄空港線の初乗りレポート

2005年01月30日 15時42分52秒 | 大手私鉄関連一般
関連:
Simplex's Memo:快速特急に乗ってみた

Simplex's Memoさんにて、昨日開業した名鉄空港線の快速特急乗車レポートが公開されています。
なかなか詳しく書かれていますので、行けなかった方やこれから行くので様子を知りたいという方は関連のリンク先からどうぞ。

振り子式逆転の発想 小田急VSE

2005年01月28日 19時44分47秒 | 大手私鉄関連一般
関連:
忍鉄道株式会社:振り子電車だけど振り子機能を付けた理由が・・・

小田急VSEと言えば、ドイツのICEに…(以下略)
そんなVSEですが、実は同社で初めて車体傾斜装置を搭載した車両でもあります。
更に、この車体傾斜装置は本来の使用方法である速度アップが主目的ではなく、乗り心地アップの為に搭載されたそうで、正に逆転の発想ですね。
さて、詳しいことは関連のリンク先をご参照願いたいのですが、ちょっとだけ気になることが。
この装置を搭載した主目的は、前述の通り乗り心地の向上の為なのですが、それはつまり、小田急がHiSE以降のロマンスカーで追及してきた「速度より乗り心地」の方向性に対するひとつの答えでもあるわけです。
小田急ロマンスカーは、初代のSE車誕生時から必要以上に高速性能が追求されてきました。
SE車が国鉄線上で行った試運転によって当時の鉄道日本一の速度を達成し、後の151系に多大な影響を与えたことは周知の事実です。
恐らく、SE車の設計スタッフが現在の車体傾斜システムを知っていれば、ほぼ間違いなく速度向上に使用したでしょう。
だが、VSEでは速度向上の為の最終兵器を使用することによって、速度向上路線を真っ向から否定したのです。
なんだか、時代の流れを感じます。




あ、でもロマンスカー以外はもっと速く走らせてくれないと困りますよ、小田急さん。