Jariaの玉手箱【更新終了】

鉄道ニュースについて管理人のツッコミ、そして時に自論を展開するブログ(※このブログは既に更新を終了しています)

近鉄 けいはんな線他の愛称が決定 

2005年10月27日 23時32分55秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
近畿日本鉄道ホームページ:ニュースリリース(PDF)

さて、近畿日本鉄道の発表によると、同社東大阪線、けいはんな線及び大阪市営地下鉄中央線の統一愛称が決定したそうです。

その名も、「ゆめはんな」

え~、応募者及び選考者の方には大変申し訳ないんですが、私の個人的な感想ではインパクトのないというか、ありきたりの名前だなと。

「だったらお前が考えろ」と言われると、何も言えませんが。(^_^;

ところで、関連のリンク先によると、この愛称は未来への期待感が上手く表現されている故の採用なんだそうですが、そもそもこの場合の期待感って何なのでしょうか。
私には、あまりにも漠然とし過ぎているので、単に叶える気もない、悪い言葉を使えば、妄想の塊のようにしか思えません。

目標というものは、明確でなければ道に迷ってしまう訳で。

まあ、今は価値観が多様化していますから、鉄道会社としても明確なビジョンを提示してしまうのは危険という部分もあるのでしょうが。

いずれにしても、上っ面だけの「夢」を多用されると、私みたいな捻くれ者は白けてしまいます。
鉄道会社さんに限らず、「夢」という単語を使われる際には、それが本当に明確な目標としての夢なのか、それとも単に小奇麗な音の羅列に過ぎないのか、もう少し考えて欲しいと個人的には思います。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

JR九州 今年も長崎本線に「バルーンさが駅」を設置へ

2005年10月27日 22時36分26秒 | JR関連ニュース
関連:
JR九州ホームページ:ニュースリリース

鉄道ファンの間でも有名な長崎本線の臨時駅「バルーンさが」が、今年も設置されることになりました。
関連のリンク先によると、同臨時駅の設置は今年で17年連続だとか。更に、普通列車に加えて特急も停車するそうなので、中々需要が多いのでしょう。

今年の開業期間は11月2日から6日まで。
場所は最早解説不要でしょうが、長崎本線鍋島~久保田間。
設備は仮設駅舎と8両対応のホーム2面となります。

その他、期間中の停車列車など、詳細は関連のリンク先へどうぞ。

JR北海道 保存車両のアスベスト使用状況について発表 当面は問題なし

2005年10月27日 22時24分24秒 | JR関連ニュース
関連:
JR北海道ホームページ:プレスリリース(PDF)

最近は鉄道車両でのアスベスト使用状況が話題に上ることも多くなってきました。
そんな中で意外と忘れられがちなのが、保存車両での使用状況。
JRでもそこら辺の調査は進められていますが、今回は、先日発表されたJR北海道の調査結果について。

この調査では、国鉄時代から地方自治体に貸し出されているSLなどの保存車両105両について今年の9月に調査が行われました。
で、結論を言ってしまうと、この内88両からアスベストが発見されましたが、いずれも現状では飛散する恐れはないとのこと。
とりあえずは、一安心と言った所でしょうか。

ただ、気になるのは、今回の調査があくまでも貸与車両、つまりJR北海道が存在を把握し、かつ所有権をもっている車両のみを対象としている点。
保存車両がお好きな方は分かると思いますが、世の中には鉄道会社が把握していない保存車両も数多く存在します。
中には、個人所有ながら放置されてボロボロになっているものもある訳で。
そうした車両に対して、どのような対策を行うか。これについても、今後は考えていく必要があるでしょう。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

JR東日本  埼京線、南武線、相模線の車内に点字案内を導入

2005年10月20日 22時03分56秒 | JR関連ニュース
関連:
JR東日本ホームページ:プレスリリース(PDF)

ユニバーサルデザインという単語もようやく市民権を得てきた今日この頃ですが、それでも日本の交通機関は交通弱者対策が進んでいるとは決して言えません。
そんな中、JR東日本では今年10月下旬から、同社埼京線、南武線、相模線の車両に展示案内を導入すると発表しました。

今回導入されるのは、号車番号とドア番号を書いたシールで、大きさは80X35ミリ。
このシールを各車ドアの床面から1600ミリの高さに貼付する予定です。

なお、関連のリンク先では述べられていませんでしたが、今回導入される線区のひとつである埼京線は、乗り入れ先である「りんかい線」との関係や、大崎~池袋間で線路をシェアしている湘南新宿ラインとの兼ね合いもあるので、近いうちにこれらの路線にも導入されると予想されます。

ただ、この手のものが本当に交通弱者の役に立っているのか、健常者と呼ばれる人間には分かりにくいことも事実。
実際、以前うちのブログに寄せられたコメントでも、「駅の展示表示が間違っていることも多い」といった旨の発言がありました。
そういったことからも、今後はただ設置するのではなく、実際にそれを利用する方々からのフィードバックが得て、それらの情報を多くの企業で共有しながら、随時改善していくような仕組みが必要ではないかと思います。

このニュースについての詳細は関連のリンク先へどうぞ。

小田急 「ロマンスカー@クラブ」でシステムトラブル プログラムミスが原因

2005年10月20日 21時48分21秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
小田急電鉄ホームページ:ニュースリリース(PDF)

小田急電鉄が提供している特急券チケットレスサービス「ロマンスカー@クラブ」で、他会員の画面が表示されるトラブルが発生したそうです。

問題が発覚したのは、10月8日10時29分頃。
会員から同社に「他の会員の画面が表示され、また、自身の予約ができていない」旨の申し出があり、その後も類似の連絡があったことから、小田急とシステムを開発した東芝で調査をしたところ、プログラムミスが発覚。
これを受けて10月11日にシステム改修が行われ、不具合が修正されました。

さて、気になる今回の事件の原因ですが、これは10月6日に行われたシステム改修の際、プログラムミスに気付かなかったとのこと。
ちなみに、発見が遅れた理由について、小田急では、「ミスのあったプログラムが通常実施する事前テストでは確認することができない部分のものであった」と説明しています。

なお、顧客への対応についてですが、何も操作していないにも関わらず、残高が減少していた場合、申し出に応じて誤決済分を残高に追加する措置をとるそうなので、詳しいことは関連のリンク先を御覧下さい。


それにしても、今回の一件はデジタルの脆さと危険性を良く表したケースではないでしょうか。
勿論、これからの社会ではデジタル化が避けられない以上、デジタル化それ自体を否定することはできませんが、プログラムも人間が作るものである以上、ミスは避けられないのが現実です。

この避けられないミスをいかにして回避していくのかが、鉄道に限らず、多くの分野における、今後100年の最重要課題のひとつだと言えるかも知れません。

※2005年10月21日18:40 一部加筆修正

シーサイドライン ドアが閉まり切る前に発車するトラブルが発生 怪我人はなし

2005年10月20日 21時22分23秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
横浜新都市交通ホームページ:News(PDF)

八景島シーパラダイスへのアクセス路線としても有名な、横浜は金沢シーサイドラインですが、先日、ドア関係のトラブルが発生したそうです。

具体的な内容はこんな感じ。

>3.概 要
11時19分発、第186列車が南部市場駅を発車時に、先頭車両のドアに
お客様が駆け込まれているのを司令所職員が監視モニターで確認したため、出 発を止める操作を何度か行ったところ、ホームドアが閉まる途中で列車が運行
を開始した。その後、お客様より車両ドアが閉まりきらないまま5メートル位
走った旨の申し出が新杉田駅にありました。

(横浜新都市交通ホームページ:News(PDF))

同線は他の多くの新交通システムと同様、遠隔操作での運転が行われています。
そうした中で発生したトラブルですから、他の会社線でも同様のシステムをもっているところでは、決して他人事とは言えないでしょう。
特に、無人運転では、乗客に怪我などをさせてしまった場合に、対応が有人運転よりも遅れやすい面がありますから、この手のトラブルには有人路線以上に注意する必要があることは言うまでもありません。
関連のリンク先によるとシステムの回路に問題があったようで、現在は既に緊急の回路変更が完了しているそうですが、今後、同様なトラブルを起こさない為にも、徹底した調査と根本的な対策を期待したいところです。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

鉄道の日実行委員会、日本鉄道賞の受賞者を発表 

2005年10月15日 19時29分59秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
国土交通省ホームページ:報道発表資料

今年も鉄道の日が終わり、鉄道会社の方々も、鉄道ファンの方々も、多くの方がほっとされているのではないかと思います。

そんな中、去る10月5日に国土交通省から「第4回日本鉄道賞」の受賞者が発表されました。
で、そもそも「日本鉄道賞」ってなんじゃらほいという方の為にちょっと解説。

>この「日本鉄道賞」は、「鉄道の日」創設の趣旨である「鉄道に対する国民の理解と関心」をさらに深めるとともに、鉄道の今後一層の発展を期することを目的として、平成14年に創設された表彰制度であり、予め定められた重要テーマについて、これに積極的な取組みを行い、鉄道の発達に貢献した鉄道事業者や団体を「鉄道の日」実行委員会(会長:中村英夫武蔵工業大学学長)が表彰します。
(国土交通省ホームページ:報道発表資料)

まあ、要するに鉄道友の会がやっているブルーリボン賞やローレル賞の企業・組織版といったところでしょうか。
ちなみに、恥ずかしながら私はこの賞の存在を今日知りました。
平成14年に始まったばかりの賞とはいえ、もう少しアピールしても良い気がするのですが、それは本題に関係ないので省略。

さて、本題に戻って、とりあえず今回受賞した企業を挙げるとこんな感じになります。

【日本鉄道賞】

・社団法人鉄道貨物協会
・井原鉄道株式会社

【日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞】

・広島電鉄株式会社
・三重県いなべ市
・会津鉄道株式会社

【日本鉄道賞表彰選考委員会プロジェクト賞】
・首都圏新都市鉄道株式会社
・独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構

【日本鉄道賞表彰選考委員会技術賞】
・東日本旅客鉄道株式会社

ここではスペースが無いので、それぞれについて詳しく述べることは避けますが、「この企業(組織)ならば、入っていてもおかしくない」という企業が多いのではないかと思います。

ただ、各企業等のホームページなどで「受賞しました」と言われても、賞自体が一般利用者に十分知られていて、かつ一定の評価がなければ、企業等のイメージアップの要素としては意味がありません。

そうしたことを考えると、ただ単に賞を授与するだけではなく、賞の存在と評価水準の高さを世間一般にもう少しアピールしていく必要があると言えるのではないでしょうか。

筑豊電鉄 第二回「ちくてつ電車まつり」を開催

2005年10月15日 19時03分37秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
西日本鉄道ホームページ:ニュースリリース

筑豊電鉄では、鉄道の日を記念して、10月16日に第二回「ちくてつ電車まつり」を開催すると発表しました。

会場は筑鉄黒崎工場で、時間は10:00~16:00。
主なイベント内容としては、工場内の見学や運転台での撮影会といった、良くあるパターンとなっています。

その他、このイベントについての詳しいことは、関連のリンク先を御覧下さい。

福岡市交通局 地下鉄箱崎線にホームドアを設置へ

2005年10月15日 18時57分14秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
福岡市交通局ホームページ:交通局からのお知らせ

福岡市交通局では、同局が運行する地下鉄箱崎線の各駅にホームドアを設置すると発表しました。

今回設置されるホームドアは、都営三田線などで採用されている背の低いタイプで、高さは戸袋部が1.3メートル、ドア部が1.2メートルという仕様です。
工事は中洲川端駅から貝塚駅に向かって順次行われ、全駅に設置が完了するのは12月中旬の予定。

詳しいことは関連のリンク先を御覧下さい。

ところで、関連のリンク先の文中、「中洲川端駅から貝塚駅に向かって~」の段落を境にして文章の口調が変わっているのは気のせいですか。
一組織の名前で出している、しかも顧客や各種メディア、外部の利害関係者向けに出された文書で、ああいった口調は果たして如何なものかと。

外に出す情報すらろくにコントロールできないようでは、組織の管理体制に問題があると言われても仕方がありません。
もし、民間企業がこんなことをやったら…。
想像したくもありません。

南海 「南海電車まつり」の開催にあわせ、ラピート車両で千代田工場行き臨時直通特急を運転

2005年10月13日 21時30分18秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
南海電気鉄道ホームページ:ニュースリリース(PDF)
当ブログ:南海 11月6日に「南海電車まつり」を開催(2005年9月30日)

以前、うちのブログでもお伝えした「南海電車まつり」ですが、このイベントにあわせて、会場である千代田工場まで臨時直通特急が運転されることになりました。
しかも、今回はラピート用の車両である50000系を使用するとのこと。
撮り鉄派の方は血が騒ぐのではないでしょうか。
一方、乗り鉄派の方は、どうやれば乗れるのかをご存知になりたいと思います。

気になるその答えですが、結論からいうと事前応募による抽選です。
要するに運です。

ちなみに、定員は250名で、内訳はレギュラーシート200名、スーパーシート50名となっています。
それから、参加費用として、レギュラーシートの場合は大人980円、小人490円(スーパーシートの場合はそれぞれ200円増し)が必要です。

ううむ、何だかちゃっかりしていると言うか…。
普通列車だと参加費も糞もありませんが、特急列車であればそれ程抵抗もなく取れますからね。

まあ、私は南海の運賃体系をよく知らないのでわかりませんが、運賃と特急料金込みで特別列車に乗れるのですから、この値段でもお釣りが来るかも知れません。

詳細は関連のリンク先へどうぞ。

南海 11月3日に「泉佐野駅高架ウォーキング&関空島内スタンプラリー」を開催

2005年10月13日 21時08分52秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
南海電気鉄道ホームページ:ニュースリリース(PDF)

南海電鉄では、同社南海本線(泉佐野市)連続立体交差事業がほぼ完成の域に近付いたことを記念して、イベントを実施するそうです。

イベント名称は「泉佐野駅高架ウォーキング&関空島内スタンプラリー」。

今回のイベントの目玉は、名称にもあるように、なんと言っても泉佐野駅からの新線ウォーキングです。
新線の線路上を歩ける機会は、当然そう多くありませんから、非常に貴重な経験となることは間違いないでしょう。
お子様にもお勧めです。

開催日は11月3日。参加は事前の応募制となっています。

応募方法やイベントについての詳細は、関連のリンク先を御覧下さい。

JR西日本 「SLやまぐち号」C57-1号機の修理が完了 10月15日から定期運転に復帰へ

2005年10月13日 20時58分48秒 | JR関連ニュース
関連:
JR西日本ホームページ:JRニュース
当ブログ:JR西日本 「SLやまぐち号」のC57に不具合 DD51とC56が代走へ(2005年9月30日)

フェニックス・シゴナナこと「SLやまぐち号」のC57-1号機にトラブルが発生し、運用を離脱していたことは、先日、当ブログでもお伝えした通りですが、この度、その修理が完了し、復帰することが決定しました。

復帰は10月15日の「SLやまぐち号」からで、通常通り、本務機として使用される様です。

とりあえず、良かった良かった。
そして、フェニックス伝説に、また新たな1頁が刻まれました。

これからも、C57-1号機とそれを支える鉄道員の皆さんには、是非とも頑張って頂きたいものです。

詳細は関連のリンク先へどうぞ。

山形鉄道 10月22日に「フラワー長井線まつり」を開催

2005年10月13日 20時45分25秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
山形鉄道ホームページ:トピックス

山形鉄道では、10月22日に宮内、長井、荒砥の各駅構内にてイベントを開催すると発表しました。

その名も、「フラワー長井線まつり」。

何の捻りもないとか、そのまんまやんけ、などとツッコんではいけません。(←お前が言うな)

で、気になるイベント内容ですが、各会場で沿線の小中高校生による吹奏楽の演奏が行われる他、軌道自転車試乗やミニSLといった定番系、更にはロボット相撲という訳の分からんもの(沿線に工業高校がある為でしょうか)まで、小粒でもやや辛いものとなっている様です。

また、当日はフラワー長井線が全線終日100円均一運賃(片道)となります。
乗り潰し目的の方も、このチャンスをお見逃しなく。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。


ところで、その関連のリンク先ですが、イベントの開催時間が"午後10時"から午後2時30分までと書かれているのは気のせいですか。
流石に、鉄道ファンでも24時間はもたないのではないかと。
でも、一度くらい、24時間ぶっ通しで鉄道ファンの為のイベント(正しく、祭り)をやってみたい気もします。

京急 空港線に国際ターミナル駅(仮称)を新設  2009年12月開業予定

2005年10月08日 23時17分41秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
京浜急行電鉄ホームページ:報道発表資料

京急では、羽田空港の国際線旅客ターミナルビル開業に合わせて空港線に国際ターミナル駅(仮称)を新設すると発表しました。

この国際線旅客ターミナルビルとは、羽田空港の再拡張事業によって建設されるもので、開業は2009年12月を予定。駅もこれに合わせるかたちで開業することになっています。
気になる場所は空港線天空橋~羽田空港間。
総工費は150億円。
新駅は地上3階、地下2階の構造となり、ホームは既存線の横に設置される予定です。

その他、詳しいことは関連のリンク先を御覧頂ければと思います。

京急 久里浜線延伸区間の免許を一旦取り下げ

2005年10月08日 23時03分58秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
京浜急行電鉄ホームページ:報道発表資料

京急では、同社久里浜線の延長区間(三崎口~油壺間)の免許を一時取り下げると発表しました。

と、言われただけでは意味不明の方も多いと思うので、ちょっと解説。

本来、京急久里浜線は三浦市の中心部に近い三崎が終点となる予定でした。(その為に、今でも旧1000形等には"三崎"という幕が入っています)
しかし、用地買収や自然環境保護、その他の紆余曲折から昭和45年に油壺~三崎間の免許が取り下げられ、そのまま今に至っていた訳です。

ちなみに、油壺以南の免許取り下げから35年間経った今でも、京急側に建設の意思はあるようで、三浦市の最新版の地図には、必ずと言って良いほど延長線のルートに点線が引かれています。
京急としては、現在の三崎口駅が三浦市中心部から離れていること。そして、油壺に自社の観光施設「油壺マリンパーク」をもってことなどから、延長による収益増を期待しているのでしょう。
三浦市としても、市中心部が陸の孤島になっていることを考えると、便利になるのは歓迎のはず。

で、関連のリンク先によると、今回の免許取り下げは延長線の工事を周辺開発計画と一体的に進める為としており、今後は区画整理の進歩状況などに合わせて路線計画の再検討と免許の再取得が行われることになっているようです。
35年もの長きに渡って放置状態だったことを考えると、具体的な話が出てきただけでも少しは前進したといえるのかも知れません。

ただ、気になるのは、同じリンク先に「事業性等の計画を進め」という記述があること。
これはプラスに解釈すれば、路線計画が良い意味で変更されると考えられるのですが、当然逆パターンもありうるのです。

何でもかんでも無責任に建設することは確かに問題ですが、三浦市の事情を多少知っている神奈川県民からすると、建設した方が良いのではないかとも思ってしまう訳で。

まあ、そこら辺は三浦市と住民の皆さん、そして京急がきっちり話して決めることですから、今後の動きは要注目と言えるでしょう。

詳細は関連のリンク先へどうぞ。