シマーな老若男女の皆さん!!!
(※実際は老青男男ですが。。。。)
運用に耐えるVR装置を作っちまいましょう!!!
かつ安くするために、材料はほぼダイソーで!!
ちなみにいろいろピントを合わせる為の距離の話が出てきますが、
自分は裸眼で両目とも視力1.0前後あるので、そのベースでのお話です。
人によってはまた多少のズレがあると思いますので、ご了承を。
あと、いつもの事ですが、この戯言での責任は負いませんので、
自己責任でお願いします。
今回の戯言は長いです。
ちなみにダイソーのステマではありませんので!!
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アナグリフの赤青立体で物足りなくなりまして、手を出したのが
Google CardBord
Oculus Riftをみたいな VR装置をダンボールとスマホで
実現しようっていうGoogleのコンテンツです。
もっと詳細知りたい人はネットで検索してね。
で、早速作ってみたんですが、いろいろ問題課題があって、いくつか
試作して、試行錯誤の末やっと5作目で、ほぼ量産型(?)に
になったのではないかと思っています (w
今までの試作初号機から4号機。。。。。
家内から「オメーどんだけ作るんだよ」と野次られ、、、、
。。一番のネックで課題になったのはレンズ。
このダイソーで一個108円で手に入るルーペを使用する事にしました。
仕様的なベストは直径30mm前後で焦点距離40mmのレンズなんですが、
まともに買うと結構お高めなんですよね。
で、このルーペ、ばらすとレンズ二個使ってます。右側の黒い包みたいなのは
レンズとレンズの間にはいるスペーサーの役割をしていて長さ13mmです。
最初に作った初号機はこのレンズを片方に一枚づつ使用し、きっちりと作成してみました。
立体感や投入感というか、自分が本当にソコにいる感は凄いんですが、どうも今一な気がして、
いろいろ考えてみたら、スマホの画面に対し、焦点があってなくて画質がボケてたんです。
CardBordのレンズ焦点距離は約40㎜で設計されています。
ちなみにこのノギスもダイソーで108円です、必須道具なので買っておきましょう
既に持っていたらOKですが。
ダイソーのルーペも焦点距離40mmな仕様なんです
しかし、ダイソーのルーペはレンズ2枚使って焦点距離40mmを実現しており、
一枚使用だと、大体、56mm前後という事が解りました。
それで、二号機はCardBord本体の長さを延長して57㎜で作成してみました。
これはいい感じに出来ました、ピントが合って「これイイジャン」
って思って使ってたんですが、、、、、ふと気がついた。
画面までの距離が離れてしまったせいで、覗いた先にスマホ画面の淵まで
見えてしまっていて、いまいちリアル感に欠けてしまったんです。
どうしてもモニター見てしまっている感というか。。。。。。
視界全てが VR というのがやっぱり良いわけで。
で、片目レンズ2枚使うことにしたんです。
ルーペと同じようにスペーサー挟んでレンズ2連で本体の長さも40mmに戻して。。。。。。
スペーサーとレンズ2枚を合体させて、、、、
実際に組み込んでみた。
これが見事に大失敗。。。。。。orz
焦点距離は40mmで良かったのですが、レンズからレンズの間に
13mmの黒いスペーサーが入り、まるで双眼鏡を覗いているような
見え方になってしまって、逆に視界がかなり狭まってしまった。(トホホ 。。orz
3号機は見事に失敗しましたが、レンズ問題は4号機でとりあえず課題クリアしました。
しかし4号機ではヘッドマウントの仕組み失敗して、次の5号機でヘッドマウントの
課題をクリアしました。
ここまでは苦労話(笑
しかし、もしこれから作ろうと思われるなら知っておいて損は
無いはずの情報だと思います。
ここからが作成の話に入りますです。
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CardBordの型紙データが必要なのでダウンロードしてください。
実は本家のほうはバージョン2になってまして、図面データで
配布されているもんだから、お手軽にプリンターでA4印刷出来なく
なってまして、バージョン1をここにおいときます。
CradBord VR Virsion1.0
以下、今回の戯言もバージョン1で話しています。
ダウンロードしたら印刷してくださいな。ペラペラの紙で。
道具を準備しましょう。
以下の道具を持ってればOK、なければダイソーで。
スチール製の定規と、よく切れるカッター。絶対必須ですね。
たいがい直線を切るので、スチール製の定規で当ててスパッと。
サークルカッター。これもダイソーで売っています。これが有ると作業が
半分楽になり工数もかなり減ります。無くても可能ではありますが、出来たら必須。
いや必須。
今回タップ機能は作成していません。元来のCardBordの仕様では、
磁石を使ったガウストリガーを設計していまして、実際2号機に実装してみた所、
全てのアンドロイドスマホにガウスセンサーが装備されてる訳では無いらしく、
機能しませんでした。ちなみに私のスマホはエクスペリアZ3です。
ですので、これもダイソーの物であったら便利。108円タッチペン。
鼻抜きの穴から突っ込んでタッチさせます。
次に材料
まずはダンボール。写真はダイソーで買ってきた物ですが、今回はアマゾンの
梱包箱大を使用してみました。厚み4mmです。
次に、レンズ。上でも紹介したダイソーのルーペ。2個使います。
黒のビニールテープ。シマーな皆さんは黒にしましょう。後で理由ありです。
通常の物と、幅の広い物があるので、両方。
そんなに使いませんが使います、両面テープ。レンズ絡みはこいつです。
接着剤系使うとレンズが曇るんですよね。
のり、木工用ボンド、ハサミ、ペンなどなど。紙に対して木工用ボンドって
意外とガチガチに固まります、まぁ 紙は木ですから。
あと、輪ゴムも10本くらい必要。
割り箸、こいつはセブンイレブンでお弁当買ったときにもらえる奴
実は二本あればいいです。
結束バンド。何かと使います。白いの買っちゃったけど、黒い物がよい
ベルト。普通に腰に巻くズボン用の物、幅 4cm のが良いです。これもダイソーにて。
これ頭に一回巻いてみて長さ合わせて、余った部分は結束バンドでたたんでしまいましょう。
金属のバックルの部分は真後ろに来るようにします。
蝶番。 これもダイソーに売ってます。長さ5cmの物を使用します。
材料が揃ったら、プリンターで型紙を印刷しましょう。
そしたらダンボールにノリを薄く塗って、大まかにカットした型紙を貼り付けます。
写真の黄色で × したパーツは今回使いません。ガウスボタンのパーツです。
十分に乾くまで待ちましょう。そんなに時間はかかりません。
さらに大まかにカットします。ちなみにこの部品は4つ作成しておいてください
はめ込み用の凸部分はバッサリ切ってよかです。イランです。でも正確に切りましょう。
はめ込み先の長方形の四角もくりぬかなくて良いです。
そしてとっても重要なのはくりぬき用の穴の中心をきっちり割り出してください。
自分はノギスの平行部分を利用してわり出しました。やり方解らない人は
数学で円の中心で検索すれば手法が出てきます。
サークルカッターでくり抜きます。これハンドでやると相当時間かかる。
サークルカッターでさくっと楽勝。あっという間です。中心は正確にしてね。
直径は下記を参考に。
ここで又重要です。今回使用するレンズの直径は30mmです。
上の、覗きの穴は4ピース中、2ピースは直径28、または29mmで
くり抜いてください。残りの2ピースは30.5mmでくり抜いてください。
次に28mmでくり抜いた物はうしろから穴の淵を押しつぶしてください。厚さを薄くします。
手前の穴は押しつぶした状態。奥はまだ
で、次は強度強化の為に黒のビニールテープで円筒状に内側から貼り付け、
ハサミで切り込みをいれて広げます。3分割位でテープを張るとやりやすいです。
こうなります。裏も同様
これに裏側から30.5mmでくり抜いた物を位置あわせを正確にして貼り付けます。
木工用ボンドはべったりと。
固まるまで、しばらく重しを乗っけます。※重石には650w電源を使ってみました(笑
こんな感じになります、これを2セット作成します。
こいつのくり貫いた穴の縁に両面テープを小さく切った物を貼り付け
それでレンズを設置します、出来たら多めに両面テープ張りましょう
こんな感じになります。実はちゃんと写真撮るの忘れてて、上のようなパーツを
二個作ります、下の物は失敗作なんで忘れてください(汗
その二個のパーツを張り合わせ、2連のレンズにします、ダンボールの厚さが
2枚分なので、おそらくスペーサーは8mm前後になっているはずです。
で、本体に接着する前に焦点距離を測りましょう。ここは個人差が出ると思います。
このレンズは2連間13mmで40mmの焦点距離だったので、間8mmだと多分
焦点距離は35mm前後と思われます。
適当に切った紙とか使って立ててみて、実際に覗いてピントが合う
距離を探してください。予想通り36mmでした。表面から実測すると良いでしょう。
なので、本体の長さを削ります。はめ込み用の長方形の正面側がレンズパーツの
表面の位置になるので、ソコから36mm計測して、直線引きます。そしてそこでカット
後は本体の方を組み立てます。ガウスボタンの分だけ寸法が短いので、
そこは適当に切ったダンボールでスペーサー作って木工用ボンドでベッタベタに
貼り付けてしまいましょう。
後、カットした縁とか脆くなるので、ビニールテープで補強してしまいましょう。
実際に組み立てると寸足らずの部分が多数ありますので、ビニールテープで
補強しまくりです。
これはスマホを後ろから抱えるカバーです。自分のスマホは手帳型カバーに入れて
使用しているので、それに合わせて少し寸法延長しています。
型紙では本体とくっついていますが、切断して別パーツで作っています。
切り出して、縁をビニールt (以下略
注意点として山折にする部分は外側にカッターで軽く切り込みを入れてから曲げましょう。
そうするとカクって綺麗に折れ曲がります。しかし強度が落ちるので、ビニーr (以下略
レンズの間の中心の縦のパーツも取り付け、カットした縁はビニールテープにて補強を忘れずに。
そして本体とカバーは幅の広いビニールテープでガチガチにつなげてください。
簡単に見えるでしょ、簡単ですw
スマホがこんな感じなんで、
こんな感じで装着できるように、下の部分は28mmに延長。
上のマジックテープで固定する部分も60mmに延長です。
これで本体は大体完成です。あと一息です。
次はヘッドマウント部分を作ります。
まず、蝶番を細工します。ベルトとCardBordの接続に使います。
蝶番の長さが 5㎝ 、ベルトの幅が 4㎝なんで
ダンボールを 横幅 10cm、縦 4cm で長方形で2枚切り出します
その2枚の長方形に蝶番が中心に来るように穴の位置をマーキング
そのまま穴を開けて、木工用ボンドべっとり塗って、2枚のダンボールで挟み込みます。
穴が塞がらないように爪楊枝でも突っ込んで乾くの待ちます
蝶番の半分はダンボールに挟まれている状態です。
乾いたら縁をビニールテープで補強してベルトに結束バンドで固定。
結束バンドのヘッド部分は前に持ってきて、余った部分はカットします
さらに両サイドも結束バンドで固めてと、、、、
ダンボールはあくまでスペーサーの役割で、結束バンドが蝶番とバンドが直接
結束している形になるので、テンションはバンドにかかり、強度は大丈夫だと思う
壊れたら、また作ればイイし・・・・・
割り箸を二本用意して、大体 15、16cm にカットします。CardBord の横幅より少し長い位。
その内の一本を上記で作成した蝶番付きベルトに結束バンドで結束します。
そして、その割り箸の部分をCardBord の上部に木工用ボンドとビニールテープで
接着します。その際接着位置は実際に頭にかぶって見て調整してください。
次にCardBord 本体の下側の前側付近にもう一本の割り箸を木工用ボンドと
ビニールテープで強烈に接着します。下記写真のそこらへん
スマホの重さが一番テンションかかりそうなポイントに。
重要なのは割り箸が両サイドから飛び出している事
そして、下と上の割り箸を輪ゴムで結束します。上と下からで3本も使えば
良いかと思います。あまりきつくするとCardBord 壊れるので注意
反対側も同じように。
これで CardBord はベルトからの蝶番、そして上の割り箸が下の
割り箸を吊り下げる事になるので、強度的に大丈夫だと思う。
輪ゴムの部分もビニールテープで覆ってしまいましょう
最後にスマホカバー先端部と本体の上側にマジックテープを張って、スマホが落ちないようにします。
やりました!!!。完成です!!
友人に被って貰いました。
意外といい感じです。使用感も問題なしです。
割り箸の部分は棒状の物だったらなんでもかまいません。
で、最後に。。。。。
作るのメンドクサイという人は、、、実はアマゾンで売ってます。
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という訳で、シマーな人は持っとくとチョイと良いことあるかもしれませんです。