と言うのを買ったんですが。
内容は21型とワイルドキャットの存在機で模擬空戦させると言う企画。
21型はリバースエンジニアでほぼ99%新造ゼロで、DC-3のエンジンを転用し
1200馬力になっています。重さが100Kほど重いのでバランサー入れて調整してあるが、
機銃関連を積んでないので、トントンなんじゃないかと。
それに1200馬力なら実質22型に近い性能なんじゃないかと思ったり。
ワイルドキャットはF4Fでは無く、OEM生産のFM2の方で、此方もフルレストアの
ほぼ新造といっても良いほどの状態なのだとか。
動画の前半分は企画の内容なんですが、後半分はゼロと猫が戯れるのをいろんな
角度から眺めるだけの物となってます。WW2フラシムマニアなら楽しめるんじゃないかな。
なんつったって、モノホンですからね。
コクピット内からの視点は特に面白くて、あんなにみえるんだなぁと思いつつ、
IL2の出来の良さを再確認しましたね。
結論から言うと21型の性能が圧倒的で、FM2が21型の後ろ取ってから水平旋回を開始して
僅か1週半で対峙位置まで21型が逃げれると言う・・・・
ほかにもジグザグ運動をしたりで、それを両方のコクピット視点で見た時の映像が
面白くて興味深い。ヒラリヒラリと動くゼロに対し、FM2がややアップアップで、
翼端失速しかかってるのが分かる。
特に縦軌道で宙返り3回目でFM2はややスピンする。
またFM2の後ろとったゼロが時折、ガクっとへんな挙動を見せる時があり、
多分後方気流に押されたと思われる、実戦時にはあのような動きになるんだなぁ・・・と
感心したりでした。
ほかにも興味深かったのは運用面。
ゼロは端っこ50cmが上に折れるだけなんですが、FMは接合部の下のパネル空けて、
中にあるクランクみたいなので、接合ボルト一つクルクル回して外したら後は2人で
主翼を後ろに折って、ワイヤーで水平尾翼の引っ掛けるだけで、横幅は30%まで
小さくなる。空母への搭載量は40%増しになるとか。ハッキリ言ってこれは大きいと思う。
エンジンカウル外すときはゼロの場合小判型のカバー両サイド6面をドライバーで外し、
その中にあるボルトを六角で緩めて接合アームを外し、それからカウル上下2分割を
2人~3人で外す。結構手間。
それに対しFMはボルトがスナップオン式になっていて、ドライバーじゃなくでも硬貨などで、
サクサク外せて、カバー自体も数分割されてて一人でホイホイ外せてしまう。
こういった所に戦争で勝つ為の小技の応酬が凄いと思ったね。
単機での戦闘に勝つにはゼロが圧倒的有利だけど、大戦略みたいな視点で兵器を
運用していくと考えた場合、修理メンテナンスが容易で早く、且つ一度に大量に移動できる
兵器はかなり使えると思うね。
結構面白い内容でした。お勧めです。
で、早速IL2でも同じなるか検証してみた。
でもオフでやると、最近のバージョンではAIのゲタが大きくてあんまりお話にならない。
ゼロにのって、FM2のACE:AIと対峙すると鬼のような性能のFMが襲ってきます。
FMに乗ってACE:AIの21型と対峙すると、もう絶望的です。
乗り比べた感触としては、FM2とゼロでは雲低の差があり、ちゃんと検証したいなら
オンラインで人間同士でやるしかないでしょうね。
今度、人募って久々にサーバ立てて見ましょうかね。