11/4 個人戦初日は飛ばして行きます
昨晩は細川先輩が筆者の部屋に泊まりに来てました。部活では終電の関係で早々に帰ってしまうことが多いのでもっと泊まりに来てほしいです。もちろん細川先輩以外でも部員ならいつでも誰でもオッケーです。
会場に着いたら盤駒時計を並べて個人戦の準備。以下色々ありましたが無事予選が始まりました。予選ではよくお世話になっている岡大の石井さんと当たりましたが、何とか2連勝で予選通過。お昼はラーメンでした。
トーナメント初戦は不倒流の方と当たり、酸素の薄い会場と相まって顔を真っ赤にして指してましたが内容的には完勝でした。二回戦は鳥大の高城さん。藤井システム調の出だしに警戒して変な形になってしまいましたが、無理っぽい仕掛けをしてきたので咎めて快勝。三回戦は次期理事長の澤岻さん。顔と名前の認知度の差が半端ない方です。勝った方が個人戦二日目に残れる大一番、戦型は相手の後手一手損角換わりになりました。以前ソフトで調べた形になったので積極的に仕掛けたらこれが奏功して快勝。初のベスト16となりました。感想戦もそこそこに急いでバイトに行ったら初めての仕事をやらされてたくさん怒られました。
11/5
ヘロヘロになりながら家に帰ったら1時回ってました。若干キレつつ眠りにつくと、がっつり8時間睡眠で対局開始の20分前に起床。バイト辞めます。
ベスト16の相手は岡大のエース藤井さん。正直勝てる気がしませんでしたが、強敵だからといって必要以上に怖がらず、自然な手を意識しました。
戦型は相手の先手一手損角換わり早繰り銀。△6四角の筋で対抗しました。
2枚目の局面では既にこちらが良いと思います。少し進んで▲7一角と打たれた局面。
読み筋にない攻めで一瞬焦りましたが、△5二飛▲6一銀△4二飛▲5三角成△4九飛▲8八玉△4三金と対応。△4三金では△4三銀が予定だったのですが、▲4二馬にどちらで取っても王手馬がかかると錯覚してました(△4二同玉で何もない)。本譜の△4三金には▲5二銀成△5三金▲同成銀で大変と見てましたが、単に▲4二馬だったので良くなりました。以下棋譜だけ見れば快勝ですが、ところどころ読み切れてないところがあり、対局中はかなり焦ってました。この辺りまだまだ弱いですが、素直に金星を喜んでおきます。
準々決勝は宮地先輩と同校対決。なぜか練習対局で一度もやったことのないノーマル三間飛車をやられ、しかも穴熊を組ませてくれました。罠かと思いましたが、「ひどいなー」とか「つらいよー」とかボヤいてたので優勢を確信しました。良くなってからもとにかく自然な手を意識して一手勝ちできました。
準決勝は今大会の中四名人となる松山大学の佐々木さん。準々決勝で永世中四名人の長谷川さんに勝って波に乗ってますが、練習対局では何度か勝っているのでそこまで悲観してませんでした(長谷川さんには全敗継続中です)。なお、この対局は今大会で一番出来が悪かったので棋譜が思い出せません。
気を取り直して代表を賭けた3位決定戦は高知工科大の山本健太さん。今まで何度も練習対局をしてもらったり、会えばよく話しかけてくださったりと、とても良くしてもらっている方です。対局前は少しネタに走ろうか迷いましたが、代表が懸かっていると知り流石にやめました。なお、この対局も出来が悪かったので思い出せません。
以上個人戦でした。結果は4位と、惜しくも代表こそ取れなかったものの上出来すぎる成績でした。くじ運の関係も大いにあると思いますが、それよりも順調に実力がついてきていると前向きに捉えています。この辺で個人戦二日目に残った神高先輩と宮地先輩にバトンタッチします。ここまで読んでいただきありがとうございました。
