愛大将棋部雑記

日々の日記。いわゆる雑記。当番の人は書くよーに。書かないと・・・・(¬ω¬)ニヤリ

ネット団体戦~中部戦~(西村)

2020-04-06 21:50:24 | 自戦記

ネット団体戦6日目は中部選抜戦でした。個人的に中部地方には交流のある人が何人かいるので志願して出場させていただきました。
私はいつも通り副将で伊藤奨(名城4)さんとの勝負になりました。

序盤はお相手のノーマル四間飛車に私が居飛車穴熊というオーソドックスな形に。実は伊藤くんがノーマル四間飛車を指すのは知っていたので、対局開始30分前にソフトで少しだけ仕掛けを調べてました。

上図から86歩同歩45歩と仕掛けました。75歩も入れるか迷いましたが、以下同歩84飛に25桂で端攻めされるのが嫌で見送りました。

本譜は色々あって以下のように進みました。

一歩あれば75歩同歩76歩で決まるので、その歩をどこから入手するかが問題。本譜は上図から75歩同歩26角としましたが、以下74歩76歩73歩成77歩成82と87とまで進み、ここで24歩が急所でした。

互角ではありますが難しい展開にしてしまいました。実際は77歩成の瞬間に24歩同歩66角が正しい反撃で、こう進むとはっきり悪かったです。

そこでさかのぼって正しい攻めは26角とはせずに95歩同歩75歩同歩95香同香76歩で、これなら少し良かったみたいです。

26歩が浮いてるだけに端からいくのは盲点でした。


さらに紆余曲折あって終盤に最大の山場が訪れました。

読者の皆さんはどちらが勝ちか読み切れますか?少し行間を空けるので考えてみてください。












まず本譜は26歩38銀と進み

以下37金打と指されましたが39馬から即詰みとなり勝つことができました。ただ、対局中は37金打ではなく18金で凌がれてると思っていました。以下39馬37玉47銀成同玉の展開は寄せ切れません。
しかし18金には16桂というすごい手がありました。

同金には35桂同歩47銀不成で受け無し。25歩には39馬27玉36金で詰みです。

17玉には15飛で、以下16金には同飛同玉47銀不成27金24桂25玉23金で必死がかかります。

ということで結論は後手勝ち。。。ではなくさかのぼって26歩のところで26香で先手勝ちでした。

この手は、以下38銀18金16桂17玉15飛の瞬間に22香成があるという意味です。そこで18金には47銀成ですが、さらに17玉が好手で凌いでます。

後手はこれ以上詰めろを続けるのが難しいです。

この対局は終始難しかったですが最後はなんとか勝つことが出来ました。ネット団体戦初勝利ということでようやくチームに貢献でき良かったです。しかし、内容は決して良くないのでしっかり反省して今後に活かしたいです。

 

これが私の最後の対局となり、通算戦績は1勝2敗でした。相手が皆強かったのもありますが、全体的に内容が悪く不満が残る結果となってしまいました。

また、チームとしては中四国は8チーム中5位でした。中四国大会ではいつも手強い相手が味方にいるのは新鮮な感覚で非常に楽しかったです。

コロナの影響で今年の大会がどうなるか分かりませんが、4年生として最後の年を悔いなく戦えるように頑張ります。

最後に、ネット団体戦の運営をしてくださった方々、選手の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

※序盤の細かい手順を覚えてないので序盤だけ適当です

先手:伊藤奨(名城4)
後手:西村拓海(愛媛4)
▲7六歩      △3四歩      ▲6八飛      △8四歩      ▲6六歩      △8五歩
▲7七角      △6二銀      ▲7八銀      △4二玉      ▲3八銀      △3二玉
▲4八玉      △5四歩      ▲5八金左    △5二金右    ▲3九玉      △5三銀
▲1六歩      △3三角      ▲4六歩      △2二玉      ▲3六歩      △1二香
▲6五歩      △4四歩      ▲4七金      △1一玉      ▲3七桂      △2二銀
▲2八玉      △4三金      ▲1五歩      △7四歩      ▲5六歩      △3一金
▲2六歩      △9四歩      ▲9六歩      △7三桂      ▲6九銀      △8六歩
▲同 歩      △4五歩      ▲同 桂      △7七角成    ▲同 桂      △4二銀
▲8八飛      △4四角      ▲8七飛      △7五歩      ▲同 歩      △2六角
▲7四歩      △7六歩      ▲7三歩成    △7七歩成    ▲8二と      △8七と
▲2四歩      △同 歩      ▲2五歩      △4四角      ▲2四歩      △2五飛
▲2七銀      △9九角成    ▲2三桂      △同 銀      ▲同歩成      △同 飛
▲2四歩      △同 飛      ▲2六歩      △2二飛      ▲7一角      △4四歩
▲5三桂成    △同 銀      ▲6一飛      △4二銀      ▲9一と      △2三香
▲3八金      △6六馬      ▲5八銀      △7七と      ▲5七銀      △6五馬
▲5二銀      △7五馬      ▲3一飛成    △同 銀      ▲4三銀成    △2五歩
▲同 歩      △2六歩      ▲同 銀      △5九飛      ▲6六歩      △2七歩
▲同 金      △7六馬      ▲4八銀      △4九馬      ▲5九銀      △2五香
▲同 銀      △同 飛      ▲4四角成    △2二歩      ▲2六歩      △3八銀
▲3七金打    △3九馬      ▲1八玉      △2九銀不成

まで118手で後手勝ち

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ネット団体戦~北海道戦~(西村)

2020-04-06 21:50:08 | 自戦記

ネット団体戦4日目は北海道戦でした。私は副将で崎野也真人(はこだて未来4)さんとの勝負になりました。

戦型は私が先手で角換わりになりました。角交換の際に一手損したので実質後手番でした。横歩取りは怖くて指せません…

 

上図で35歩同歩45桂と仕掛けて開戦しました。31玉では44歩が普通で、この形は先攻して不満なしとしたものですがどうなるでしょうか。

 

少し進んで下図。44歩を読んでましたが86歩同歩85歩同歩を入れてから44歩と指されました。いつでも85桂と跳ねられるようにして反撃しやすくする意味でなるほどと思いました。

44歩以下は53桂成同金62角63金44角成と進み、桂損ながらペースは掴めたと思っていました。

 

さらに進んで下図。ここで事件が起こりました。

相手玉は53成銀~43銀不成が分かっていても受けづらく先手優勢の局面。次の69金が見えてますが、以下67玉55桂と追われても上が抜けていると判断し30秒ほどで53成銀としましたが、これが敗着になってしまいました。79玉が第一感でそう指せば良かったものの、粘られるのも面倒だと思い勝負を急いでしまいました。

53成銀以下69金67玉55桂56玉に44金が盤上この一手の好手で、一瞬で負けにしてしまいました。

ここで持ち時間残り3分。終盤に少しでも時間を残そうとテンポ良く指してきたつもりが、これでは無意味ですね…

自玉が追われる展開は念入りに読まないといけないと痛感しました。

 

以下指すだけ指してみましたが負け。チームとしては引き分けだったので、こんな負け方をしてしまって申し訳ないです。これで2連敗なので、何とか一回は勝ってチームに貢献したいです。

 

 

※序盤の細かい手順を覚えてないので序盤だけ適当です

先手:西村拓海(愛媛4)
後手:崎野也真人(はこだて未来4)
▲7六歩      △3四歩      ▲2六歩      △8四歩      ▲2五歩      △8五歩
▲7八金      △3二金      ▲2二角成    △同 銀      ▲8八銀      △3三銀
▲7七銀      △6二銀      ▲4八銀      △6四歩      ▲4六歩      △6三銀
▲4七銀      △4二玉      ▲6八玉      △7四歩      ▲3六歩      △7三桂
▲3七桂      △1四歩      ▲1六歩      △9四歩      ▲9六歩      △6二金
▲4八金      △8一飛      ▲2九飛      △5四銀      ▲5六銀      △3一玉
▲3五歩      △同 歩      ▲4五桂      △3四銀      ▲2四歩      △同 歩
▲同 飛      △2三金      ▲2九飛      △2四歩      ▲6六歩      △8六歩
▲同 歩      △8五歩      ▲同 歩      △4四歩      ▲5三桂成    △同 金
▲6二角      △6三金      ▲4四角成    △3三桂      ▲5五銀      △同 銀
▲同 馬      △8五飛      ▲4四馬      △3二玉      ▲5二銀      △4三歩
▲8六歩      △8一飛      ▲3四馬      △同 金      ▲7二銀      △2一飛
▲6三銀左成  △4七銀      ▲4九飛      △4八銀成    ▲同 飛      △3六角
▲5三成銀    △6九金      ▲6七玉      △5五桂      ▲5六玉      △4四金
▲4三銀成    △同 金      ▲同成銀      △同 玉      ▲4五歩      △4七銀
▲5五玉      △3七角      ▲4六桂      △5一飛      ▲6四玉      △4六角成
▲7四玉      △4五角

まで98手で後手勝ち

 

 

 

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ネット団体戦~関東戦~(西村)

2020-04-06 21:49:48 | 自戦記

ネット団体戦二日目は関東戦でした。私は副将で武田竜治(東洋大学前4)さんとの勝負になりました。

戦型はお相手のノーマル四間飛車に対して居飛車穴熊で対抗しました。

あまり見ない形の穴熊ですが、最近よく採用しているので本局でも使ってみました。普通は66歩型なら67金と配置するところです。

上図から55歩と仕掛けられました。本譜は以下同歩同角18飛と進みポイントを上げられました。こうなるのでは作戦負け気味ですが実戦中は他に手が見えず、時間を使うのももったいないので仕方なく。

しかし、ここでは37桂という手があり、56歩同銀は次に45桂があり先手良し。この形を指し慣れていない弊害が出てしまいました。

少し進んで下図。

65歩がまあまあの手で勝負になりました。単に同歩は角交換してから64歩や75歩、同桂は角交換して68銀か56銀の後66歩の狙いが残るので、77角成が最善です。

以下同桂同桂54銀と進みました。

64の空間を開けずに受ける意味ですが、この瞬間がチャンスです。正着は31角で、以下32飛なら53角成65銀43馬とし、飛車が逃げると55桂が厳しいです。

金がどこに逃げても66歩で銀が死んでます。

本譜は31角ではなく53角と指し、以下52飛に31角成65銀56歩と進みました。

56歩は55桂を防ぐ意味ですが、ここで後手を引くようでは何やってるか分かりません。しかも31角成ではまだしも44角成で、酷いですね。この辺振り返ってて恥ずかしくなってきました……

以下少し進み下図。

ここで55同飛が鋭い好手でした。以下同歩57桂成同金56歩で攻めが繋がります。対して後手陣は飛車を持っても攻めづらく、はっきり負けになりました。

この後も粘りましたが、間違えてくれるはずもなく必死をかけられ投了しました。

ネット団体戦初陣はこのような不甲斐ない内容になってしまいましたが、しっかり反省して次こそは勝ちたいところです。

 

 

 

 

※序盤の細かい手順を覚えてないので序盤だけ適当です

先手:西村拓海(愛媛4)
後手:武田竜治(東洋大学前4)
▲2六歩      △3四歩      ▲7六歩      △4四歩      ▲2五歩      △3三角
▲4八銀      △3二銀      ▲6八玉      △4二飛      ▲5六歩      △6二玉
▲5七銀      △9四歩      ▲7八玉      △7二玉      ▲5八金右    △8二玉
▲7七角      △7二銀      ▲8八玉      △5二金左    ▲9八香      △9五歩
▲9九玉      △6四歩      ▲8八銀      △7四歩      ▲6六歩      △6三金
▲3六歩      △4五歩      ▲6八金寄    △7三桂      ▲7九金      △5四歩
▲7八金寄    △5五歩      ▲同 歩      △同 角      ▲1八飛      △3三角
▲6七金      △4三銀      ▲6五歩      △7七角成    ▲同 桂      △6五桂
▲同 桂      △5四銀      ▲5三角      △5二飛      ▲3一角成    △6五銀
▲5六歩      △4九角      ▲7八金      △7六銀      ▲6八金引    △6五桂
▲5五桂      △同 飛      ▲同 歩      △5七桂成    ▲同 金      △5六歩
▲6六金      △5七歩成    ▲2一馬      △6七銀成    ▲同金引      △同 と
▲7九金      △7七桂      ▲同 銀      △同 と      ▲8九桂      △6八銀
▲同 飛      △同 と      ▲同 金      △2八飛      ▲6九歩      △7九銀
▲7八飛      △6八銀成    ▲同 歩      △2九飛成    ▲8六桂      △8四金
▲8八銀      △6六桂      ▲7九飛      △7八金      ▲7七銀打    △7九金
▲同 銀      △6七角成    ▲同 歩      △7九龍      ▲6六歩      △7八銀
▲8八金      △6九飛
まで104手で後手の勝ち

 

 

 

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コロコロコロナ…(部長の独り言)

2020-04-06 15:25:46 | 雑記

こんにちは、部長のマキバオーです。

 

新型コロナウィルスによる感染症の影響で各種イベントが延期・中止に追い込まれている中、学生将棋界にも色々と影響が出てきています。
その中でも特に大きいのは部活動を始めとした課外活動の禁止です…仕方ないことはわかっていますがこれは痛い…。
将棋部ってよっぽどの強豪(R大学さんとかW大学さんとかその他もいっぱい)でもない限り部員確保しないと団体戦とかヤバいと思ってるんですけどどうなんですかね。今これを読んでくれてる愛媛大学の新入生のみんなは絶対将棋部に入ってくれよな!いや、まじ頼む、飯奢るんで(雑な勧誘)。

 

他に話題を出すとすれば第103回中四国学生将棋大会の延期が決まったことですかね。大会1ヶ月前の段階でこの判断をしてくれた三役には感謝ですし、代わりの日程とか会場とか考えるの大変そうでホントお疲れ様です…。大会開催に向けて協力できることがあれば何でもするんでお気軽にお声がけください。「ん?今何でもするって」ごめんなさい何でもは言いすぎました、しかし僕にできる範囲であれば大体やると思います。
僕が三役の立場ならツイ垢消してLINEも消して荷物まとめて泣きながら夜逃げすると思います。いや流石にしないか、不要不急の外出は控えなきゃだし(そういうことではない)。

 

 

こんな感じでまともに将棋も指せない中、先日将棋倶楽部24では地区対抗大学将棋ネット団体戦が開催されました。企画・運営等に携わった有志の方々、ありがとうございました。僕は選ばれるほどの棋力が無いので観戦だけでしたが、部員と一緒に大会を見ながらあーだこーだ言うのは毎晩の楽しみになっていましたし、少なからず学生将棋界のイメージアップに繋がったのではないかと個人的に思います。ネットニュースに取り上げられても良いと思うんだけどなぁ…。

この大会の影響を受けて「自分も大会開催してみようかなぁ…」と考えている方もいると思います。僕もその中の1人ですが、運営は大変そうで僕なんかにできるのかわからないですし、24自体あまり触っていないのでシステムをそこまで理解していない、何より薄っぺらさに定評のある僕の人望でどれだけの人が集まるのかわからない、と言ったところが本音です。部内でのウォーズ大会くらいなら開いてもいいかなって思ってます。これはマジ。部員のみんなは何でもいいから意見くれよな!反映されるかはわからん。

 

てなわけでそろそろ締めますか。ゆる〜く雑記書いたけど部員のみんなもこのくらいゆるく雑記書いてもええんやで、ゆるさの限度はあるけれどね、ゆるキャン△は良いぞ。

最後にまとめると

・愛大新入生は将棋部来てな、頼んだ
・三役を始め春中四開催に向けて動いてくださっている方々ホントありがとう
・ネット団体戦面白かったです、運営等の方々お疲れ様でした
・部内大会は僕の気分によるところが大きいので悪しからず
・これ書いてる途中でバ先から「出勤前は絶対体温計って平熱なことを確認して来てな」「出勤はしてもらうけど休日の外出は控えてな」って連絡来て、そこまで休みにしたくないんかって感じですな。圧倒的3密揃った職場だけど大丈夫なんかな、会社が悪いのか国が悪いのかはたまた誰も悪くないのかよくわかりませんな
・ゆるキャン△は良いぞ
・冴えカノは良いぞ
・エセ関西弁イライラするって言われるけどまぁ仕方ないよね、インターネットってこんなもんやろ

 

お  わ  り  。

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