1.はじめに
愛媛大学に合格された皆さん、初めまして、副部長の西村です。
合格が決まってから入学までの間、いろいろなことに興味がわいて期待で一杯になっていることと思います。その中でも一番の関心事はどのサークルに入るかということではないでしょうか。
今回の記事は愛媛大学将棋部に入りたい、または気になっているという方に向けて書きます。経験者はもちろん、藤井聡太六段や将棋ラノベ「りゅうおうのおしごと!」から将棋に興味を持ったけどルールは全く知らないという方もぜひ目を通してみてください。
2.部に関する主な情報
部活内容は大学HPなどにも記載されていますが、一部変わったところもあるのでこちらを参考にしてください。
Ⅰ.部活代表者:高橋直毅
Ⅱ.部員数:21名(男19名、女2名)
Ⅲ.部費:月額500円 ※実際は半年ごとに3000円を集めます ※入部してから半年は部費を免除します
Ⅳ.活動時間:9:00~21:00 ※下に補足あり
Ⅴ.活動場所(部室):第1共用施設2F(城北キャンパス近く) ※下に補足あり
【補足】
Ⅳは第1共用施設が開いている時間です。というのも、将棋部にはたまにある部会を除いて特に決まった活動時間はありません。また活動内容も定まっていないので、各々が好きなときに集まって棋書を読んだり対局したりしています。入部したら部室のドアノブにかかっているキーボックスの暗証番号を教えるので自由に出入りすることができます。
Ⅴについては、詳しい案内を最後に書いておきます。
3.部の雰囲気・レベル
サークルを選ぶにあたって新入生の皆さんが最も気にする項目がここだと思います。ですので詳しく書いておきます。
補足に書いた通り、愛大将棋部はとても自由なサークルです。熱心な部員が多いのでテスト前や長期休暇を除けば、平日は毎日のように活動しています。そのため活動時間を決めていないにもかかわらず、ほとんど対局相手に困ることはありません。もちろん初心者でもハンデ戦を申し出れば快く引き受けてくれます。
ただ、熱心と言ってもいつも黙々と将棋ばかり指しているわけではありません。息抜きにおしゃべりしたり、夜遅くまで活動した日には何人かで食事に行ったりもします。またイベントは少なめですが、大会後は打ち上げの飲み会をします(食事会と言ったほうが正しいかもしれません)。
設備についても、何万円もする脚付将棋盤や木駒が数セットあります。また将棋本は書店以上に充実していて、最新の定跡書から将棋雑誌のバックナンバーまで数多く取り揃えてあります。筆者なんかはよく空きコマに一人で部室に行ってごろごろと棋書を読んだりしています。
このように、愛大将棋部では自由に楽しく将棋を指す環境が整っています。
次に部のレベルについてですが、こちらは少しわかりにくいです。なぜかというと、実力の目安となる段級位の基準が各道場、各サイトによって異なるからです。ですので直近の大会での実績を参考にしてみましょう。
去年の11月に、中四国将棋大会という中四国の大学生のみが参加する大会が開かれました。大会では団体戦と個人戦があります。
団体戦は参加大学が多いのでランクごとにグループ分けされていて、愛大将棋部は一番上のランクに所属しています。その大会では愛大将棋部は6大学中3位でした。
次に、個人戦は予選を行った後にトーナメントが開かれます。愛大将棋部からはベスト16に4人が残り、ひとりは準優勝しました。
このように、サークルとしてのレベルが低すぎて物足りないという心配はありません。
これを見ると初心者の方は尻込みしてしまうかもしれません。ですが、去年2人の初心者が入部しているので孤独になることはありません。しかもその2人とも数少ない女子部員で、部になじみながら自分のペースで将棋を楽しんでいます。またある先輩は、級位者の状態で去年入部してから熱心に取り組んだ結果、今では有段者の部員と互角に渡り合っています。どなたでもぜひ気兼ねなく訪ねてください。
4.さいごに
以上が愛大将棋部の説明です。
できるだけ新入生の皆さんが疑問に思うところを紹介したつもりですが、まだ不安な点があるかもしれません。そのときは以下の連絡先から問い合わせてください。何日に見学に行きたいという連絡も歓迎します。
・Twitter:@Ehime_uni_shogi
・メアド:yakitori3009@gmail.com (筆者のメアドです)
5.部室案内
※画像が見にくくてすみません
愛媛大学正門からスタートします。向かって右にまっすぐすすんでください
鳥居が目印です
鳥居から神社までの道は桜並木ですが、撮影当時はまだ咲いてません
右に見える白い建物が第一共用施設です
通りにくいですが、ここから入ってください
入り口はグラウンドに面しています
入ってすぐの階段を上がって
到着!
部員がいたらパチパチと駒音が聞こえてきます。
では、皆さんのご来訪をお待ちしています。