中四国大会お疲れ様でした。
殿です。
早速、今回の大会について振り返ることにしましょう。
大会以前
毎度のことながら、今回の大会はどうなることやらと、戦々恐々。
これは重要な大会を何回経験しても慣れるものではないなぁと感じる。
家族曰く、大会前は特にうるさかったとのこと。(すいませんでした)
大会前日
大街道から岡山行きのバスに乗り込む、同じバスに松山大の方々がいらっしゃった。
「ああ、ついに(大会が)始まってしまった。」と動き始めたバスの中で思う。
岡山に到着するのが遅れたために、乗り継ぎは危なかったが、無事鳥取に到着。それなりに楽しい移動時間だった。
その後は夕食を食べ、幹事会に出発。
どのようなことを話し合うのか分からず緊張していたが、案外早く終わりよかったと思う。
大会当日
毎度のように、朝から緊張。これはもう慣れた。今なら朝から緊張していない方が不安になるだろう。
センター試験のときでもここまで緊張していなかったような気がするww
では、対局の話をしましょう!
1局目 対香川大学
相振り飛車になる。
小生の経験に無い攻め方をされて、これは受けきれるだろうと思っていたのだが、途中で小生に酷い錯覚が出て負け。
どうしてこんな重要な一局でポカがでてしまうのだろうと嘆く。
しかも感想戦では別の手でも小生が悪いという結論になり、さらにガックリ。
1局目から嫌な感じの負け方で、困ったものだと感じていた。
2局目 対広島大学
またも相振り飛車になる。
すこし序盤に損をしたかと思ったが、何とか攻めきって勝ち。
とりあえず前回以上の成績にはなったので落ち着きを取り戻すことが出来た。
やはり、勝ち星が最良の薬だと思った。
3局目 対山口大学
小生の四間飛車(美濃囲い)対居飛車穴熊
これは難しい将棋だったが相手に見落としがあったらしく攻めきって快勝。
突然良くなったので、対局中はかなり動揺していた。
4局目 対岡山理科大学
小生の四間飛車(美濃囲い)対居飛車力戦形
相手の陣形は玉頭位取りと風車の間みたいな形だった。飛車落ちにおける対四間飛車の上手の囲いに似ていた気もする。
途中は攻めの形が見つからず苦労の多い展開で、若干無理気味に攻めたがこれが成功し敵陣突破。
攻めが繋がれば大差になるのがこういう将棋の宿命であり、投了図だけ見れば圧勝形だが、
指してる最中はかなり苦しかった。
5局目 対岡山大学
小生の四間飛車(美濃囲い)対居飛車穴熊
どうでもいい話だが、相手の方とは行きの電車で一緒になった人であるw
この将棋はかなり小生も経験のある形から、形勢不明の終盤に突入。
難解な攻防が続いたのだが、最後はピッタリ詰まされてしまった。
これは悔しかった。本当に悔しかった。
個人戦については申し訳ないですけど書くのがしんどいので割愛します。
詳しく知りたい人は小生に直接聞いてください。
大会以後
帰りは望月先輩の車に乗せてもらう。
津山で食べたホルモンうどんは感動するくらい美味しかった。
この世にこんなに上手い焼きうどんがあるものかと思うくらい美味しかった。
車の中では一人でいつまでも仕様も無いことを喋っていた気がする。
小生は疲れるといつも以上にお喋りになる傾向があるから困ったものである。
同乗した人には迷惑かけたかもしれません。お詫び申し上げます。
とりあえず、大会の良い思い出が出来て本当に良かった。
総括
今回の大会は自分の今の力を発揮でき、内容的には良かったです。
しかしながら、結果が残せなかったことが本当に残念、春はA級で戦えないと思うと残念です。
でも、戦力的には苦しい状況でここまでやれたことは自慢できることと思います。
結局、星一つの差だっただけに、「あそこでこうしていれば」「ああ指していれば」と各々後悔すると思うんですけど、
(実際、小生も色々と思うことがあります)
どの大学も必死で指している訳ですから、こういう結果になってしまうのは仕方が無い。
A級で戦った方々には、どうか、心を痛めないでほしいと1回生ながら思っています。
最後に、小生が尊敬する藤井九段の言葉を紹介して終わりとします。
「B1」は「A級」と読み替えたら良いと思います。
『B1から落ちたら墓場だと思っていた。でも、そうじゃないんだ。落ちたらまた上がればいいんだよ
そう思えない精神状態がおかしいんだ。何度でも上がればいいんだから』
長文にお付き合い頂き有り難うございました。