GOOSEの部屋

備忘録的な日記、趣味の履歴、食べ物、飲み物などなど。

ピースサイン

2011-06-11 08:31:04 | オートバイ
1980年前後は、オートバイの大ブーム。
毎月いくつもの新モデルが各メーカーから発表されていたような時代。

この頃、ツーリング中、多くのライダーとすれ違いざまにピースサインを交わした。
都会から離れ、ツーリングコースになるとサインを出されたり、出したりすることが多くなった。
たまに気を抜いて走っていると、サインを返すのが遅れたり、間に合わないこともあり、そうなると、小さな後悔。

だからとても長いブランクがあってオートバイに戻っても、すれ違うオートバイが近づくと、
ほとんど、無意識にサインをもらってもすぐに返せるようにライダーの左手を確認してしまう癖がついています。
もうりっぱな(?)おやじになった今、気恥ずかしくて自分からサインを出さなくなりましたが、
もらうこともとても珍しくなりました。
(まあ、オートバイ自体も減りましたが)

でも、
リターンライダーが多い今、
私のような、
「サインは知っていてすぐに返せる用意は出来ているが、
気恥ずかしくて自分からサインを出さないおやじライダー」
ばかりがすれ違っているのかも?
と考えて、試しに、5月、6月のツーリング中の気が向いたときに
こちらからサインを出しまくりました。
(ツーリングレポートで書くの忘れてました)

結果、大体50%くらいは返ってきました。
でも、以前はちょきのピースサインが定番でしたが、
今は左手を軽く上げる、頭を下げるというサインが多かったです。
宮崎県のほぼ直線のコースで、
すれ違いざまの気持ちのいいタイミングでお互いにサインを交わせたことが一度だけ、ありました。

もちろん、知らないライダーでしたが、
昔から知っていた友人と一瞬の挨拶を交わしたような嬉しい気持ちになりました。

いつか風が見ていた

2011-06-11 07:50:01 | オートバイ
先日読んだ、北海道のツーリングがそのまま小説になった本、「振り返れば地平線」
に続き、やはり、佐々木譲の本、「いつか風が見ていた」を読み終わりました。

「いつか風が見ていた」
は同名も含め、短編が4つをまとめたものです。
その中で、「いつか風が見ていた」は「振り返れば地平線」の続きのような内容になっています。
ちょっと、変えてあるところもあるので、
山田洋次監督の
「遙かなる山の呼び声」と「幸福の黄色いハンカチ」みたいな、
完全に続編ではないので、つながらないところもあるのですが、
両方読むとどこかで続きとして読んでしまいます。
それでいて、1本で完結しています。

!!
「いつか風が見ていた」、「振り返れば地平線」、
「遙かなる山の呼び声」、「幸福の黄色いハンカチ」、
いずれも北海道が舞台ですね。

これも随分古い本で、絶版になっています。