ビギナークリスチャン♪シズコの縁側

クリスチャン歴18年、うつ状態歴27年をむかえたけど未熟or発展途上?悩み満載!生かされて感謝♪クリスチャンブログ。

信じるほうが好き

2007年08月21日 | Weblog
怒涛のやふな昨日までの日々がやっと終わった・・・・。
この顔文字、不気味だけど、実際私の今日の気持ちにぴったりなのでR。

先週から昨日まで精神科の転院の疲れがどーっと出て、今日はプレイズタイム(南部教会で朝9時から一時間やってる聖書を読んでの霊想と祈り逢いの時間)に行き、終わったら
完全に脱力状態だった・・・。←そう、こんな感じ。

教会員の友達Sちゃんにその事を話したら
「休めはー。休む時だって必要だベずー」と温かい言葉
嬉しくて、冷房の効く牧師室で、ただただ

ぼーーーーーけーーーーーーーーーーーーーーーーー

っとしてました。

家に帰り、今日はレンタルビデオ屋が安い日なので
堺正章版「西遊記パート2」と
私の大好きな中国の女優「コン・リー」の古いビデオ二本借りて
家でサンドイッチ食べながら見てたけど、もう駄目。

寝た。

私はこの西遊記と、コン・リーの大ファンなのである。
コン・リーは中国の映画監督チャン・イーモウ(「単騎、千里を走る」を撮った中国のトップクラスの監督)と組んで「紅いコーリャン」「菊豆」「紅夢」などなど、数々の映画の主演女優。
そうそう「中国の山口百恵」と言われている女優さんです。

中国映画はね、たくましいんだー。
あの黄色い大地に生きている人々を描いた映画は、本当に素晴らしいです。

私は、本当に中国好きなんだよねー。
共産主義は好きじゃないけど、その下でたくましく活きている人々。
美しい土地。古い因習。etc・・・・。
そんなものを含めて、全部好きです。

コン・リーとチャン・イーモウの映画のDVD、パンフレットはほとんど持ってます。
チャン・イーモウは人間の影を描くのが最高に巧い監督だと思う。
私は小説でも映画でも、人間の光と影が描かれているのに魅了されます。
ハリウッド映画って、実はほとんど見ない。
実は根暗かもしれない。
でも、そんな自分がとても好きです。

「西遊記パート2」は1話だけ見た。
せんだみつおがゲストの話。
せんだみつおは、「人間と仲良くなりたい犬の妖怪・ト吉(ぼくきち)」

でも
村の人々は仲良くしてくれない。
美味しいお茶とお菓子を用意して村人を待っている。
「私は優しい妖怪です。お友達になってください」
立て札を持っていくのに、村人は「怖い怖い」と逃げるだけ
堺正章演じる孫悟空初め、猪八戒、沙悟浄は皆「妖怪め!」と目の敵にする。

誰もト吉(ぼくきち)の言葉を信じてくれない。
心優しいのに。誠実なのに。

ただ「妖怪」と言うだけで、信じてもらえない。

孤独なト吉(ぼくきち)

そんな彼を信じたのは、故夏目雅子演じる三蔵法師の馬、玉龍(ぎょくりゅう)だった。
演じておられるのは、まだ若い若い藤村俊二さんです。

ト吉(ぼくきち)は玉龍に、胸のうちを打ち明ける。
人間が大好きなこと。村の人々と仲良くなりたい事。村の人々の平和を守るためなら
死んでも良いと思っていること・・・。

おそるおそる玉龍を見つめるト吉(ぼくきち)。
すると玉龍は、にっこり微笑んでト吉(ぼくきち)に告げる。

「ボクはキミのこと、信じるよ。だってボク信じるほうが、好きだもん。」

感極まって涙ぐむト吉(ぼくきち)。
もう、このあたりから、私は泣いちゃって駄目なんだ。

「信じるほうが好き」

「信じるほうが好き」

「信じるほうが好き」

なんて温かい言葉だろう。

私も、一生、出会う方々に、そう言いたい。

「信じるほうが好き」と。