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ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

結腸疾患治療のための薬物担体として活躍

2007-04-05 05:05:02 | ブルーアガベ利用商品
Science Dailyが伝えるところによると、メキシコグアダラハラ大学の化学者研究チームは、ブルーアガベから取り出したコンパウンドを使い通常の薬物担体よりも、ブルーアガベを使った薬物担体(drug carrier)の方が、担体効率が高いと云う初期研究結果を最近発表した。この研究の成果が固まれば、ブルーアガベを使った薬物担体を活用して潰瘍性の結腸炎、過敏性腸症候群、ガン、炎症性腸疾患(クローン病)やその他の結腸病治療が治療しやすくなると云う朗報なのだ。

薬物を結腸に送り込むことは、これまで大きな問題を抱えていた。と云うのも薬物は腸に達する前に、胃酸によって薬物の多くが破壊されるからであり、吸収されるべきところに着いた頃には破壊されてしまっているからだ。多くの研究者はこの問題を乗り越えるために、薬物を胃酸から守るために薬物を運ぶ担体を作ったりしてきたのだが、これまで適切な担体物質を探すことで苦労をしてきた。

ブルーアガベはフルクタンの比率が極めて高く、この物質が胃酸の破壊から守ることは長いこと知られていたが、臨床実験が行なわれたのははじめてである。この研究成果は223回アメリカ化学学会において発表されたばかりであり、今後動物実験を経て、人間への応用も取り扱われるところまで辿り着きそうだ。

これまでも少し案内をしてきたが、色々のヨーグルトで素晴らしいビフィズス菌のような善玉菌があったとしても、胃酸で破壊され、腸へたどり着くものは少ないと云うのが問題だった。ブルーアガベの果糖やイヌリンファイバーなどの役割により、結腸の善玉菌の栄養素が効率良く運ばれることが実証されたものであり、テキーラとしての嗜好品だけでなく、かなり高次元の栄養補給メカニズムを有しているスーパーフード、あるいは薬物担体としてのブルーアガベへの再認識をもたらすこと間違いなしだ。低GI値の研究も徐々に行われて行く中で、炎症との関係、ダイエットとの関係、糖尿との関係などで日増しにその効能の素晴らしさは認められて来るようになるだろう。まさに砂漠の甘味料の王様だ。

Science Dailyのウェブサイト

ナチュラル・ビーナス ブルーアガベ・ブリンを限定販売

2007-03-24 16:52:31 | ブルーアガベ利用商品
徳島県板野郡板野町にあるアトリエ・ペイザンヌがブルーアガベを使用したプリンをバレンタインデーの2月14日に発売したことは先月ブログで紹介をした。食べたこともないものを表現する難しさはあったが、先週FOODEXの会場に徳島冷蔵の大代さんと云う方がサンプルを持参されてきた。原料供給会社であるイデア社のトップのお歴々もそのプリンを試食して大満足だった。メキシコ本国でも、このようなものを欲しいと云う要望も強かったようだが、サンプルをメキシコに送るのは難しいと云うことで断念され、とても残念そうだった。私も試食をさせてもらったが、上級な味わいの中でも健食を気にされているアトリエ・ペイザンヌさんの意気込みを感じ取り、安心して食べられる、本場をもしのぐ絶品の高級デザートと云う位置づけだ。贅沢な牛乳や卵を使うかたわら、ブルーアガベを使っているだけに、プリン一個は188kcalなのだ。天然の甘味料でできたプリンを思う存分味わってもらいたい。

ブルーアガベの日本での発売に先駆的な活躍をしている、徳島の徳島冷蔵が作ったウェブショップのNatural Venusにおいて、この「大人のこだわり極上プリン」が限定期間購入できると云う。徳島のペイストリー・シェフが心を込めて作ったプリンが全国で買えるようになった。期間限定なので、なるべく多くの方にこのブルーアガベを使ったプリンを食べてもらいたい。ウェブショップのおかげで、良いものは全国のどこでも買えるようになったのはまったく便利なものだ。Natural Venusの販売が大発展をして行くことを心より望んでいる。Natural Venusのウェブショップ

Mayamamのジャム

2007-03-16 06:31:45 | ブルーアガベ利用商品
早いもので今日で幕張で開催されているFOODEXは最終日を迎える。メキシコブースなどを見ていると、普通の食材に混じって多くの健康食品やオーガニックのものが出されている。今日紹介するMayaMam社は、社是にもメキシコの資源保全を守り、世界のエコバランスを守ることと共に、土着の人たちの生活を守ろうとすることを掲げている。ジャムは試食をさせてもらったが、大変に美味しかった。彼らが守ろうとしているのは、自然だけでなく、人々の健康でもあることはすぐに分かる。それは、ブルーアガベジャムを天然甘味料として使っているからだ。

この会社の社名の由来は、マヤの子孫たちが栽培して、収穫をしているかららしい。土着の経済にも貢献して、人々の食材を健康で豊かにしていくこの企業を応援していきたい。大企業商品が悪いとは云わないが、このような姿勢を持つところのサポートを怠らないことが、大企業にある程度緊張感を与える結果にもなるのだろう。選択肢が増えてきている世の中で、良いものを発掘する目は大いに磨いていきたいものだ。FOODEXの場は、やはり世界を舞台にした大きな食品マーケットだ。その中で良いものを探す、探偵団のような活動は楽しい。

MayaMamのウェブサイトリンク

Casa Giulia社のジャム

2007-03-15 07:40:55 | ブルーアガベ利用商品
今回のFOODEXに出展をしているCasa Giulia社のジャムは、ブルーアガベを使ったジャムだ。ヨーロッパでのプリザーブの伝統は長いが、これまでは砂糖を使うのが主流だったところに砂糖不使用を前面に打ち出した戦略で多くの商品群を提案している。ブルーアガベを使っていると云う表記は、原材料チャートに入っているが、ラベルで強力に押し出しているのは砂糖不使用だ。

アメリカなどでも、砂糖不使用、人工甘味料不使用を前面に出している商品が増えている。その背景にあるのは、精製された砂糖の健康に対する懸念の強まりからだと云えるだろう。しかし、多くの食品で甘味は必要不可欠であり、ブルーアガベと云う認知度のまだ低い商品を無理して押し出すよりは、砂糖を使用していないことを前面に出し、味で勝負しているところが凄い変化と云えるだろう。

このCasa Giulia社製品は、何と、今回幕張に出店しているイデア社のブルーアガベだったことがメーカーの人の話で判明した。世界的な商品の流れに、メキシコのブルーアガベは生き始めているようだ。今日はどのような商品などにデッ食わすのか楽しみだ。

名門サンクゼール、ブルーアガベ・ジャムリニューアル

2007-03-06 00:17:05 | ブルーアガベ利用商品
日本で一番最初にブルーアガベを投入したジャムメーカーは斑尾高原にあるサンクゼール社だ。そのジャムには定評のあるサンクゼールが、ブルーアガベを利用した背景には、ブルーアガベの良さを正しく評価したからに他ならない。もちろんジャムを作るにあたりブルーアガベでやらなければいけない訳ではないが、そのブルーアガベが醸し出す高級と優雅な味わいは、抑えめな甘味、だらだらと甘みが続かない特別な食感と云うことも大きくあるだろう。しかも、控えめな甘さながらフルーツの本来持っている特性を引き立たせるブルーアガベの黒子的に甘さにジャム作りの匠たちが感銘を受けたからに他ならない。最高のジャムは、フルーツの特性を最大限に活かすことは誰の目で見ても当然のことだ。それをブルーアガベがやってのけてくれるので、そこに力が入ったことだろう。

昨年の3月に最初に打ち出されたときは、ブルーアガベの認知度もなく、ブルーアガベを知ってくれて買ってくれたヒトは少なかったかも知れない。昨年のラベルデザインなども悪いとは思っていなかったが、リニューアルに当たって今回はとても気合いが入っているようだ。ブルーアガベの持っている低GI値の特性は、洋食化する朝食のかなりの援軍になることは間違いなく、多くの食卓に、減塩醤油にも似た感触で、甘さ控えめ、血糖値上昇指数控えめな本格派のジャムがリニューアルして打ち出されることになったのは嬉しい。

日本人は高級果物を好む国民性が高い。それがジャムになると、砂糖漬けになっていることについては、食感としてあまり良いとは思っていないだろう。日本人が好む繊細な果物の本来持っている味付けを食べる喜びは、今回のブルーアガベの投入で相当広まりを持たせてくれると判断して間違いない。サイトの写真はまだ掲載されていないが、サンクゼールのサイトリンクを掲出しよう。

サンクゼールのウェブサイト

セレブが好む香料キャンドル

2007-03-02 01:50:58 | ブルーアガベ利用商品
近年、日本での家庭でのライティングの重要性は理解されてきているが、元々日本人は、台所やダイニングテーブルでも蛍光灯でも済ましてきた文化だ。日本建築の採光の仕方は優れたものはあるので、光源に対して無頓着と云うよりは、家庭でムード作りについては照れくさいところがあったのだろうか?ここでは光の文化論をするつもりはないが、西洋人のキャンドル崇拝は相当なものであることは間違いない。レストランにおけるキャンドルの使い方などは、和食などには適していないし、やっているところも少ないだろう。一方では、香料の文化については、日本の香道と西洋とのアロマのアプローチは違うけれども、なにがしの理解の共通項はある気がする。

南カリフォルニアにあるVoluspa Candlesは、西欧人のキャンドル崇拝の一例を示している。ただのキャンドルの生産で終わらせず、創業者の二人は、色々なエセンシャルオイルを混ぜ、光の文化と香りの文化を織り交ぜた。そうして、高額なエセンシャルオイルを使うことによって、ギフト市場に進出した。最初は自分たちの台所でやっていたものが、今では35名の従業員がいるれっきとした中小企業だ。キャンドルなどのパッケージングデザインなども、高級コスメのような雰囲気を漂わせ、セレブたちに大いに人気があるらしい。このメーカーが使っている原材料にブルーアガベが入っている。どのような、効能があるのか、香りの違いがどうなるのかは想像もできないが、何か高級なイメージとつながっているようだ。

カリフォルニアなどに行かれたときはこのキャンドルの購入を検討したいと思う。また明日にでも、この会社がやっている他の商材にも目を向けてみることにする。

Voluspa Candlesのウェブサイト

Bora Boraエネルギーバー

2007-03-01 02:57:48 | ブルーアガベ利用商品
アリゾナ州フェニックス市にあるWellements社は1980年代からデトックスを中心とした商品群を販売してきた会社だ。この会社は、商品の有機認定をとり、きちんとした原材料を使い、アメリカでは最大手の流通網に載せているエネルギーバーの大手と云えるだろう。アクティブなライフスタイル製品から、デトックスの食品、幼児向け商品やスナック類などで事業をしている。ボラボラのエネルギーバーはスナック事業の一環だ。GNC, Costco, Walmart, Kroegerなどの超大手のところで商品が売られている優良企業だ。

Wellements社のBoraBora エネルギーバーの最大の売りはやはり甘味料にブルーアガベを使っていると云うことだ。アメリカでは、生活慣習病などから肥満や食事の仕方などについて再度見直しをする勢いがついてきている。これまでは、一部の特殊なスーパーでの存在だったこのような健食エネルギーバーなども、ウォールマートなどにも現れてきていることになる。肥満は、アメリカでは就職の際にも差別化される要因にもなっているため、大きな社会問題になっているのは事実。でも最大の問題は健康医療費の増大と云う視点もあげられるだろう。このままではいけないと云う社会的な風潮は強まっているのだ。その中でのブルーアガベの存在がこのように日常化してきている。

Wellements社のBoraBoraリンク

豆乳の味付けに

2007-02-27 23:34:20 | ブルーアガベ利用商品
ヨーロッパの果汁園と云われる地中海沿いのMurciaにLaboratorios Almondと云う果実やナッツ、豆乳だけから最高品質の飲料を作る会社がある。この会社が目指しているのは、酪農製品を使わず、色々なデザートを作ると云うものだ。しかも、その企業方針の中核にあるのは、健康で、栄養価が高く、美味しい地中海ダイエットの商品群を作ることだそうだ。

今回紹介をするのは豆乳の甘味料にブルーアガベを使うと云うもの。商品名はNaturGreen Soyaといい、ブルーアガベを使用していることで高果糖のドリンクが出来上がり、砂糖(スクローズ)を摂りたくない人のために理想的なものであると会社のウェブサイトに書いてある。豆乳製品は下記の三つだ。健康志向を裏付ける商品コンセプトのようだ。

NaturGreen Soja Calcium
NaturGreen Soja Omega3
NaturGreen Soya Woman

ヨーロッパにおいてもこのようにアガベはどんどんと普及し始めている。
NaturGreen社の豆乳説明サイトリンク

札幌グランドホテルのフルーツロール

2007-02-23 05:24:06 | ブルーアガベ利用商品
北海道の初の本格的な洋式ホテルとして1934年に開設された札幌グランドホテルは、格式が高い。北海道における数々の文化的な行事の中核として活動してきたこのホテルは北海道では冠たる存在だ。洋式ホテルを展開するなど、もちろん、徹底的にこだわりを見せたホテル業を長年営んできたことでも有名なところだ。おもてなしについてはいつも変わらぬ重厚さと格式を持ち合わせながらも、いつも革新的な姿勢を持ち続けてきたホテルでもある。また、ここの食材は北海道のみならず、日本全国でも売られており、その北海道で磨いてきた伝統的でかつ先駆的な調理やケーキ作りは、ハイセンスの人には知られていることである。

とかく、そのようなリーダー的な存在となると、新規のものを取り上げる精神的な余裕を失うものだが、この札幌グランドホテルは、時代の趨勢をきちんと見極めて、ブルーアガベ100%を使ったフルーツロールを開発して提供し始めた。もちろん、その背景には、ブルーアガベが持つ天然の味と果糖がもたらす生地の深みの特性を活かすと云う点も大きかったと思うが、恐らくは、お客様への心やさしい気配りが大きいと思う。パティシエーなどが、お客様の健康に配慮すればするほど、ブルーアガベのような健康甘味料への移行は強まって行くだろう。サイトを見ていただくと、そこには控えめな言葉を選びながら、お客様の健康への配慮が光っているのが見えるようだ。


札幌グランドホテルのスイーツサイト

マンゴ・ピーチソース

2007-02-19 15:14:28 | ブルーアガベ利用商品
エスニック料理の広まり方は日本ではすごいが、そのために日本人はこれまでの伝統的な和食に加え、多くの味覚を味わうことが出来るようになってきている。中華やフランス料理、イタリア料理から、最近では韓国料理も本格的になっているようであり、単に焼き肉だけの時代でなく、それぞれの国の多彩な食事が楽しめるようになってきているのは食事の進歩と言うべきだろう。

今日紹介する品目は、マンゴとピーチと云う二つの違った地方の果物を引き合わせてセラーのチリーのピリ辛とブルーアガベの甘味を持ち合わせた万能ソースのようだ。このソースをかければ、相手がチキンだろうと、エビだろう、魚だとか豚肉でも万能の味付けになる模様だ。違う方向に行く味の触覚を使いながら、単調な味付けから、複雑系の味付けにしているところは面白い。もちろん、このソースを作るのに際して保存料や添加物は入れず、自然そのままを売り物にしている。ブルーアガベは、ここでも優等生だ。

今日からメキシコ北部のチワワ州に来ている。明日から、自生(ワイルド)アガベを使った商品を作る会社を訪問の予定だ。もちろん他の商品群なども探索するので、ブログの書き込みをする余裕がなくなってしまいそうだ。数日間は、忙しかったりウェブアクセスなどが出来ないので、少しブログをお休みさせていただく。今週末もボストンからお客様があり、書く頻度が下がりそうだ。申し訳ないが、ブルーアガベの情報の探索は続けていくので、よろしくお願いしたい。Big Acresのウェブサイトリンク