岩魚のひとり言

不良中年の戯言ブログ
日々の暮らしで感じた事を自由に書いていきます。

にじますを飼っていた!

2004-10-08 07:54:51 | 日記
 ぐれかかってた頃、青春真っ盛り(う~んかっこええ)
その頃じいちゃんと僕はニジマスを池で育てては喜んでいた。
春に10cmくらいの稚魚200匹、餌はを一袋(30kgで秋まで持つのよ)買ってきて池に放す。
秋には25cmぐらいの(いやもう少し大きいかなあ)大きさまで育つ中には30cm以上に育つ
やつもいる。千差万別で体調がピンきりで小さいままの輩もいる。池という小さな世界でも
最初は同じ大きさなのに半年後にはだいぶ差がつく。

 餌は、朝やるだけ、もう養殖場の様に餌を投げ込むと群れてきてバシャバシャと池が騒がしくなる。
じいちゃんの役目だ!そんな光景が好きなのだろう!ニコニコしながら餌をやっていた。
あまりにもやりすぎる時があるので、注意されてしまう時がある。やはり水質が悪くなって泥が
底にたまってしまう、何年かそんなことをやったのでなぜニジマス(川魚が)生臭くなるのか解った。
家庭だけの環境なのでどこまで世間様に通用するかわからないがこうゆうことだ。
 池は、コンクリートで固められている。深さも1メートル位!水は湧き水からひいている。
1年目、水を張ってそのまま放流、いけの底には泥がたまっている。
   そんな、条件で育てると、生臭い魚になってしまう。また病気になったりして稚魚の時に
   数は半分に減った。そのほかにイタチや、狸が取りに来る、また用水路に逃げる輩もいる。
2年目は泥をきれいに出して池を掃除してから放流!動物から守る為に池の淵には網を張り、魚を
   取られないようにした。餌も決められた量をやった。結果は予想した通りきれいな、臭いの少ない
   魚になった。焼いても嫌な臭いがしない。育てる環境をしっかりすれば川魚は臭いが抑えられる
   水も関係するのだろう。家の裏にある池(水は田んぼに引く用水路から)で数匹放して育てたら
   臭いはついた。(但し売っているニジマスや、釣堀のニジマスに比べると格段に臭いはしない!)

そこから数年同じことを繰り返したが毎年秋に200匹近いニジマスを近所に配ったり食べたりしていたら
周りから飽きられたので、やめてしまった。育てては秋に近隣に配っていたのだ。じいちゃんは人に喜んで
もらうのが好きだった。近所の人もその性格を知っていたので最初は喜んでもらってくれた。
でも、「にじます」だやはり飽きられた。

 その数年に、川魚の加工を覚えた。(基本ははらわたを出しきれいに洗い流す、このとき血が残っていると臭くなるんです。)
 もし川魚の臭いが気になる人は焼く時、バターや牛乳をかけて焼くと生臭さが無くなり食べやすくなる。
また、生臭い理由は、腹を裂いたとききれいに血も流さないと臭くなるのだ。(えっ?知っていたの?)
 
 大きなやつは、味噌つけにしてから焼くんです。数が多いから保存するのに役に立った。
味噌に35度(焼酎よ)を混ぜペーストを作り腹の中外に満遍なく塗りたくる。そしてその中に漬け込み
2,3日たったら、焼いて食べる。美味しいよ!(一番これが好き!)ずっと置いても問題ない。
35度(焼酎)が殺菌作用があるらしい!!保存は冷蔵庫の中でね。
 
 あと、燻製、桜の(山にある桜の木のチップ)でいぶす、それか囲炉裏(家は古いからあったのよ)
の上に置いておく。これはまあまあの出来かなあ?酒の肴にはもってこいですよ。
 個人的には、味噌つけだなあ!

いつか、落ち着いた時に、もう一度養殖してみようかと思っている。
いくつになっても自然と関わるぞ!!!

 

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