岩上ハウジング日記

岩上ハウジングスタッフによる、物件情報や日々感じたことを気ままに綴る、すべらない?ブログ

伊予路に春を呼ぶ椿さん(岩上です)

2021-02-26 18:16:21 | 日記
 今年もやって来ましたー。伊予路に春を呼ぶと言われる椿祭りです。皆さんご存知のように、今年はコロナ禍の中例年とは全く違う椿祭りです。私は椿参道のすぐ北側の居相町に住んで20数年になります。椿祭りの3日間は、ずーっと音楽と景気の良い露店商の掛け声と参拝者の楽し気な話声が聞こえるのが例年でしたが、今年は露店も椿参道を歩行者専用道にするのも神輿が社殿から参道に出る事も中止して2月18日から11日間期間延長し参拝時間も8:00~17:00までとし蜜にならない様感染予防対策を徹底した形です。私たちも丁度休みの20日の土曜日に参拝しました。





お清めの場所もコロナ感染対策が完璧に出来ていました。


この日はとても良い天気で温かく小春日和の1日でした。例年ですと身動きも出来ないほどの人出で鳥居から本殿迄ただ一直線に移動するのが精一杯でしたが、今年はご覧の通りのんびりゆったり参拝できました。あまり良い天気なので家内とのんびり散策してみようと言う事になりました。

鳥居から桜門を入ってすぐ左手に古楠(ふるくす)と言う大きな楠が有ります。由来としては「お紅さん」と呼ばれる牝狸がこの古楠に住むという神話が有るそうです。

本殿でのお参りも前の方とちゃんと距離をとるよう線が引いてあり、ソーシャルディスタンスが出来ています。


本殿北側の回廊の途中の庭に潮鳴石(しおなるいし)が有りました。この石を打ち、耳に当てると潮騒が聞こえると言い伝えられているとの事です。この石はこの付近では珍しい花崗岩で古代祭祀の祭壇として使われていたのではないかと考えられていたそうです。



社務所の手前右側に祓岩(厄祓之場)があり立札に書かれてある作法にて祓い清める所が有りました。




境内には椿寒桜(別名初美人)と呼ばれている見事な桜がたくさん植えられていて一足先に春を満喫するように咲き誇っていました。

今までこんなに近くに住んでいながら今年の椿祭りの様にゆっくり散策したことが無かったので良かったのですが、やはり椿さんは参道に所狭しと露店がにぎやかに並び、押すな押すなで本殿迄やっとの思いでたどり着いてお参りをする。帰りに焼き芋と東京カステラとたこ焼きとイカの姿焼きと・・・・。いっぱい買って帰る。やはりこれが「椿さん」来年はそうあって欲しいと願っています。
コメント
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