川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより サンシュユ(山茱萸)の花

2013-03-13 11:03:04 | デジカメコーナー
ことしも庭にサンシュユの花が咲いている、秋には赤い実になる。この花は葉がつく前に木一面に黄色の花をつける、このことから「ハルコガネバナ」とも謂われている。秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて「アキサンゴ」とも呼ぶ。「山茱萸といふ字を教ふたなごころ」 西村和子 (どんな字かを尋ねられ、「茱」と「萸」をてのひらに指で書いておしえた、山に茱萸(ぐみ)といっただけではわからない人に)<日本歳時記> また山茱萸は薬用効用があり、補益肝腎の作用がある。精を補うことも出来れば、陽を助けることもできるとものの本にある。10日の強風<最大風速25.6m>で飛ばされた新芽が出たジャガイモのトンネルを補修してやった。<いわどの山荘主人>

<庭に咲くサンシュユの花 10:06>







川ちゃん農園だより 東日本大震災から2年

2013-03-11 10:49:29 | デジカメコーナー
復旧 その先が見えない→水産倉庫再建固定客はゼロ・・石巻、「まだ雑草ばかり」町に見切り・・大槌、鉄道 戻したいのに→水門 望まないのに・・宮古、まず除染帰る日はいつ→消えた笑い声 机にいまもランドセル・・大熊、等々東日本大震災から2年、被災地の様子が朝日新聞の見出しにある。いまだむき出しの地肌が津波の被災地に広がる、福島には時計の針が止まったままの街があると、<死者15,881人、行方不明者2,668人、避難者315,196人> どこまで復興しているのか、東北人は我慢づよい、いろんな問題・課題はあるのでしょうが、いまだ避難者は30数万人という、方たちが他所の土地で生活をしている、先が見えないのにかかわらず、あきらめが我慢につながっているのでしょう。放射線廃棄物の貯蔵施設もままならない、最終的には多数が良かれと思う場所に民主主義の法則、多数決で決してはと思うものである。為政者の懸命な努力をお願いしたい。
きのうは強風に見舞われ、近くの熊谷気象台によると瞬間最大風速25.6mを記録した、空に煙が立ち込めたように砂ぼこりが舞う、「煙霧」が、気象用語にはあるのでしょうが初めてみた。さすが畑ではビニールトンネルが飛ばされ、治めるのに苦労した。<いわどの山荘主人>

<ことしも飾る節句古雛 10:00>


<二輪挿し 10:01>


<2011.3.13掲載のブログ>

2011.3.11 pm2:46 わたしは畑にいた。農作業をしている、地面が揺れる、電柱線が波打つ、棚田の上にある溜池の水が濁流となってあふれ落ちてくる。この歳になって大揺れの大地震の経験ははじめてである。国内最大のM8.8 東北沖から関東沖にかけての数百キロに渡って断層が動いたとのこと、TVではCMなしで連日報道している。瓦礫と海水が混じり合った津波が、濁流のように家を、畑を、道路を呑み込んでいく、掛け替えのない人間の命までも呑み込まれていく、きょうの朝日新聞天声人語では、「岩手県から福島県の太平洋岸では、水火に攻められ、ほぼ壊滅状態という、凍る街に船が転がり、畑に車が散乱する、逃れきた屋上は孤島と化した」と伝えている。町の人が撮ったビデオはさらに生々しい、押し迫りくる津波の物凄さである。さらには福島原発の爆発事故、与野党とも政治休戦により知恵を出し合い早めの復興を祈って止みません。<岩殿山荘主人>


<うめの花 12:48>



<12:49>






川ちゃん農園だより 梅の香り

2013-03-09 09:28:15 | デジカメコーナー
けさの室温13℃、<5:30>きのうは9℃急激な気温上昇に戸惑う。農園への道すがら、ようやく梅が咲きはじめる。色とりどり紅梅、白梅、ピンク梅、咲きはじめの色鮮やかさ、初々しく新鮮である、呼吸そのモノを感じる。梅は春の花の木、中でもっとも香り高い、暗闇の夜でも清らかな香りによってそのありかが分かる、「梅が香やおもふ事なき朝朗(あさぼらけ)」 蘭更 (おもふ事とは気にかかること)、赤・白・ピンクと色分けして撮ってみる。はじまったばかりの梅模様である。
ことしは畑のあぜ道に、夏の陽に輝く「ひまわり」を育てるべく、ホームセンターで種を買ってきた、4月が蒔く時期と案内している、大輪のひまわりの写真を期待して!<いわどの山荘主人>

<紅梅 14:27>




<白梅 14:00>






<ピンク梅 12:16>








川ちゃん農園だより 白鳥飛来日記・3月の白鳥 スライドショウ

2013-03-07 10:29:47 | デジカメコーナー
3月に入って白鳥飛来地、春めいて暖かい日差しになる。太陽は1月に比べてだいぶ左に寄っている、間もなく真っ東よりになる。快晴微風、寒暖の差か川霧が発生している。けさ日の出前から来ているという、撮影仲間と会話する。この人は鳥学博士である、鳥の生態・気象に詳しい、南風に変わるといつもは川上向かっている飛ぶ白鳥が今度は川下に向かう、とか渡り鳥などよく知っておられ、勉強になった。
3月になると白鳥も帰り支度となる、あと何日おるやら・・・「白鳥の引きゆくひかり縺れつつ」三嶋隆英 (白鳥の列をなして帰るさまは、光が上下しつつ縺(もつ)れるように見える)日本歳時記より
<いわどの山荘主人>

<快晴微風、川霧の中 6:49>


<川霧の中 6:52>


<白鳥飛来日記 スライドショウ 6:49~7:00>

川ちゃん農園だより 啓蟄・春の息吹 スライドショウ

2013-03-05 10:48:34 | デジカメコーナー
きょうは啓蟄、二十四節気の一つである、この頃になると虫たちが土の中より這い出でて、動き出す。万物が活動をはじめる、草木や生き物たちがイッセイに生気を放つのである。
昨夜の雨が朝の放射により、木々に着いた水滴が氷っている、光が当たった様は光の玉・宝石のようである。西からの高気圧に覆われ、広く晴れて、日中は16℃までの暖かさになるとの予報。いつもにならぬ、穏やかな春の日和である。風も止んで種まきの準備にかかれるというもの。では身近な春を探りましょう。<いわどの山荘主人>

<ひかりの玉 7:58>


<サンシュ 7:54>


<つばき 7:50>


<春がすみ 7:44>


<春景色 スライドショウ 7:06~7:58>

川ちゃん農園だより 火伏神事・スライドショウ

2013-03-04 19:58:52 | Weblog
月遅れの3月初午まつり<5日>の前日、当箭弓神社で火伏神事が行われる <火の災禍なきことを願う神事として、神使いの狐が炉の火を鎮める行事、>。時も春の火災予防週間である。比企管内消防関係者が集い、神官の進行に従い厳かに進められる。きつねの白装束に身を纏った神官があらわれる、井桁組んだ焚き木に火をつけ、煌々と燃さかる炉に水や砂をかけ火伏をする。宮司、消防関係者、地域代表の順で行う。まさに火伏の神事である。その模様をお伝えする。<いわどの山荘主人>

<本殿前 神の使いきつね 13:00>


<燃える火 13:10>



<水をかける宮司 13:12>


<火伏の神事 スライドショウ 13:00~13:30>


川ちゃん農園だより 孫の吹奏楽演奏会

2013-03-03 10:08:34 | デジカメコーナー
きのう、「~伝えよう ぼくのハーモニー~」と題する、孫が出演する東京都小学校管楽器演奏会へカミさんと聴きに行った。会場は、西武線練馬駅前練馬文化センターである。しばらく振りに訪れた練馬駅周辺はすっかり整備されていて新しい建物が建っている、その正面に文化センターがある、1000名は収容できるだろうか。会場の庭で集合している孫娘を見つける、声をかける、吹奏楽仲間とスナップを撮る、孫娘たちは時間で楽屋にはいる。入口でママと待ち合わせ、入場券をもらい、私たちも二階の観覧席へと移る・・ステージまでは距離がある、オペラグラスでのぞいて検証する。2月23日、24日(土・日)、3月2日、3日(土・日)それも午前と午後に分れての、東京都の小学校71校の参加だ、出演者、関係者の熱の入れようが理解できる。わたしの孫の小学校は東京都から東日本代表数校に選ばれる程に練習をしてきている・・、本日午後の部は9校、お仕舞にいたるに従いメンバーの人数も多くなり、迫力がましてくる。最後に演奏した浅草・浅草寺の近くにある小学校などはステージをところ狭しとマーチングバンドよろしくバトンガールを先頭に隊列を組み行進して聴衆を楽しませてくれた、あれだけの人数を掌握する指揮者はいかに大変かがわかる。
孫の出番は、午後の部6番目である、演奏曲は「翼に乗って」と「ブラボー・プラス」である、3年生になり、はじめて打楽器パーカッション・シンバルを打つ、緊張感が遠く客席にも伝わってくる。ついで2曲目の出番は、踊りとボーカルでこれはこれまでの経験から安心して見られる。終って解散の場所で、よく頑張った校長先生の講評があり、ほっとした孫娘の安堵感が感じられる。孫娘にご褒美をあげて別れた。きょうは桃の節句である。まだ季節風・空っ風である。<いわどの山荘主人>

<会場 練馬文化センター 13:11>




<集合場所 13:12>


川ちゃん農園だより 弥生3月、朔日参り・テンプレートひな人形

2013-03-01 09:57:01 | Weblog
「春よ三月雪解けに・・・お嫁に行きます となり村、ワンさん待っててちょうだいね!」と春を待つ歌の文句がありましたが、本当の春の訪れをはやく期待したい。この2月は偏西風の蛇行の影響で、北陸から北日本にかけての大雪、その反対、太平洋側では空っ風が吹きまくる。季節はめぐって、暖かくなってお嫁に行きたいもの・・・。
けさは例月のように、箭弓神社へ朔日参りをする、旧暦<5日>で行われる初午祭りの準備で忙しいようである、しめ縄が本堂正面前に飾られ、その右には地元女子高生の描いた干支の巳の絵が大きく掲げられている。出勤してきた巫女さんが本堂に手を合わせ仕事にかかる、お庭番のおじさんが玉砂利を掃き清めている、まさに神々しい風景である。
3月の行事・歳時記は、3日桃の節句、5日啓蟄、箭弓神社初午祭り、20日が春分である、年を取ると月日の過ぎるのがはやい、巳年が開けたと思いきやもう弥生3月である。朔日参りを済ませ、カフェレストランで朝飯をいただく。きょうは4月の陽気になると予報がでているがまだ曇天うすら寒い。本日よりテンプレートはひな人形に変わる、月の後半はウグイスとする。<9:55><いわどの山荘主人>

<祭神こんこんちゃん 7:19>


<旧暦で行われる初午祭り 7:20>


<地元女子高生が描く巳年の干支 7:21>


<朔日参りスライドショウ 7:19~>