上塩原温泉「河童」は、塩原温泉街からの国道400号線から塩原元湯の道へ入って直ぐの場所にある。元来は、すっぽん料理店がメインで、温泉はその付帯施設みたいな場所である。我々の温泉仲間は、なにやら怪しい雰囲気のB級温泉やこのような食堂の温泉が大好きである。何故かそのような温泉には、物凄くよい湯が多いので自然と足が向くことが多い。
この100名湯プログでも、清津峡温泉「苗場館」(新潟)、いやさか食堂の湯(福島)、そしてここ上塩原温泉「河童」と3湯もノミネートしているが、全ての温泉についていえるのが、地域周辺のお湯より素晴らしいことなのです。
日帰り温泉や旅館の温泉のように、大きな風呂を造る必要もないし、本業が食堂であるので、肩肘はらず自然体で、温泉を提供しているのがなによりお湯を浴しているのかも知れない。
こちらの河童の温泉のいきさつが面白い、敷地内に大量の温泉が湧き、その温泉熱ですっぽんの養殖を始め、その後すっぽん料理店を始める。といったものが思考的には面白く、私の家の敷地内で大量の温泉が湧いたらどうしようかと考えると、旅館か日帰り施設を建設することしか考えられず、改めて発想の乏しさを実感できる。 河童の湯は、実は3回目の入浴である、1回目は温泉湯巡り仲間につれて着ていただいたが温泉自体のよさが気がつかなかったが、前回、今回とそのお湯使いやお湯のよさなどに感銘している。
温泉の泉質はNa-炭酸水素塩・塩化物泉で、どっかで聞いた泉質名でしょうか、そう最近関東平野のあちらこちらで掘削しているスーパー銭湯や日帰り入浴施設のお湯の表示を同じではないでしょうか。しかし、塩原温泉地区は、完全に山の中の温泉、掘削も平野部みたいに、1500mなどとではなく、自噴または、ごく浅い井戸から湧出しているだろう。
やはり関東平野の温泉と塩原のお湯は、お湯の力的には、かなり違う気がするのだが如何でしょうか?お湯は無色透明で、ほんとうにかすかに重曹臭はするが、不思議とこちらのお湯は匂いも少なく、ちょっと解りづらいお湯なのかもしれない。
湯船は、2つで男女分けした内湯が2つ、程よくザコザコかけ流し湯で3人が定員の湯船にはかなりの鮮度感のあるお湯に浸かれる。重曹が主体なので、入浴中は急激なほてり感はこない、重曹泉は冷の湯と祝える由縁なのかもしれない。
しかし入浴後がやはりここの温泉の最大の特徴である。温まり感が半端じゃなく凄く、その後数時間は続く、温まり感はきれいな重曹系の温泉でないと体験できないであろう。
関東平野の温泉も自宅に近いこともあって度々利用することが多い、同じ泉質の温泉にも相当浸かっている。しかし、このように浅井戸の綺麗な重曹食塩泉のお湯はなによりも代えがたい、その深い温まり度は絶対に、平野の温泉では体験できないものである。関東平野のスパ銭が好きなかたは特に行って見る価値はあると思う。いつも入浴している温泉に似ているが何かが違うことに気がつくはずです、そしてそのことは、もっと温泉が好きになるにことなのである。
塩原・上塩原温泉 源泉名 畑カッパ・上塩原9 泉温56.8℃ 湧出量341.5l/min PH7.3 ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉 (平成3年1月 分析)
Na=454.2 K=23.4 Ca=18.6 Mg=5.4 Mn=0.1 F(2)=0.3 F=1 Cl=394 S2O3=0.2 SO4=69.9 HCO3=573.8 メタケイ=153.7 メタホウ=40.4 CO2=46.8 成分総量1.735mg/kg
文/画像 ガメラちゃん@takayama
この100名湯プログでも、清津峡温泉「苗場館」(新潟)、いやさか食堂の湯(福島)、そしてここ上塩原温泉「河童」と3湯もノミネートしているが、全ての温泉についていえるのが、地域周辺のお湯より素晴らしいことなのです。
日帰り温泉や旅館の温泉のように、大きな風呂を造る必要もないし、本業が食堂であるので、肩肘はらず自然体で、温泉を提供しているのがなによりお湯を浴しているのかも知れない。
こちらの河童の温泉のいきさつが面白い、敷地内に大量の温泉が湧き、その温泉熱ですっぽんの養殖を始め、その後すっぽん料理店を始める。といったものが思考的には面白く、私の家の敷地内で大量の温泉が湧いたらどうしようかと考えると、旅館か日帰り施設を建設することしか考えられず、改めて発想の乏しさを実感できる。 河童の湯は、実は3回目の入浴である、1回目は温泉湯巡り仲間につれて着ていただいたが温泉自体のよさが気がつかなかったが、前回、今回とそのお湯使いやお湯のよさなどに感銘している。
温泉の泉質はNa-炭酸水素塩・塩化物泉で、どっかで聞いた泉質名でしょうか、そう最近関東平野のあちらこちらで掘削しているスーパー銭湯や日帰り入浴施設のお湯の表示を同じではないでしょうか。しかし、塩原温泉地区は、完全に山の中の温泉、掘削も平野部みたいに、1500mなどとではなく、自噴または、ごく浅い井戸から湧出しているだろう。
やはり関東平野の温泉と塩原のお湯は、お湯の力的には、かなり違う気がするのだが如何でしょうか?お湯は無色透明で、ほんとうにかすかに重曹臭はするが、不思議とこちらのお湯は匂いも少なく、ちょっと解りづらいお湯なのかもしれない。
湯船は、2つで男女分けした内湯が2つ、程よくザコザコかけ流し湯で3人が定員の湯船にはかなりの鮮度感のあるお湯に浸かれる。重曹が主体なので、入浴中は急激なほてり感はこない、重曹泉は冷の湯と祝える由縁なのかもしれない。
しかし入浴後がやはりここの温泉の最大の特徴である。温まり感が半端じゃなく凄く、その後数時間は続く、温まり感はきれいな重曹系の温泉でないと体験できないであろう。
関東平野の温泉も自宅に近いこともあって度々利用することが多い、同じ泉質の温泉にも相当浸かっている。しかし、このように浅井戸の綺麗な重曹食塩泉のお湯はなによりも代えがたい、その深い温まり度は絶対に、平野の温泉では体験できないものである。関東平野のスパ銭が好きなかたは特に行って見る価値はあると思う。いつも入浴している温泉に似ているが何かが違うことに気がつくはずです、そしてそのことは、もっと温泉が好きになるにことなのである。
塩原・上塩原温泉 源泉名 畑カッパ・上塩原9 泉温56.8℃ 湧出量341.5l/min PH7.3 ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉 (平成3年1月 分析)
Na=454.2 K=23.4 Ca=18.6 Mg=5.4 Mn=0.1 F(2)=0.3 F=1 Cl=394 S2O3=0.2 SO4=69.9 HCO3=573.8 メタケイ=153.7 メタホウ=40.4 CO2=46.8 成分総量1.735mg/kg
文/画像 ガメラちゃん@takayama