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10月3日(火) 無事退院。

2023年10月05日 12時07分08秒 | 2023年

 7時起床。

 朝食はみかんとミニトマト。

 9時半過ぎに、病院へ妻と娘をお迎えに行く。

 主治医の先生の診察は既に完了しており、退院の許可を頂いた。しかし、娘はまだお腹に痛みがあり(というよりも、おそらく動くと痛いのではないかという不安でいっぱいになっており)、泣きながらベッドから移動するのを拒否していた。最終的にも歩くことは全くせず、妻の抱っこで退院。最後の最後で看護師さんたちを心配させてしまい、ゆっくり挨拶も出来なかったが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 会計をする。保険で3割、更に小児医療費助成のおかげで負担額は0円である。全額自己負担なら62万円の支払いになる。国民皆保険制度と小児医療費助成制度の存在の心から感謝する。

 一方で、医師、看護師、薬剤師、栄養士といった専門家の管理下で3日間のケアを受け、長年の勉強・研究と技術の研鑽を続けて来た医師による手術で病気を完治させてもらって、62万円という金額は安いとも思える。もし国民皆保険制度が消滅して診療報酬点数という基準がなくなったら、間違いなくこの金額は上がるだろう。それは医療関係者の皆さんの報酬が適正な水準になる(上がる)わけでもあるが、経済的な事情によって適切な医療を受けられない人が数多く出てくることにもなる。

 何となく内訳を読んでいて、麻酔が掛かっていた時間が書かれていることに気付く。妻の話によると、看護師さんが今回執刀してくださった先生のことを「手術が上手で、しかも早いんです」と言っていたそうだが、確かに早い。

 妻と娘はタクシーで直接、私は自転車で買い物をしてから帰宅する。7月中旬に妻が娘の鼠径部に膨らみを発見してから約3ヵ月、これにて娘の鼠径ヘルニアの治療は終了である。主治医(執刀医)の先生や看護師さんをはじめ、横浜労災病院の皆さま、本当にありがとうございました。

 昼食は、娘の希望でマクドナルド。たまには食べてみようと思って期間限定のバーガーを選んでみたのだが、普通にいつものてりやきマックバーガーにすれば良かった。

 午後、妻が予防接種(コロナ&インフル)や銀行などに出掛けたので、娘とゴロゴロして過ごす。やはり、手術に加えて慣れない環境で過ごして疲れたのだろう、自分で布団に横になり、そのまますぐに眠った。私も隣で横なり、一緒にお昼寝をする。

 2時間ほどぐっすり眠ったことで、娘は少し元気を取り戻してきた。まだ歩き方はぎこちない(前かがみで歩いている)が、うろちょろと動き回るようになった。ボールなどのおもちゃも手にとって遊ぶようになり、一安心である。

 夕方、鬼門のシャワーに挑む。予想通り、痛い、怖いの連発でずっと泣いており、最終的には無理やり抱っこして浴室へ連れて行く。長時間恐怖を感じさせるのは良くないから、それなら早く終わらせてあげたほうがいいと考えたのだが、間違っていただろうか。ちなみに、終えてから感想を聞いてみたところ、お湯が当たってもあんまり痛くなかったとのことである。良かった。

 夕食は、手羽元焼きを中心に。妻が娘の大好物を作ってくれた。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 23時過ぎに就寝。なぜか私もどっと疲れた。