社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月29日(金)

2013年11月30日 00時52分07秒 | 2013年

  8時半起床。今日は有給休暇を頂いたので、朝は思い切り朝寝坊した。しかし、おかげでゴミを出す時間に間に合わなかった。こんなことなら、昨日の夜のうちに出しておくんだった。

  10時過ぎに家を出て、大船にある不動産屋へ部屋の契約更新の書類を提出する。1人暮らしを初めてからもうすぐ2年か。随分あっという間だったような気がする。

  湘南新宿ラインで新宿まで出て、駅前からバスに乗って東京女子医大へ。午後一番で、脳の検査を受ける。かれこれもう2ヶ月前に熱中症で倒れて以来、周囲から一度病院できちんと見てもらうように勧められていたのだが、何だかんだで休みが取れず、結局今日に至る。本来であればもっと近い病院が良かったのだが、当時運ばれた病院では検査装置がないということで、検査だけは女子医大で受けることになった。検査時間は準備等も含めて約2時間。費用も2万円以上掛かった。結果が出るのは2週間後らしい。2づくしである。

  せっかくなので、大学へ寄ることにする。下戸塚坂から夏目坂に続く、学生時代恋人や友人の住む部屋が集まっていた一帯を通ると、一気に懐かしさがこみあげてくる。あの頃に戻りたいような、今のほうがいいような、複雑な気持ちである。

  文キャンへ立ち寄り、ミルクホールでホットミルクを購入して休憩。文キャンも建物の建て替えが順調に進んでいるようで、既に新しい校舎がひとつ完成していた。現代的でおしゃれな感じの建物だが、だからこそ文キャンにはそぐわないような気もする。しかし、そんな反動的なことは言うまい。現役の学生たちからすれば、これがデフォルトの文キャンの姿なのだ。

  本キャンにも足を延ばしてみる。こちらも校舎の建て替えが進んでおり、私たちの現役当時で言うところの14号館のような新しい校舎が増えていた。これまた、反動的な発言は心の中にしまっておこう。

  閉店間際の「三品食堂」で、遅めの昼食。久しぶりに食べた「かつ玉」(牛丼・とんかつ・生卵)は、やっぱり絶品だった。「おとぼけ」もそうだが、こういうお店はこれからもずっと早稲田にあり続けて欲しい。変わらないものも必要なのだ。

  再度文キャンに戻り、文カフェでデザートを食べる。ケーキとサラダバーにあったフルーツポンチに加えて、学生時代大好きだった揚げ出し豆腐も健在だったので購入。文カフェの中も随分小奇麗になった気がするが、それに関しては全く文句はない。

  関内へ戻り、定時後のオフィスへ顔を出す。休みを取ったとはいえ、今週中にやっておきたいことがいくつかあったのだ。私が私服で登場したため、周囲からは「学生が入ってきちゃダメだよ」とか、「今日からインターンが来るんだったっけ?」などと弄られる。そんなに若い格好をしたつもりはなかったのだが。

  22時前に帰宅。夕食は、コンビニで購入したインスタントの味噌鍋。やっぱり、野菜が美味しい。しかも、何気にキノコも美味しかった。相変わらず椎茸だけは受け付けないが、その他のキノコならそれなりに食べられるようになった。大人になったなー。


11月28日(木)

2013年11月30日 00時25分05秒 | 2013年

  7時起床。段々と、目覚ましではなく朝の寒さで目が覚めるようになってきた。布団から出るのがつらくなる日もそう遠くなさそうだ。

  午前中、県庁へ出張に出る。馬車道から県庁脇の日本大通りにかけて随所に銀杏並木があり、この時期は景色が本当に素晴らしい。特に日本大通りは、道全体が光り輝いているように見える。今日は天気も良く、たくさんの人が通りを歩きながら自然と上を向いていた。「目を奪われる」という表現は、まさにこういうことなのだろう。

  昼食は、たまたま裏路地で見つけたモロッコ料理のお店「モロッカ」 (MOROCCA)で。「ベルベル族のミートオムレツタジン」を注文する。タジン鍋で作られたお肉と野菜たっぷりのオムレツを、パスタを粒状にしたような「クスクス」につけて食べる。正直、クスクスは何とも言えない食感だったが、オムレツは結構美味しかった。また、デザートの自家製ヨーグルトがきめ細やかで美味しかったのが印象的だった。オフィスと県庁のちょうど間くらいにあるお店なので、普段のランチではなかなか足を延ばせる距離ではないが、是非また来てみたい。

  帰り道もまた、馬車道周辺の銀杏を眺めながら歩く。太陽に照らされると本当にキラキラして見えて、もはや神々しさすら感じる。

  午後は、オフィスで事務処理。現在は色々な申請作業が並行して進んでいて、何らかの文章を読む時間が長くなっている。元々好きな部類の作業なので嫌ではないのだが、コンサルタントが作成してきた書類がめちゃくちゃだったりすると、結構イラッとする。まあ、そういう細かい指摘や修正も、嫌いではないのだが。

  夜から、先輩や後輩と一緒に、私たちの組織の入っているビルの管理組織が開催するビル内の懇親ボーリング大会に参加する。私は、初めてボーリングをするという後輩と、他の組織の方2名と同じチームになった。これが予想をはるかに超えて盛り上がり、私たちのチームは特にはしゃいでいた。しかも、ゲーム後の懇親会で表彰式があり、チーム戦では私たちのチームが優勝し、個人戦でも私が優勝だった(2ゲーム合計で330だった)。普段はなかなか接点のない方々ともお知り合いになれた(どころかめちゃくちゃ仲良くなれた)し、賞品(団体戦はお歳暮用の鍋セット、個人戦は商品券)もゲットしたし、本当に出席して良かった。

  懇親会後、職場の若手メンバーで喫茶店へ行き、閉店時間までぺちゃくちゃとおしゃべり。いつの間にか、私たちの組織も若手(~30代前半)が増え、今では10名を超えた。その中で、これまたいつの間にか、私は年齢的にも立場的にもちょうど真ん中辺りになっている。頼もしい先輩方と可愛い後輩たちに囲まれているのだ。以前はずっと自分が一番下だったらいいなと思っていたのだが、案外今の立場ぐらいが一番恵まれているのかもしれない。先輩に頼れる安心感だけでなく、後輩から頼られることによる承認欲求の充足もまた、明るいサラリーマン生活の重要な構成要素なのだ。ただ、後者に関しては、頼られる続けるための努力が必要なので、私にとっての先輩たちがそうであるように、私もまた後輩たちから頼りになると思われる存在であれるよう、日々精進したい。

  23時半過ぎに帰宅。既に、肩や腕が筋肉痛になっている。しかも、不思議なことに、ボールを投げていた右肩・右腕だけでなく、左肩・左腕もそれなりに痛い。無意識に力を入れていたのだろうか。