社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月19日(木)

2011年05月19日 23時31分37秒 | 2011年

  9時起床。本来出勤しているはずの時間にベッドの中にいるというのがこれほどまでに幸せなのはどうしてだろう。午前中は録り溜めていたテレビ番組を見たり、ベッドでゴロゴロと雑誌を読んで過ごす。

  夕方から外出し、16時の開店間もない駅前のホルモン居酒屋「広瀬川」へ。前々から一度来てみたかったのだが、1人で入る勇気がなかった。今回思い切って入ってみると、店内にはオートレース帰りと思わしきおじさんが数名いて、既に出来上がっていた。そうそう、こういう雰囲気を求めていたのだ。ウーロン茶とホルモンの盛り合わせを注文し、店員のおばさんから焼き方の指導を受けながらどんどん食べる。どれも美味しい。中でも、やっぱりハツがお気に入りだ。結局、その後もハツとコブクロと追加注文してお腹一杯になるまで食べてしまった。しかし、それでもお会計は1300円。驚くほど安い。お酒を飲まない人間が、しかも1人で入るのは少し勇気がいったが、思い切って入ってみて本当に良かった。

  帰りにコンビニでサッカーのチケットを購入。夕食は抜きにして、あとはひたすらDVD鑑賞に時間を費やす。なかなか良い休日だった。


5月18日(水)

2011年05月19日 23時17分24秒 | 2011年

  6時起床。睡眠時間が4時間に満たなかったため、めちゃくちゃ眠い。そのため、今日は東十条から乗る始発電車を1本遅らせ、最初から座って出勤。おかげで、出社してからはほとんど眠気を感じずに通常通り仕事に取り掛かることが出来た。

  午前中に来会対応をして今後の事業に関する話を進めてから、上司と一緒に相模湖へ出張。先月に引き続き、片道1時間半の長旅である。横浜線で八王子、中央線で高尾、そして相模湖と、電車を下りるたびにどんどん空気が綺麗になっていくのが実感できる。昼食は、駅前にある「かどや食堂」でわかさぎフライ定食を食べる。出てくるのが遅くて危うく遅刻しそうになったが、味は美味しかった。まあ、土地柄のんびりしているのだと前向きにとらえよう。

  駅前でコンサルタントの先生と待ち合わせ、商工会で農業事業者の方からの相談を受ける。多くの農家の抱える問題のひとつに、出口(販路)の狭さが挙げられる。どれだけ質の良い農作物を作っても、その良さが伝わらなければ売れない時代なのだ。そこで、「すどう農園」と「合同会社さがみこ有機畑」では、すどう農園で収穫された良質な有機栽培の農作物を、さがみこ有機畑が加工・販売するという事業連携を行っている。現在の主な販路は都内の販売所と「マルシェ・ジャポン」となっており、野菜や果物に加えて、それらを加工して作ったソース、ペーストなどの販売を行っている。東京・青山で定期的に開催されているマルシェでは様々な商品を見ることが出来るので、ご興味のある方は是非。そして、今後は更に様々な販売ルートを開拓する予定だそうだ。


とても美味しくて、パンに塗ったらきっと最高だろうなと感じた。

  この方々の素晴らしいところは、単に自分たちの事業の成功(利益)だけでなく、地域の活性化を目標としている点である。これはここだけに限った話ではないが、相模湖周辺は特に広くて平坦な土地が少なく、休耕地がどんどん増えている。また、近年若者の農業従事希望者が徐々に増加してきているもののその受け皿が不足しており、自ら農家を始めるのもかなりハードルが高い取り組みとなっている。このような問題を解決する(休耕地を再活用し、農業従事希望者の参入を後押しする)ためには、作った農作物が売れる仕組みを作らなければならない。それが出来れば、地域の農業、ひいては地域全体の活性化につながる。もちろん課題はたくさんあるが、こうした取り組みがこれからの地域社会を支えるのではないかと感じた。


畑を見せて頂いた。


こういう休耕地の活用が出来れば。

  相模湖を出たのが夕方だったため、そのまま直帰する。武蔵野線経由で戻る途中、せっかくなので南浦和の「ぼてじゅう」で夕食。新たに2種類のメニューを組み合わせることが出来るセット(ピザのハーフ&ハーフみたいな感じだ)があったので、通常の関西風モダン焼きと大阪風モダン焼きを組み合わせる。このお店の本店は大阪なので結局どちらも”大阪風”なのだが、その味は随分異なるものだった。通常の関西風に比べて、大阪風は全体的に固めに焼かれており、ソースの甘みが強い。ところで、「関西風」「大阪風」という括りはどういう基準で付けられているのだろうか。まあ、どちらも美味しかったのでいいのだが。


大阪風(左)と関西風(右)のモダン焼き

  20時前に帰宅。明日は休み(日曜日の分の振替休日)なので、久しぶりに思い切り夜更かしした。