社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月9日(月)

2011年05月10日 22時09分06秒 | 2011年

  6時起床。大型連休明けの初日ということで気が重いまま家を出たのだが、電車の中で熟睡したおかげか、駅に下り立った時にはすっきりと爽快な気分になっていた。

  午前中はオフィスで事務処理。午後イチで部会議があり、その後上司と一緒に出張に出掛ける。その案件が思ったよりも早く終わり、次の予定まで余裕があったので、「横濱ありあけ本館 ハーバーズムーン」で休憩。ここのケーキは上品な味わいで、見た目も美しい。そして、美味しいケーキは人を幸せにする。しかし、それと同じぐらい幸せなのは、その時間は上司を独り占め出来るということである。こういう貴重な時間は大切にしたい。


「プリンセス・シャンティー」

  そういえば、例年6月から9月にかけて実施されているクールビズを、今年は5月から10月まで実施することになったらしい。今日はもう5月9日なので、既にクールビズ期間に入っていることになる。ジャケットやネクタイから解放されるのはありがたいが、「ということは、やっぱり今年はクーラーの設定温度が高くなるのかな…」という不安もある。うちのオフィスは空気の流れが悪く、去年はクーラーがしっかり効いていても室内温度は30℃近かった。今年はそれ以上になるとすれば、到底クールビズ程度でどうにかなるものではない。窓が開くところも限られている。これはうちのビルに限らないが、空調の使用を前提にした設計というのは、こういう時に致命的な欠点となる。下手をしたら、熱中症で倒れる人が出たりして…。

  20時過ぎに帰宅。アマゾンで注文していた本、千田有紀(編)『上野千鶴子に挑む』が届いていた。東大時代の教え子が様々な論点から上野先生に挑むという、何ともワクワクさせてくれる本である。お偉い先生が退職されると、多くの場合本当か嘘かよくわからない賞賛で溢れた寄稿集が出されるが、彼女(とその門下生たち)の場合はやはり一味違う。普段から「私は私を乗り越える研究者を育てたい」とおっしゃっていた彼女にとって、退官記念の本がこのような形になったのは、どんな賞賛の嵐よりも嬉しいことであるに違いない。本を開くのが楽しみで仕方ないが、他の本と同様に行き帰りの電車の中で読むか、それとも自宅でじっくり腰を据えて読むか、それが悩ましいところだ。いうなれば、超美人と夜を過ごすチャンスを得た時に、近くのラブホテルへ行くか、お洒落なシティホテルを予約するか、というような感じである。違うか。