天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

ははは!

2006年09月20日 19時22分22秒 | 精神世界
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
と尋ねた。 すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」
~出典不明~


ちょっと他所から転載しました。
今の私はひょっとしてとてつもなく幸福な暮らしをしているのかもしれません。

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2 コメント

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本当にそうですね (キャサリン改めメリーさん)
2006-09-21 23:06:32
とても良いお話だと思いました。

人の幸福とは...?

人間にとってお金とは...?

改めて考える良い機会になりました。

「夕食がイカの時は必ず、食べていーか?と言うのよ。」

な~んて子供達に英才教育を施している?平凡な毎日が、実は幸せなのですね。

イカったー
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そうですか (itou)
2006-09-22 10:20:05
>人の幸福とは...?

人間にとってお金とは...?

改めて考える良い機会になりました。



お金がなくて困ることもありますから

なくていいとは言えませんが、

あまりそれを追いかけるとかえって辛いことなりうるということでしょうね。

あと幸福はそんなに遠くにあるもんじゃないかもしれないということでしょうか。

すぐ目の前にあるかもしれない。





>「夕食がイカの時は必ず、食べていーか?と言うのよ。」

な~んて子供達に英才教育を施している?平凡な毎日が、実は幸せなのですね。

イカったー





それでお子さんが食べ過ぎると

「イカばかり食べてはイカン」と言うんですね。
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