最近DM治療薬であるDPP-4阻害薬(ジャヌビア)が発売になった。この製剤は食事により消化管から分泌されるインクレチン(GLP-1およびGIP)の分解酵素であるDPP-4を阻害して血糖低下効果を増強させてものである。元来インクレチンは強力な血糖低下作用を有するが血糖依存的にインスリン分泌を促進し、なおかつグルカゴン分泌を抑制します。最近の知見ではDM症例では食後高血糖に伴いインスリン分泌不全とグルカゴン分泌増加(奇異性上昇)が認められ、これが食後高血糖あるいは遅延型血糖低下の一因ではと考えられている。したがってインクレチン製剤投与によりグルカゴンの奇異性上昇を改善する効果が期待できます。ジャヌビアの臨床効果の特徴としてはSU剤と比較して血糖効果作用がそれ相当以上であるにもかかわらず低血糖や体重増加が起しにくく、さらに一日一回服用なので患者さんの飲み忘れも少なく、良好なコンプライアンスが期待できます。さらにSU剤やチアゾリジン系剤との併用も可能であるため、現行のDM治療抵抗性症例にも併用容易であります。当院でも来年早々に使用したいと考えております。
昨夜は家族みんなでささやかなクリスマスの夜を楽しみました!!自宅(マンション2F)のベランダにはイルミネーシォンが輝き、神聖なる日をみんなで祈りました!サンタさんも無事仕事を済ませ、「来年はこの不景気で来ないかもよ!?」と中3の娘に釘をさしておきましたが、「来年も宜しく!」と無視されました。実はここ数日の寒波で自宅のエアコンが凍結して動かなくなっておりまして、灯油ストーブを回している状況であります。寝室も同様でジャンパーを羽織って寝なければならないくらいであります。TVでは鳩山総理の献金脱税問題で記者会見があり騒然としております。豆鉄砲を喰らったような総理の顔には暗雲が忍び寄っているようで、いっそう寒気が悪化するのを感じます。来年は寅年ですが世界のタイガーも愛人問題でどうなるかさっぱり解りません。そんな訳で来年はどんな年になるのか心配でなりません!?われわれ庶民はいい年であることを祈るのみであります。
昨日当院忘年会2009が開催されました。従業員9名と選抜MR君13名が参加して大忘年会となりました。1次会は”重寿司”でスタートして恒例のプレゼント交換からお楽しみビンゴゲームと進み、最後は院長の特別プレゼントビンゴで最高潮に達しました。今年の栄冠に輝いた女性は川〇さんであります。高級バックを見事ゲットであります。もちろん2位、3位のバックをありまして、当選者は喜んでくれたようであります。2次会は”スナック圭”貸し切りで行ないました。ここでは大カラオケ大会が開催され、私も3曲程歌いましたが練習不足のせいで最高得点79点でした。特別ゲストのワイフとの久しぶりのジュエット(愛が生まれた日)で77点のラッキー点が出ました~。若手MR君の歌上手とエンターテイントぶりにはビックリするばかりでした。とにかくかなりの盛り上がりで最高に楽しかったです。お陰で9時間の爆睡で今朝はスッキリ爽快であります。みなさんご苦労様でした。
今年も後10日ほどで終わります。今院長室で一息付いている所であります。今年を振り返ると激動・変革の年であったと感じます。世界的あるいは日本において世界的不景気や政治交代などエポック的な出来事があったが、当院でも革変的事象があった。それは開業20年になるが初めて医学雑誌PMに投稿記載された事と医療ビルの代表取締役に就任したことである。医療従事者としてモチベーシォンを保つためには診療だけなく、臨床研究も重要であろうと日頃より考えておりまして、その集大成が今回の論文掲載であったのであります。それに平行してまさに医療ビル経営も変革の時期を迎えており、私が代表になったことで新たな意識改革や革新プログラムを遂行できればと考えております。難しい時代に突入していることも事実でありますが、新たなモチベーシォンをもって難題に取り組みたいと思っております。
日本時間の深夜キックオフした世界クラブ杯決勝において欧州覇者バルセロナ(スペイン)が南米王者エストウデイアンテス(アルゼンチン)を延長戦の末、2-1で競り勝ち悲願の初優勝を飾った。延長戦では世界のメッシ(アルゼンチン出身)が体でゴールを決めて最優秀選手のテクを魅せた!とにかく世界サッカー最高峰の試合だけに見逃す訳にいかないと思い、眠い眼を擦りながらTVにかじり付いていたが、素晴らしい試合に興奮しました。それにしてもメッシの土壇場のゴールには感動しました!!スポーツって本当にいいものですね!!ちなみに私はアルゼンチン(ブエノスアイレス)に行った事がありますが、スペイン風の香りがする南米都市であります。牛肉以外の肉(豚・鳥)は肉と言わないそうであります。