当院でも最近、動脈硬化と密接に関係する総アデポネクチンを測定しています。対象はIGTとＤＭ患者さんです。残念ながらまだ保険収載になっていないため、患者さんに了解を得て、自院の研究費として処理しております。ですから患者さんは無料です。実際測定してみるとかなりのばらつきがあることに気が付きました。一般に女性が男性より高いとされていますが、個人差が大きく、内蔵肥満に起因すると言うよりはむしろ遺伝子型(生まれつき)による影響が大きいと思っております。１０人に２～３人が極端な低アデポネクチン(＜４μｇ/ｄl)を示すことが判明してビックリしております。実はアデポネクチンは多量体を形成しており、高分子量アデポネクチンが高活性を示します。特に内蔵肥満ではこれが減少する(30%前後)とされています。みなさんの食材にもオスモチンというアデポネクチン類似の物質を含むものがあります。オスモチンはトマトやキウイそしてピーマンに多く含まれているそうです。時前に自分の総アデポネクチンがどのくらいあるか心配な方は当院で無料で測定して差し上げます。その代わりといってはなんですが、メタボ特定健診を受けてくださいませ。やはり総合的な診断が大事であります。
昨日は仙台国際センターで開催された内科学会主催の「内科学の展望」に参加してきました。各SECTION別に最新の診断治療マニュアルについて専門教授の講演がありました。リュウマチや多発性硬化症の診断治療は最新の生物学的治療の導入により、飛躍的な効果が認められるようになってきいる。消化性潰瘍やＤＭについてもＨＰ除菌やチアゾリジン誘導体の導入により、完全治癒や心血管イベントの有意な抑制効果が期待されるとしている。またＣＯＰＤや結核治療事情も急展開を示しており、正しい診断をキチッとした上での臨床治療の重要性を示されました。とてもコンパクトで意味深い学会であったと思います。実はこの学会は内科認定あるいは専門医の単位取得に関連しておりまして、内科認定である小生もこれが欲しくて参加した感があります。ちなみに内科認定医更新のためには２５単位/５年必要であります。また専門医は７５単位/５年と試験合格が更新にために必要とのことで大変だな～と同情致します。ご苦労様です！
昨日は大館ＣＣにおいて患者さんでゴルフの親交のある上級者２人と当院関係の薬剤師Ｋ氏とそれぞれペアーを組んでお友達マッチをしました。ホールbyホールルールで前半はＫ氏のパターが冴え、「ドクターチーム」が４勝２敗３分けで勝っていたが、後半は調子が上がらず１勝５敗３分けで結局「患者さんチーム」にトータルで負けてしまった。寒くなったせいか？ダフリが”チョクチョク”出てしまい、寄せONEゴルフが精一杯でした。やっぱり患者さんには勝てません・・・。言い訳ですが、セーター一枚着込んだだけで微妙にスイングのリズムが早く小さくなり、ミスにつながったのだと思います。結局個人スコアーは８４(40-44)でした。これが今年の最終ラウンドになりかも知れません。ちなみに昨日は小生の５２歳の誕生日でもありました。
先週のマイナビABCチャンピオンシップ(兵庫県)において最終日最終組で回り、スコアーも３打縮めて、トップの深堀プロに逆転して、通算９アンダーで見事最年少ツアー初優勝を飾った。ここに来て遼プロはドライバーの正確性を増し、しぶといパッテングでパーセーブを確実にして、大崩れしなくなった感がある。今回の優勝では賞金３０００万をゲットして、総額約７２００万となり、若干１７歳にして賞金ランク６位に食い込む実績を残したことになる。これからはさらにパワーアップして世界に通用する日本を代表するプロになって欲しい。人気が先行する中、当然苦しんだ時期もあったろうし、これからもプレッシャーのかかる場面が多いと思うが、持ち前の精神力で勝ち進んでほしい。大いに期待しております！！それにしても素晴らしい。
今日は知人の娘さんの結婚式！小生が開業当初から１８年間親交のある「カラス森」の店主の娘”夏美”さんの祝いの日である。当時は１５歳の初々しい女子高生であり、妹みいたいな存在であったが、時の経つのは早くもう嫁に行くのかと感無量であります。ご結婚おめでとう！末永くお幸せに・・・！結婚２５年の先輩として一言いいたいが、最初の結婚３年間はお互いを見つめ合い、４年目からは同じ方向を向き合って歩んでください。そして２５年目には再び見つめ合ってください。”ジワッ”と幸せを感じるでしょう。とにかく自然体で気張ってください。くれぐれもお体にはお気を付けください（やはり医師の気性は抜けませんね）。
