当院の診療科目に”糖尿病内科”追加

　今年の４月から当院でも診療科目に”糖尿病内科”を追加しました。
実際、糖尿病外来は２０年以上前から診療しておりましたが、専門医でないため、
当院の診療科には掲載しておりませんでした。近年、糖尿病(DM)治療は急速に進
歩しており、選択すべき薬剤も多岐にわたり、より実践的な知識が必要となって
きています。したがって、日頃から、研究会や講演会に積極的に出席して、中央の
スタンダードな知識とその臨床実践が急務となっています。そんな中、院長の２０
年間の知識・実践のノウハウを生かすためにはこの診療科目提示して、より多くの
患者さんにその恩恵が得られることが重要と考えました。ＤＭは単に血糖とその合
併症だけの疾患ではなく、癌を含めた全身病であります。得にメタボ体質ではその
リスクが高まることが証明されており、”健康寿命を”達成するには避けて通れな
い重要な疾患であります。当院ではメタボ症例でＤＭ軽症～ＩＧＴ(境界型)例でも
心血管リスクが非常に高い症例群(約45%)が存在することを証明しており、軽症だ
から放置可とすることこそが高心血管リスクの認容であると考えています。ですから、
軽症～ＩＧＴ症例でも高インスリン血症群(=インスリン抵抗性群)では早期の医療介
入は重要と考えています！心配な方は是非ご相談ください！
さて今日の検査は腹部エコー３件であります。