新型インフルエンザの脅威！！

　昨日、校医である○○高校保険教員より相談がありました。来週から２学期が始まるが、新型インフルエンザの影響が心配で、今後どのような対応が必要か指導して欲しいというのである。此処に来て沖縄を始め、全国的な流行を示しおり、死者も数人出ており、緊張が高まっているのは事実であろう。他県では夏休み中のスポーツや交流活動で予想以上の接触があり、集団感染している学校も散見されます。従って、当然秋田でも同様の感染拡大の可能性が予想されます。しかし、その対策は基本的なインフルエンザ対策と同じであり、新型特有の対応は必ずしもないであります。実際には学校出入り口での消毒と嗽(うがい)そしてマスク装着に尽きるである。また感染が疑われる患者さんは早急に一般開業医あるいは指定病院に行って確定診断をつけてもらいことが先決、必要があれば抗ウイルス剤を内服して自宅安静が一番である。幸い高校生は慢性疾患の合併者数が極めて少なく、リスクは比較的低い群に相当すると考えてよいと思っております。とにかく連絡を密にとってその情報を共有することが重要であります。必要以上に心配してパニックにならないことも重要である！その保険教師は納得して帰ったようであるが・・・！？