「千本釈迦堂」と言えば、「おかめ塚」が有名です。
全国のおかめさんに朗報です。
本堂の東側に「おかめ塚」が有ります。何しろこのお寺とおかめさんは切っても切れないものです。
本堂造営の際、棟梁である高次が、かけ替えのない柱の寸法を切り誤って心憂していた妻の「おかめ」は、「いっそ斗栱(ますぐみ)をほどこせば」という一言。この着想」が、結果として成功を収めました。
本堂の奥にも「おかめ像」が祀っています。
安貞元年(1227年)厳粛な上棟式が行われましたが、この日をまたずして、妻は自ら自刃してはたしです。女の提言にとって棟梁としての大任を果たし得たということが、世間に漏れ聞こえてはと言うた理由でした。「この身はいっそ夫の名声に捧げましょう」 なんと、素晴らしい妻でしょう。(私の、嫁はんに爪の垢でものましたいわ)
このおかめの、お面や人形が本堂に全国から集められて、陳列しています。
その他、多くの国宝・重文が本堂横の宝物館に展示してあります。
尻に敷かれている、弱気な亭主さん、こんな嫁はん理想です
上京区五辻通七本松東入ル溝前町1305
全く関係ない余談ですが。お寺の界隈の 「医院・肛門科」もまるで扁額の様なものを掲げています。
よっぽど名医かな?
言葉は悪いですが、ついあっちの方と思ってました。
そういうと、屋台のお面でも「おかめさん」が有ります。
愛嬌があって、良く見ると可愛い顔です。