城南宮と言えば、説明するまでも無くあまりにも有名です。(いくつにも記載したいですが、ここは短くに止めてておきます)一記事にするのはもったいない気がしますが、あえて一記事に収めます。
この神社は、諸説有りますが、一説には、平安遷都にあたり都の守護神として祀られたということです。
祭神は、国常立尊(くにのとこたちのみこと)・八千矛神(やちほこのかみ・大国主命)・息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)と三神です。よって神紋は神功皇后の旗印にちなむ日・月・星の三光とした、いたって珍しいものです。
この社は、都の春秋の歳時記として必ず取り上げられる「曲水の宴」と四季の花木がある「楽水苑」(らくすいえん)が特に有名です。
残念ながら、私が散策した時期は花の見どころでは有りませんでしたが、お庭 を散策するだけでも、充分に心休まりました。庭を 眺めながらのお茶席も有ります。
春の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南宮も庭と五つの趣きの異なる庭をもつ「楽水苑」は「源氏物語」に登場する多くの植物が有り、みごとな庭です。
この社の境内です。また、方除けの神でも有り、宿替えする時にはここへ御祈祷を受けお札が授与されます。
また花の季節に、ゆっくりと散策したいものです。また、宿替えした後はこの神社に参拝しましょう。
伏見区中島羽離宮町7