itchy1976の日記

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映画「沈まぬ太陽」

2009年12月02日 20時25分44秒 | 映画・ビデオ・DVD
「沈まぬ太陽」公式サイト
沈まぬ太陽 映画情報(eiga.com)

○基本データ
原作 山崎豊子『沈まぬ太陽』(新潮文庫刊)
監督 若松節朗
キャスト 渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、香川照之、木村多江、清水美沙、鶴田真由、柏原崇、戸田恵梨香、大杉漣、西村雅彦、柴俊夫、風間トオル、山田辰夫、菅田俊、神山繁、草笛光子、小野武彦、矢島健一、品川徹、田中健、松下奈緒、宇津井健、小林稔侍、加藤剛

脚本:西岡琢也
音楽:住友紀人
上映時間:3時間22分 10分間のインターミッション(途中休憩)有り/ビスタサイズ/ドルビーデジタル

製作:「沈まぬ太陽」製作委員会
製作プロダクション:角川映画

(c)2009 「沈まぬ太陽」製作委員会

○ストーリー(沈まぬ太陽 映画情報(eiga.com)より)
累計700万部を超える山崎豊子のベストセラー小説を渡辺謙主演で映画化。監督は「ホワイトアウト」の若松節朗。巨大企業・国民航空の労働組合委員長を務める恩地は、職場環境の改善を目指し会社側と戦うが、懲罰人事で海外赴任を命じられてしまう。パキスタン、イラン、ケニアと次々と転勤を強いられた恩地は、10年後に本社復帰を果たすが、帰国後間もなく自社のジャンボ機が御巣鷹山に墜落するという事件に直面する。

○感想
原作は確か5巻あったと思うが、うまい具合にいいとこ取りをして、3時間30分でまとめたという感じがした。原作を読んでいないので、それが見事かどうかはわからない。途中で10分休憩がある映画は初めてだった。そんなに長いなあとは感じなかった。

正直、そんなに盛り上がっていく場面はなかったのが残念かなと思う。淡々と始まって淡々と終わる感じがした。終わりはなんかすっきりしなかった。「もう終わったのか」と思ってしまうぐらい。最後のアフリカで見た夕日は感動的だったんだけどね。

この映画は金がかかっているんだろうなという感じがする。これだけ気合が入っている作品なんだろうなと思う。豪華な俳優陣を見てよくわかる。

渡辺謙演じる恩地の生き方(信念の人)と三浦友和演じる行天の生き方(悪者?)の対比をみて、自分が正しいことをやり続けることの難しさを感じる。それは、モデルになったJALの体質のせいなのかどうかはわからない。大企業だと多かれ少なかれそういう体質があるのかなと思う。出るくいは打たれるということか。

原作を読んでみようかなと思った。多分、原作のほうが良かったと思うのかなという予感あり。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社
沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社
沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社
沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社
沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社
沈まぬ太陽 スペシャル・エディション(3枚組) [DVD]
渡辺 謙,三浦友和,松雪泰子,鈴木京香,石坂浩二
東宝


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