itchy1976の日記

当ブログは、読了本の書評・感想とスポーツ、時事問題、日常生活のコラム中心です。TB、コメント、相互リンク依頼大歓迎。

映画「マネーボール」

2011年12月13日 23時16分50秒 | 映画・ビデオ・DVD
マネーボール - goo 映画
マネーボール - オフィシャルサイト
マネーボール - Wikipedia
マネーボール(映画.com)
映画/マネーボール 映画作品情報 - cinemacafe.net
『マネー・ボール』を検証する
マネーボール@ぴあ映画生活

○スタッフ(goo映画より)
監督 ベネット・ミラー
脚本 アーロン・ソーキン スティーヴン・ゼイリアン
原作 マイケル・ルイス
原案 スタン・シャービン
製作総指揮 スコット・ルーディン アンドリュー・カーシュ シドニー・キンメル マーク・バクシ
製作 マイケル・デ・ルカ レイチェル・ホロビッツ ブラッド・ピット
撮影 ウォーリー・フィスター
美術 ジェス・ゴンコール
音楽 マイケル・ダナ
編集 クリストファー・テレフセン
衣裳デザイン カシア・ワリッカ=メイモン

○キャスト(goo映画より)
ブラッド・ピット (Billy Beane)
ジョナ・ヒル (Peter Brand)
ロビン・ライト (Sharon)
フィリップ・シーモア・ホフマン (Art Howe)
クリス・プラット (Scott Hatteberg)
ケリス・ドーシー (Casey Beane)
キャスリン・モリス

○あらすじ(goo映画より)
メジャー経験のあるプロ野球選手から球団のフロントに転身するという珍しいキャリアを持つビリー・ビーン(ブラッド・ピット)。風変わりで短気なその性格は、若くしてアスレチックスのゼネラルマネージャーになってからも変わらなかった。自分のチームの試合も観なければ、腹が立つと人や物に当り散らすという、癖のあるマネジメントを強行。そんな変わりダネが経営するアスレチックスは弱かった。しかも、貧乏球団のため、優秀で年俸の高い選手は雇えない。チームの低迷は永遠かと思われ、ワールド・チャンピオンの夢はほど遠かった。だが、野球経験はないものの、データ分析が得意なピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)という球界の異分子と出会ったことで、風向きが変わり始める。ビリーは後に“マネーボール理論”と呼ばれる“低予算でいかに強いチームを作り上げるか”という独自の理論を実践。だがそれは同時に、野球界の伝統を重んじる古株のスカウトマンだけでなく、選手やアート・ハウ監督(フィリップ・シーモア・ホフマン)らの反発を生み、チーム状況が悪化。それでも強引に独自のマネジメントを進めてゆく。その揺るぎない信念は、徐々にチームに勝利をもたらし、誰も想像しなかった奇跡が……。球界はビリーの手腕を認め、周囲からの信頼も次第に回復。そしてある日とんでもないオファーが飛び込んでくる。しかし、そこで重大なことに気づいたビリーは、意外な行動に出る……。

○作品紹介(goo映画より)
メジャーリーガーから球団経営者に転職した実在の人物、ビリー・ビーン。彼は強豪球団の三分の一しか年棒が払えないという球団の弱点をカバーするため、2002年に「マネーボール理論」を導入。これまでのやり方にしがみつこうとする抵抗勢力に迎合する事なくチームの変革を成し遂げ、公式戦20連勝という記録を打ち立てた。本作では、自分の信念を貫きチームを変革していくビリー・ビーンを、ブラッド・ピットが力強く演じている。元野球選手たちが選手役で出演しているだけあって、試合シーンはリアリティたっぷり。普段は見られない球場の裏側が多く見られるのも、ファンにはたまらない。監督を務めたのは、『カポーティ』のベネット・ミラー。

○感想
2011/12/09 ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて観賞
野球を扱った映画ではあるんだけれど、主役は貧乏球団のアスレティックスのGMであるビリー・ビーンの話なんだよな。スポーツものならではのスポ魂は期待しないほうがいい。原作は昔に読んだことがあって、今までの常識とは違って科学的というのかデータ重視(セイバーメトリックス)という姿勢だという感じは受けた。他チームが見向きをしない費用対効果が高い選手を多く獲得するしかないというのもわかるな。

気になるのは、ビリー・ビーンがまだ現役のGMなんだよな。それに、ワールドシリーズ制覇を成し遂げていないわけですよね。いわば、ビリー・ビーンはまだ道半ばのときに映画にするってどうなんだろうな。

ビリー・ビーンの信念とかっていうけど、まだ地区優勝しか成し遂げていないわけですよね。それに対して、信念って言われてもぴんとこないかな。2000から2006年でプレーオフに5回進出しているが、2007年以降は地区の下位に低迷しているわけですね。
オークランド・アスレチックス - Wikipedia
ビリー・ビーン - Wikipedia

映画の評価としては4ですね。1,500円は払ってもいいのではないでしょうか。私はそんなに嫌いではないけれども、終わった後何が残ったのかというと、知っていた話で何も残らなかったなという印象でした。彼自身がまだ何か成し遂げてはいない人ですからね。

マイケル・ルイス (著), 中山 宥 (翻訳)『マネー・ボール(私の書評)

野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス
データスタジアム
宝島社
プロ野球本当の実力がわかる本―セイバーメトリクスで見るプロ野球 (NIKKAN SPORTS GRAPH)
日刊スポーツ出版社
日刊スポーツ出版社
メジャーリーグの数理科学〈上〉 (シュプリンガー数学リーディングス)
後藤 寿彦,Jim Albert,Jay Bennett,加藤 貴昭
シュプリンガーフェアラーク東京
メジャーリーグの数理科学〈下〉 (シュプリンガー数学リーディングス)
後藤 寿彦,Jim Albert,Jay Bennett,加藤 貴昭
シュプリンガーフェアラーク東京






最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (リバー)
2011-12-21 00:32:38
TB ありがとうございます。

たしかに 野球を扱ったいるだけで野球映画とは違いました
ビリー・ビーンに興味を持ちましたね
微妙な部分もあり (KGR)
2011-12-21 00:41:29
>彼自身がまだ何か成し遂げてはいない人
うーん、確かに。
この部分も微妙ですが、野球、プロ野球をやる意味が少し違っている気もしたりして、
よくよくプロ野球ってなんだろうと考えてみると微妙です。
Re:Unknown (itchy1976(当サイト管理人))
2011-12-24 17:26:33
リバー様コメントありがとうございます。

野球のGMを話題にした映画でした。ビリー・ビーンは未だにオークランド・アスレチックスのGMになりますが、他のチームがまねしだしたので、最近は結果を残せていないようです。

これからもよろしくお願いします。
Re:微妙な部分もあり (itchy1976(当サイト管理人))
2011-12-24 17:34:19
KGR様コメントありがとうございます。

ワールドシリーズですらまだいっていないわけですから、その点から言えば、何も成し遂げていないという表現は当てはまるのではないでしょうか。プレーオフに4回進出していることを目標に置くと、4回成し遂げているとも言えます。球団がGMにたいしてどこに目標を持つかということで成果は語られるのではないでしょうか。

球団からすると、オークランド・アスレチックスの観客動員がよくないということのほうが問題かもしれませんね。

これからもよろしくお願いします。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。