散日拾遺

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畏友が定年後に開花のこと

2018-12-26 18:05:12 | 日記

2018年12月26日(水)

 すっかり遅くなった。先週の新聞記事から。

 畏友・櫟原(ひらはら)利明君に白羽の矢が立った。日本相撲協会が暴力問題対策を進めるため、コンプライアンス委員会を発足させる。あわせて「教育研修担当顧問には元参院法務委員会調査室長の櫟原利明氏が就任」と記事の下から三分の一あたり。

 いよいよ活躍の時。彼は幼少時からの相撲愛好家だが、見るだけの愛好家でなく自らとる人だった。好きが嵩じて、自分の通った中学・高校・大学の全てに相撲部を作る。中高は残念ながら後継者が得られず続かなかったが、彼の創設した東京大学相撲部は立派に活動を続けて発展中である。

 彼とは教養課程のドイツ語クラスで出会った。ロシア・アルメニア通のE君、ミルクワンタンの О 君、高校時代からの悪友 R などが一緒である。相撲部創設の際にも声をかけられ、もともとスポーツマンのО君は初代の主力選手になったが、僕は三日と続かず逃げ出した。それでも見限ることなく、披露宴ではよく通る相撲甚句で寿いでくれた。コーラス向きの美声でもある。

 僕も相撲は大好きなので知った風なことを当ブログに書くが、そのつど後で高閲を乞うている。多少とも詳しく語れるのは彼の薫陶のおかげ、卒業後の職業経験も幸いしてこれほどの適任者は他にありえない。定年後のこの開花、彼のためにも相撲道のためにも朗報と聞く。

(記事が読めちゃうと日経さんに怒られるかもしれないので、わざと小さく転載)

Ω


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