2014年2月26日(水)
仕事の合間に、他人様のブログで一休み。
そういえば日曜日に、古典落語『夢金』をNHKでやっていた。
あれも芝居見物の帰り道が雪になり、籠なんぞよりも船で浅草から深川まで戻りたいと、船宿を客が訪れて始まる噺だった。
当時の江戸、行ってみたいな。
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◯ 湯船の由来
現在の様子からは想像もできませんが、東京が江戸と呼ばれていた頃は、
水景色の実に美しい街だったそうです。
安藤広重の『名所江戸百景』では、100枚中67枚も、堀・川など、水場の光景が描かれています。
明治以前、江戸はベニスのような水運の町だったのです。
そんな時代の話です。
当時、時々湯を入れた桶を積んだ船が、水路を利用して町々に巡ってきました。
その船は、言わば移動式の銭湯で、庶民はこの船がやって来るのをささやかな楽しみにしていたそうです。
湯を積んだ船ということで、その船は『湯船』と呼ばれていました。
それが、次第に陸に上がり、銭湯と姿を変えてからも言葉だけは残って、
現在の湯船の事を言うようになったという事です。
【青春出版社 語源-面白すぎる雑学知識 part 4 身近にありすぎて知らない日本語】より
(http://www.za.ztv.ne.jp/vgv7ynpq/homepage/zatugaku/zatugaku-list/yubune.html)
◯ ついでに、浮世絵の面白いサイトがあった。
Japanise Beauty Design(http://www.japanbrands.jp/blog/)
『柳ノ島』と『狸の川狩り』、水辺の風景つながりで。