2019年11月18日(月)
ラジオ教材2回分に続いて、女性アナさんの主導で広報用のやりとりを収録。これも無事に終わって訊けばアナさん、島根県は松江市の出身という。そらきた!
「内中原小学校に通ってたんだよ」
と言ったら、のけぞって目をまん丸くした。私の学区はウチナカバラのお隣りの某小学校でと御披露あり、そうそうそれが正しい、ウチナカハラと言ったらよそ者だと分かっちゃうのだ。
写生会はいつも松江城、国宝指定されて島根県民は嬉し涙を溢しました等々、しばし歓談の後ふと思い出して
「ジャンケンポンね」
「はい、ジャンケンポン?」
「ヤッキッキって、今でも言う?」
「言いません、聞いたことないです。」
何と、やっぱりそうなのか。
先月、出雲市出身の人と会う機会があって、訊いたらこの人も知らないという。出雲と松江は近くて遠いお隣さん、ヤッキッキは松江限定ってこともあろうかと思ったが、松江のしかも至近の人が知らないとなると、ウーン…
ジャンケンポンはヤッキッキ、あいこでしょはオーラーキ、休み時間や放課後は必ず口にした言葉だもの、記憶違いのはずがない。
現にネット上にもこの通り。
https://dictionary.goo.ne.jp/leaf/dialect/2548/m0u/
アナさんのお年頃が僕には分からないが、大きく見積もれば30年以上の違いがあると、要するにそういうことか。それにしてもあれほど日常的に使われた基本語彙が、たかだか30年で雲散霧消するものかと無常の思いを禁じ得ない。市内でも地域によるかもしれません、今度妹に聞いてみます、とフォローしてくれるが、とてもそうとは思われない。
そういえば「ヤッキの〇〇〇〇が破裂した」なんていう進化形もあったはずだが、まさか僕の妄想的創作ではないよな。
ああ懐かしのヤッキッキ、僕は君を忘れないからね〜
Ω