散日拾遺

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年々歳々花相似

2016-03-11 07:48:53 | 日記

2016年3月9日(水)

 6日(日)の沙羅の会の講演を終え、たまっていた疲れがあったのか2日間ほとんど虚脱状態。3日目が会議日で、海浜幕張駅からふらふら歩いて行くと、河津桜がいよいよ満開である。

 教授会で特別講義提案の採否発表あり、僕の提案は残念ながら2つともあっさり蹴られた。もっと魅力のある提案があったんだから仕方ないが、講師に予定していた面々はそれぞれの領域で間違いなく日本屈指の人たちなので、どうも申し訳ない。

 夜になって担当者から通知書の送付あり。評価委員のコメントを今後の勉強にと確かめていて、あるところで目が止まった。『災害とメンタルヘルス』に対して付されたコメントである。

 「今、何故「災害がもたらす」メンタルヘルス上の問題を取り上げるのか、適時性の観点から疑問」

 ひょっとして、本気でおっしゃってます?

 だとしたら疑問なのは当企画の適時性ではなくて、おたくさまの評価者としての、否、日本の社会に生きるものとしての適格性ですよ。