散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
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何がイヤなのかというと・・・

2014-06-25 13:57:18 | 日記
2014年6月25日(水)

 雲が多いが晴れの朝、締切近い校正原稿を父に頼んで近所から出してもらう。
 ヤマト便を扱うのは親しい農家の御夫婦で、着払い伝票を扱うのは初めてと、わざわざヤマトに確認しておられた由。好きだなあ、この感じ。
 残りは東京でやるとして、午前中は喬木の枝おろしなど。梯子から降りたところで、アシナガバチの巣を発見。巣は今しも成長中である。そういう季節と見える。

 今夕東京に戻るのが、気が進まないことおびただしい。
 東京という街のことではない。僕は江戸も東京も好きだし、気に入っている。ただ、自然からの距離が遠すぎる。正確にいえば、自然からの距離が遠くなった人々が多すぎる。
 電車の中にカナブンが飛び込んだだけで、大のおとなたちが大騒ぎする風景の馬鹿馬鹿しさと言えば良いか。もちろんそういう風景が毎日見られる訳ではないけれど、そのように反応するであろう人々の挙措動作に、自然との絆を喪失した哀れな結果がいちいち現れており、しかも本人達はそれを恥ずかしいとも思っていないのを見て、こちらが恥ずかしくなるということなのだ。
 毎度しつこいぐらいボヤいているスマホ問題もイヤホン問題も、実はその延長にある。体軸のねじれたヤスメ姿勢も同じことだ。「滅びるね」の世界、もちろん『三四郎』の広田先生ですよ。

 サッカー日本代表、お疲れ様。
 ゆっくり休んで、また頑張ろう!