京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

啓蟄 - 初候

2014-03-03 | インポート

3月5日~9日は「蟄虫啓戸(すごもりむし とをひらく)七十二候より」。

世は若緑色なり。。。

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春の雨に満たされ、大地と大気が潤う。そして草木が芽を吹く。

小さな虫達が、固く閉じていた戸を開いて外に出てくる時期だそうです。

ほんの2週間ほど前、大積雪により、至る所で災害に遭遇した事を、

もう随分、時間が経った事のように錯覚してしまいます。

そろそろ、働き者のみつばち君たちが、「ブゥ~ンブン」と、

羽のビートを効かせた音色を奏でながら、蜜を収穫する季節に。

そこで・・・・・今回は「蜂蜜」を使った一品のご紹介。

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蜂蜜にシナモンパウダーをふりかけ、バタートーストに塗って、

ノンシュガーの、少しミルク多めのカフェオレで頂くと、

とても絶妙な組み合わせです。朝食におススメです。

あと、季節的に「鰆」も美味しいですよね!

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市販の塩麹をつけて焼くと、簡単で、一段と旨味が出ます。

私事ですが、出社しましたら、モンシロ蝶の様に、

館内を、フラフラよたりながら走っております。。。

今日、和食厨房では、若緑色の活きスッポンをさばいておられました。

凛とした空気とリズム、そして緊張感にふれ、今の自分を反省し、、、

みつばち君の様に、邪念を持たず、

仕事に励もう!と今更ながら思いました。

スミレの花言葉小さな愛も振り撒いている、、、

“カルロス・ディオール”でした。合掌。