自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

NPB2018年のトレンド

2018-11-28 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
NPBだけの話じゃないが、野球のユニフォームというのも一般的なファッションと同様にトレンドというものがある。

近年ではロングパンツだったり、MLBのみではストッキングの多様化、NPBのみでは昇華プリント等々…。

で、今年は打者のヘルメットに目立った変化があった。MLB、NPBとも目についたのが「フェイスガード」

#9 丸佳浩(広島)

日本シリーズや日米野球でも、福岡ソフトバンクの柳田悠岐選手らがほおを覆うフェースガード付きを装着。

顔への死球禍を防ぐための措置だが、ファッション性も意外に受けているという。

MLBで普及した影響で、今年の夏ごろから付ける選手が増えたらしい。

これまで、近鉄のマニエル選手や福岡ダイエーの秋山幸二選手らが、顔面に死球を受けた直後の対策として特注のフェースガードをヘルメットに付けたことがあったが、短期間の特例的な使用に限られていた。それが、米国の後を追うように日本でも売り出されるようになると、福岡ソフトバンクでも一気に広がった。

柳田外野手のほか、「甲斐キャノン」と呼ばれる強肩の甲斐拓也捕手、チャンスメーカーの川島慶三内野手…。日本シリーズでも、打席の左右や打順にかかわらず、数人の中心選手がほおをカバーで隠して投手に相対した。

投手の球速が上がり、前足を早めに踏み込む打撃スタイルが強打者を中心に普及。内角の投球を避けづらくなり、死球の予防策として使われるようになったという。厚みがそれほどなく、一定の視野を確保できる構造も決め手の一つ。

ただ、福岡ソフトバンクでは別の理由もあるようで、MLBのスター選手であるトラウトやハーパーが使っているのも大きい。『かっこいい』『ファッショナブル』というノリのようなところもあるらしい。

日本野球機構によると、ガードの装着は「ヘルメットの改造」に当たり、各球団からの申請を受けて現物を確認し、許可を出している。東京ヤクルトのバレンティン選手のように昨季から取り入れている選手もいたが、今季に入って使用が急増したという。

申請は全12球団から出ているもののチームによって温度差がある。阪神タイガースによると、今季加入したナバーロ選手のみが使用を届けていて個々の選手の判断に任せているらしい。

日本シリーズで福岡ソフトバンクに敗れた広島でも少数派にとどまる。クリーンアップの丸佳浩選手、鈴木誠也選手らが今季から使い始める一方、「圧迫するような感覚がある」などと見送る選手が多いという。

さぁ、本格的に日本に上陸したフェイスガード。来年からはこのトレンドが定着するか?新たなトレンドは多少違和感があるが、これも野球観戦の楽しみでもある。

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)