![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/86/27b595c124406d1c5c5fc431d1bc770a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/24/3c317af03dc58285412ba35083a836ca.jpg)
元外交分析官の見方はこうだ。
<【イスラム国殺害脅迫】人質「盾」過去にも 「テロには屈しない」政府方針>
http://www.sankei.com/affairs/news/150125/afr1501250022-n2.html
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元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏の話 「湯川さんの殺害が事実だとすると、『何をやっても無駄だ』と日本に無力感を持たせることがイスラム国の目的なのだろう。彼らの目標は世界イスラム革命を進めることだ。事実関係の確認が大変なことも含め、日本政府を振り回し、『日本政府は何をやっているんだ』と日本の国民世論の怒りのはけ口をイスラム国から日本政府に向けようとしている。日本はその謀略に乗ってはならない。イスラム国に日本政府と協議する気はないとみなすべきだ。日本政府は『人質をただちに解放せよ』『責任は全てイスラム国にある』『日本政府も日本国民もテロには絶対屈しない』と繰り返し、メッセージを出すしかない。イスラム国は今、日本と戦争をしていて、人質の日本人を駒として使っている。日本人は戦争が今起きているという認識を持つべきだ。この戦争には絶対勝たないといけない」■
平和ボケへの打撃、ショックになる分析だろう。そのテロリスト集団の目論見どおり、「安倍政権が悪い」と非難している民主党や共産党の国会議員、朝日新聞などはまさに「利敵行為」を率先して行っていると言っていい。軽佻浮薄な愚かな反日日本人どもである。
記事にはほかのコメントも付いている。
■中東調査会の金谷美紗研究員の話 「今回の画像公開は、情報の端緒がインターネット上の海外の掲示板サイトに書き込まれていた。そこから指定されたアドレスをクリックすると画像にたどりつき、従来のイスラム国の広報手順とは異なるもので声明の出し方としては異例。正式なビデオを作って声明を出す前に『湯川さんは死んだ』『処刑した』ということだけを伝え、日本政府に揺さぶりをかける目的だろう」
公共政策調査会の板橋功氏の話 「イスラム国の狙いは当初から身代金ではなく、存在のPRだったとみられていた。画像が本物だとすれば、人質を殺害するというインパクトに加え、仲間の解放を新たに求めることで、さらに強力なPR効果を狙った可能性がある。日本国民をあおる目的もあるはずで、冷静に経緯を見守るべきだろう」■
「揺さぶり」や「あおり」に同調している勢力はまだまだいる。今後も次々出てくる可能性がある。
この運動もまんまと策略にはまった口だ。朝日が報じているのも、その証拠か?
<「後藤さんの命を救え」 官邸前で200人がアピール>
http://www.asahi.com/articles/ASH1T5SYFH1TUTIL01Z.html?ref=smartnews
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/be/1ff5e0bd170deaa8444ac2d1660ce82a.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/15/c0f5b400dc1d1510bc11dfe2a80efafd.png)
■東京・永田町の首相官邸前では25日夜、約200人が「後藤さんを見殺しにするな」「後藤さんの命を救え」とシュプレヒコールをあげた。「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」事務局の高田健さん(70)らが25日正午前、ツイッターで呼び掛けた。高田さんによると、大阪府から駆けつけた女性もいた。
「I AM KENJI」のプラカードを掲げた横浜市のアルバイト、佐藤真左美さん(55)は「後藤さんを守って、と安倍政権に言いに来た」。東京都目黒区の会社員女性(35)は「自己責任と他人事のように言う人がいる。政府はそんな考えを持たずに交渉してほしい」と話した。
パレスチナ難民の子どもの支援活動をしている東京都板橋区の主婦岡本彰子さん(54)は、安倍政権に対し「テロに屈しないという主張は一度抑え、人命第一で交渉しないといけない」と求めた。■
朝日好みの愚民=愚昧な民の見本市のようなものである。似たような景色は沖縄の米軍基地の前でも見られそうだ。
この新聞も同類だ。北海道新聞の社説にこうあった。
<邦人人質事件 早期解放へ全力挙げよ>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/588274.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c8/2247a7e3a6c94361e41b6eab4663e05e.jpg)
▽ 政府はイスラム国側との交渉ルートを確保できているのか。困難なのは分かるが、対応が後手後手に回っている感は否めない。
長年の習性で、どんなときでも政府を批判せずにはいられないのである。だが、テロ組織による人質事件で「先手」などどう打つのか。具体的に論じてほしいものだ。これも決まり文句による批判のための批判なのだ。
一面のコラム<卓上四季>にも意味不明なことが書かれている。
<羊を送る>http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/
▼イスラム国が信奉するコーランには、無実の人間を殺すことを許す表現はない。彼らが聖戦と呼ぶジハードは本来、イスラムのために努力する意味だ。人間を力でねじ伏せてもイスラムの教えを心の中に根付かせるなどできようもない▼イスラムの世界に、こんな寓話(ぐうわ)がある。預言者イブラヒムは、神へのいけにえとして息子のイスマイルを殺す必要があるとのお告げを夢の中で見た。まさに殺害しようとした瞬間、神は羊を遣わして息子の危機を救ったそうだ▼日本政府は人命最優先を主張する一方、テロは断固許さぬとしている。その姿勢を理解できるにしても、「羊」を送る知恵はなかったのか。湯川さんは、昨年8月から拘束されたままだった
何が言いたいのか?これも、もっと早く手を打つべきだったと言いたいのか?では、どうするべきだったのか?何の案も持ち合わせていないのか。ただ、政府にいやみの一つも言いたいだけなのだ。根っからの反日左翼、性悪新聞なのである。
社説でもコラムでも「自己責任論」を批判していることも共通している。
社説▽危険地域での警備業務を請け負う会社を立ち上げた湯川さんは視察などを目的にシリア入りし、拘束された。「シリアでは救急車が足りない。支援したい」と話していたという。
自分の意志で危険地域に行ったのだから、犠牲になっても仕方ないとの考えは認められない。
コラム▼湯川さんは経営する民間軍事会社の実績づくりのためにシリアに入ったという。英語力も不十分で無謀との批判もあろう。しかし、不条理な暴力にさらされていいわけがないし、よく言う自己責任論はうなずけない
「犠牲になっても仕方ないと」などとは誰も言っていない。外務省が渡航を禁止している危険地帯にあえて入るには、それなりの覚悟が必要だということだ。覚悟の問題なのである(後藤さんは自らの責任を広言していた)。責任を政府になすり付けてはならないのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/76/495169549495b24fdf1b15c1345b56ac.jpg)
今回の人質殺害で、最大の責任があるのは、言うまでもなく「イスラム国」だ。そして次が「本人」なのだ。危険地帯に行かなければ人質になることも、殺されることもなかったからだ。そして、政治や行政に瑕疵があった場合などには政府にも責任が及ぶ。例えば、北朝鮮による日本国内からの拉致事件の場合の責任は明らかである。救出できるのにしななかった場合や、救出方法を間違えて犠牲者を出した場合なども同じだろう。
なのに、日本には真っ先に安倍政権を批判する愚か者どもが大勢いるのだ。反日左翼が大手を振ってまかり通るおかしな国である。「ガリバー旅行記」で江戸を登場させたスィフトなら、今の日本の珍風景をどう描くだろうか。
さすがにこの共産党員は、発言を上から撤回されられたらしい。
<共産・池内氏が謝罪「今の時期に昨日のようなツイートは不適切だと考え削除しました」>
http://www.sankei.com/politics/news/150126/plt1501260014-n1.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/70/5da5aee3cd662b7cf57484386ba2831f.jpg)
■共産党の池内沙織衆院議員は26日午前、自らのツイッターに「今の時期に昨日のようなツイートは不適切だと考え削除しました。お詫びいたします」と投稿した。
池内氏は25日未明、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」により日本人1人が殺害されたとする画像がインターネットで公開された後、ツイッターで「国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ言語道断」などと政府批判を展開していた。イスラム国への批判は一切なく、同党の志位和夫委員長も「不適切だ」との認識を示していた。■
志位委員長でさえ、「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ。今あのような形で発信することは不適切だ」と述べたのだ。
徳永エリ参院議員ら複数の議員がフェースブックやツイッターなどで事件に関連して政府批判を展開している民主党も、郡司彰参院議員会長が「『何をするな』ということではないが、抑制的に、慎重にそれぞれの行動をお願いしたい」と自重を呼び掛けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/09/ed405e916b147bad475d152ef4a20dd3.jpg)
共同通信社が25日に実施した全国緊急電話世論調査によると、日本人殺害脅迫事件に対する安倍政権の対応を「評価する」は「ある程度評価する」を含めて60・6%、「評価しない」は「あまり評価しない」を含めて31・2%だった。
「評価しない」の中には、池内、徳永的な感情の持ち主がいるということだろう。日本人の弱点である。今回の問題で、政府に失態があったわけではない。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が24、25両日に実施した合同世論調査によると、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件への安倍晋三政権の対応について、58・9%が「取り組みは十分だ」と肯定的に評価し、「十分でない」の26・8%を大きく上回った。
そして今浮上しているのがヨルダンの対応だ。朝日はこう書いている。
<日本人だけ帰してとは…自国民も人質、悩むヨルダン>
http://www.asahi.com/articles/ASH1V1TJ2H1VUHBI006.html?iref=comtop_6_01
■過激派組織「イスラム国」は、拘束しているフリージャーナリスト後藤健二さんと引き換えに、ヨルダンに収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めている。ヨルダンで暮らす人々は今、複雑な心境で事態の推移を注視している。
ヨルダンでは昨年12月、ヨルダン軍の戦闘機がシリア北部で墜落し、操縦士が「イスラム国」の人質になっている。米軍が今月初め、操縦士の救出を試みたが、失敗。その後、関係者によると、リシャウィ死刑囚と交換する案が浮上していたとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/7c/2bea6a73404fef6b80c702a49ee1cc10.png)
首都アンマンの土産物店で働くヒシャム・アハマドさん(23)は、日本人の観光客と接する機会が多く、日本のマンガも大好きだ。…■
各国政府の責務は、それぞれの国民の生命と財産を守ることだ。外国人より自国民が優先する。例えば、日本で定員一人の救助枠しかない場合、外国人を助けて日本人を見殺しに知ることはあり得ないのだ。国民が納得するはずもない。
ヨルダンも同じだ、女死刑囚は50人以上が犠牲になった無差別テロの実行犯だという。国民はテロ犯の交換に否定的なのだという。ましてや、自国のパイロットが捕虜となっているのに日本人を優先するなどということは考えられない(1対2の捕虜交換もありうるのだろうが、テロ犯を釈放する捕虜交換自体への批判もある)。楽観はまったくできない。
先日紹介した後藤さんの母親の記者会見の全文がこのサイトで読むことができる。息子の解放を訴える場だというのに、脱原発を熱心に説いている。
<地球の為に頑張ります!>
http://blog.livedoor.jp/soyokaze2009/archives/51842924.html