“色の話いろいろ”

色には意味があり、使い方次第で印象が良くなります。
「イマイチ」が「素敵」に変わります。

田中丸 九州古陶磁 精華展へ

2008-10-22 | 日本の美術品めぐり・鑑賞会

'10/7/10の出来事

福岡市美術館へ日本の色めぐり会のみんなで行って来ました。
二日のうち参加者が片方に偏ってしまいましたが、どちらの会員の方も満足していただけたようです。

沢山の九州古陶磁を鑑賞することで、秀吉の朝鮮侵略後、九州の陶磁器が目覚しく発展していく過程がよく判り、それぞれの地で焼成された焼き物の魅力を理解することができ、楽しい一日となりました。
(個人的には茶の湯に使われた茶碗・茶入れ・水指などの焼き物が魅力的でした)

なかには、写真のような現代アートかと思わせてくれる美術品もありました。鍋島の“染付 葛屋形香炉”です。柔らかな青に癒やされます。
“染付”と呼ばれる訳は、藍染めの青を連想するからだそうです。
沢山の素晴らしい焼き物を鑑賞させてくださった、田中丸さんと、福岡市美術館に感謝ですね。

それにしても日本人ほどさまざまな食器を台所に常備し、普段から使っている人々はいないのでは?
食卓に並ぶ食事は国際色豊かで、それらを盛る食器も様々です。
あなたのお家の食器は何種類ありますか?何枚ありますか?
さて?数えるの大変そう・・・

その後は、松永記念館室と仙展も鑑賞することができ、これまた大満足です。

「彩りを楽しむランチ」でも、会員同士の会話が弾みます。
デザートのぜんざいを食べながら、梅ヶ枝餅をレンジで温めた後にお湯を足して食べても美味しいという話が飛び出しました。一度お試しアレ!!

日本の色めぐり会を発足して、一年がたちました。
これまで、関わってくださった皆さんに感謝いたします。
次回は、九州国立博物館・文化交流展示室に出かける予定です。

日本の色めぐり会に興味のある人はアメニティカラープロジェクトのHPをご覧ください。⇒ こちらから



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